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すくすく育て!元気な歯!

 
-掲載記事よりMismo RICHE掲載記事より-
2009年1・2月合併


RICHE2009年1.2月合併号:

歯科医院に行かない人々


「異常を感じても、治療しない」は2人に1人。

歯医者ぎらい、気軽に行けない、怖い、身近でない、などの理由で歯の治療にネガティブイメージを持つ人は多いと思います。しかし、虫歯が痛くなり歯肉の腫れや出血を感じてからでは手遅れで、いやな体験を積み重ねます。

髪が伸びて美容院へ行きヘアケアするように、定期的にオーラルケアを受けて、”毎日のお手入れ方法、生活習慣の間違い”を改善していくと、数年で歯石が付かず着色もないオーラルケアが達成できます。治療も20年以上安定して、身体の中の血液もきれいに、血管や腸内もきれいになって、若変えるんです!


FLOSS OR DIE?≠ニいう言葉を耳にしますが、どういう意味なのでしょうか?

フロス(糸ようじ)の使用は歯周病予防にとても有効です。米国歯科医師会では、歯周病が心臓病・脳梗塞・バージャー病など血栓疾患の重大な危険因子として認識されており、FLOSS OR DIE≠ニいうスローガンがつけられているほどです。なぜ、フロスをしないと死ぬとまで言われていると思いますか?

フロス…、歯間のケアが大切ということでしょうか?

歯には隣接面とよばれる歯と歯の間や、歯と歯肉の境目にある歯肉ポケットから噛み合せ面までの範囲、そして上下の歯と歯の接触部分を含むかなり広い面があり、隣接面という歯ブラシの毛先が入らないところが、歯の表面積の50%もあります。ここは、うがいや噛むことでもクリーニングされません。

特に、歯と歯の間に隠れている部分がクリーニングできず、この隣接面に隠れているプラーク(歯垢)が問題。隠れプラーク(歯垢)のバイオフィルムが除去できずに残り、分厚く増殖してしまうのです。
分泌された粘着成分によって、ゼリーや豆腐のように固まった、バイオフィルム内には消毒うがい液も増殖したプラークの中まで浸透しません。TVCMの宣伝映像は真赤なアニメ映像です!!豆腐にかけた醤油や、コーヒーゼリーにかけるミルクのように、表面を流れるだけで、中の生きたバイ菌には効果はほとんどありません。お口の中に広がった普通に飲みこめる浮遊菌しか消毒しないのです。ですから、数分するとすぐに増殖活動が始まります。歯間の根元の隙間だけをきれいにする歯間ブラシも、隙間の下部分の半分くらいしかクリーニングできません。歯肉ポケット内や、接触点周囲にはバイ菌のプラークバイオフィルムが残り、一時間もすれば、食後の栄養補給を受ければ、一時間で数千倍から一万倍にすぐに増殖します。


歯ブラシだけでは全然磨けてないのですね。

そうなんです。磨き残したプラークは、食後の栄養分によって活性化され、1時間後には、ネバネバになりながら、数千倍から1万倍に増殖してしまいます。食後に歯ブラシをしても、隣接面の隠れプラークは残り、1時間後には磨いた面にもあっという間に広がってしまいます。これはお口の中の問題だけにとどまらず、ここからが大変なのです。


口の中だけの問題じゃないのですか?全身の健康にかかわる?

菌というと乳酸菌や麹菌など繁殖する、特に人体に害のない菌をイメージしがちですが、口腔内には200〜400種と言われる菌群がいて、リケッチア・スピロヘーター・真菌などのカビ菌、さらにはピロリ菌・インフルエンザ菌など体にダメージを与えるものが見つかる場合が多くあります。

特に、マラリア、フィラリア原虫に近いスピロヘーター菌と嫌気性菌群は、歯周病菌の代表として知られ、最近問題になっているメタボリックシンドロームに大きく関わると考えられています。

スピロヘーター菌のスピロとはスピン回転、ヘーターは細長い大工さんのキリみたいなもの。スピロヘーター菌は、ワインのせん抜きのように回転しながら、時速換算で数百キロのスピードで、血液や唾液中を泳ぎ、粘膜や組織細胞に突き刺さって体内に入りこむ活動性の動物のような菌です。

もちろん、これらの歯周病菌は健康な体内に入っても免疫系細胞の反撃で繁殖できないと思われていたのです。しかし、10年程前から、脳梗塞や心筋梗塞の血栓の中、心内膜炎、心臓弁膜症の患者様、また妊娠・流産・死産・未熟児を生んだお母さんの子宮から口腔内細菌のスピロヘーター菌、嫌気性菌の内毒素が検出されており、免疫が低下している体内で繁殖することがわかってきました。

また、血管内を泳いでいく間に、多くの血管壁内皮細胞が傷付き、修復するために、血液の凝集で血栓が出来、血液がドロドロ状態になるのです。傷付いた血管壁は硬化し、動脈硬化や、血管内壁がアテローム状のプラークが沈着し、菌の内外毒素などで活性酸素が増加、動脈硬化が進行し、菌の死骸が血栓の核ともなり、毒素によって血糖の細胞吸収が悪くなり、糖尿病を悪化させるのです。

このように、歯周病菌こそがメタボを進める大きな危険因子として米国の内科医に認知されています。

お口内の歯肉ポケットの汚れバイオフィルムこそが、万病の元。

歯ブラシでも歯間ブラシでも、うがいでも除去や消毒できないところがあれば、いつも食後には歯周病菌が大繁殖して、どんどん体内血管に入り込んでいると思って間違いありません。それがFLOSS OR DIE≠ニいわれる所以です。
フロスシング(糸ようじフロス)は使い方が大切。慣れないと面倒で難しいのです。

最初、隣接面はザラザラです。歯肉炎で出血したり、腫れたりしてますから自己流ではだめ。ですから、最初に使い方をレクチャーするのです。


なるほど。こんなに深い訳があったのですね。ゴルフやテニス練習とおなじですね!?

あなたは、「HAVE FLOSSES TODAY?」
まだ、糸だけのフロスや糸のこぎりタイプですか?1日に1回のフロスでは効果は数時間しかもちません。つまり、24時間のプラークコントロールは達成できません。
歯周病菌は1時間で数千倍に繁殖しながら、24時間あなたの歯肉ポケット内で生息し、体内侵入を繰り広げています。

これらをしっかり抑制、コントロールするにはWF式のオーラルケアトリートメントがお勧めです。是非一度お試しください。
二度と虫歯や歯周病にならないために、その答をWFはご指導します。
同じ楽器と譜面で演奏しても、そのパフォーマンスの差で、最後のオべーションが違うように、WFはあなたの理想的な最高の健康オプチマルヘルス≠ノ貢献します。

歯だけでなく全身にもいいオーラルケアトリートメント、
お口から始まるアンチエイジング。ぜひ定期的に受けたいですね。

 

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