White Family dental-site
2.オーラルケアトリートメント
 
 
 

 

1日で入るCAD/CAM冠はWF 顕微鏡による精密歯科治療
1日で入るCAD/CAM冠はWF
顕微鏡による精密歯科治療

 

3DS法や爪楊枝法、酸蝕脱灰後のケアなどより
もっとも効果的な
WFのオーラルケアトリートメントがこれだ!

3D-Xアクション、CHX併用の3AMフロスケア、
スパイラルモーションブラッシング

お口の磨き方 ー ムシ歯と歯周病パーフェクト撃退法 ー

WFおすすめのトラベルコンパクトセット 販売中!

最新のフロスケアの知見、フロスが第一という見解




<オーラルケアトリートメントシステムについて>

<オーラルケアトリートメントメニュー>

fromoralcare

再石灰化
今日はフロス済みましたか?

スエーデンのアクセルソン博士は、先日行われた講演会の中で次のように語っていました。

「歯を守るためには、患者さん自身が自分の口腔内の状態を見極めるようになることが大切です」


自分の口腔内と毎日向き合えるのは、その患者さんだけ。歯磨きをするたびに歯や歯肉をチェクし、その状態に合ったセルフケアを積極的に取り入れ、メンテナンスにも進んで通うようになる。こうした流れが作られることによって、健康を維持できる確率はグンと上がります。



 



バクテリアセラピー、始めませんか?

 

0.オーラルケアトリートメント
システムについて

今までの歯磨きでは歯周病は
防げません!!!!
正しい隣接面ケアが重要。

日本人の90%が歯周病に罹患しているようです!自覚症状なく進行し、その影響は糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞などの循環器系疾患の原因として、口臭が2008年にはガンの発生率まで上げるとのレポートまであり、近年は歯周病菌連鎖として命にも関わる歯周病として認知されつつあります。予防は毎日の生活習慣です。正しいタイミングとどこをお手入れするかの方法、これに尽きます!!!隣接面ケアの効果は抜群!!
確かにめんどくさい!でも?これが意外とやると簡単でもあり、癖にもなります。良い癖ならどんどん身につけて貰いたいですね。

歯周病

トイレで用をたしたら、すぐに水で流すのと同じ



お口をきれいにケアすると、ぜんそくの症状が改善? repo-to1532

 

専任のスタッフによる、フロッシング指導モチベーションを行います。
WFでのオーラルケアトリートメントは、ただ歯磨きの仕方を教えるのが目的ではなく、まずは患者様一人ひとりに今のお口の中の状況を知っていただきます。その際にパントモの説明や、モニターや、顕微鏡から口腔内カメラ・手鏡までを使って、患者様と一緒に目で確認し理解してモチベーションを上げることができます。
見て、何処がどのように汚れているか、歯石がついているか、この磨き残し(プラーク)や歯石がついていることにより虫歯や歯周病はどのように進行していくかわかりやすく説明し、しっかり自覚して頂くことが出発であり、それは数回の繰り返しで強化されていきます。
WFには、患者様にわかりやすく説明できるようにさまざまな映像フリップデーターがあるので、説明する際にフリップはとても重要になります。
自覚症状がない部分が多いので、検査、説明で初めて理解する方がほとんど。
オーラルマップを作成しお渡しします。

現状では何も症状がでていない人でも、今のままのケアでは、将来どのような状態になってしまうのか知ってもらい、自覚していただかなければなりません。

オーラルケアを進めていく上で、モチベーションが重要になってくるのです。自覚がないだけにこれは、かなり難しいことなのです。のど元過ぎれば熱さ忘れるにならないような。

ただ一方的に話すのではなく患者様それぞれの
食事やライフスタイルをお聞ききしながら進めていきます。

WF独自の理論である、24時間持続プラークコントロールです。

3AMジャストケア、D&S、デンタルフロステクニック (CHX洗口液フロス)の重要さを知っていただいたうえで、ブラッシング指導にはいります。

定期的チェックアップでも、綺麗が持続して、

痛い歯石除去は必要なくなります。

再石灰化で虫歯菌もつかない

出血処置も、歯石除去もない、簡単クリーニングで済みます。

衛生士クリーニングも簡単になり、年一回の検査だけでもオーケーに・・・・
目指しましょう!
年一回で済む、シンプルチェックアップを!!

それには、毎日のホームケアで
24時間持続するプラークコントロール
がとても大切。

さらに、定期チェックアップのクリニックケアがジョイントすれば
鬼に金棒?怖いものはありません。

アンチエイジング効果やメタボ対策も期待できます。

糖尿、肥満、心臓病、ガンも予防できてしまう!

ホームケアだけではなくクリニックケアを定期的に受けることも大切です。

定期的にリコールで来院していただき、染め出しなど行い磨き残しがないかチェックをし、再度指導を行います。その際に出来ていないところばかり指導するのではなく、モチベーションを上げるためにも改善されてきたところもお誉めしながら指導し、患者様に気持ち良く綺麗になっていただくことが重要であると考えております。

指導も、クリーニングもあくまで無痛で無理なくです。


最初3回くらいでWFに於ける、3AMジャストケア、D&S、CHX洗口液フロス、フロス&ブラシ道具の選別、グリップ、スパイラルモーション、圧指導、ワンポイントアドバイスなどを行います。順次、数回のリコールでは、それらの復習と、アドバイス、かりに歯石などが見つかれば歯石除去などを行います。通常、2回目のリコール時には、歯石などはなくなり、ほとんど、歯の研磨程度のチェックだけになり、安定した状態なら、年一回のチェックだけでも可能になります。

オーラルケアトリートメントは、患者さまのお口の状態に合わせて、確実なケアをおこなう予防処置なので、充分な時間を掛けて患者さまに合わせて行ないます。保険ではカバーが効かないため、自由診療費になりクリーニングを含めますと¥10,000になります。

また、治療などがある場合は、ドクターによる指導、衛生管理などの保険治療に準じた範囲で歯のお掃除もしております。

初診での予約は60分で、お口の状態をオーラルマップに記入して帰りにお渡しし、お口のトータルケアと、治療に関する初回の概略案内などを行います。
また、治療に関しては再度、各部位、修復処置ごとにカウンセリングを行い、コーディネーターが患者様の要望や、生活スタイルなどをお聞きしながら、今後のプランを提示しいたします。患者さまの生活形態にあわせたプランを、ドクター、スタッフが一緒になって考え、熟慮の上患者様が決定した事項に沿って治療を進めてまいります。


治療プランに関する、セコンドオピニオンなども行なっております。最新の国際レベルでの評価をいたします。

お口のばい菌環境が悪い場合は治療に先行して、オーラルケアトリートメントを行い、また、治療と同時にドクターと衛生士が交互に拝見します。

オーラルケアトリートメントは1回60分になります。モチベーションのみは¥5,000となり、約30分です。
通常の6ヶ月リコール時のチェックも60分です。チェック結果によって、リコールの処置内容は変わりますが、その後も60分の予約になります。

WFでは、診療体制が予約時間60分と、通常の歯科医院の2倍のお時間を用意して、万全の体制でお待ちしております。

コーディネーターによるカウンセリングと、アカウンタビリティで、一対一でオプチマルヘルスを得るためのお手伝いをさせていただきます。

オプティマルヘルスの主役は患者さまご自身です!!

プラークコントロール発想の「義歯ケア」

平成24年度 歯の衛生に関する図画・ポスター最優秀作品

 

0-1.歯周疾患管理
 

お口の中の疾患、(虫歯や歯周病、歯が抜けている)に対して、それぞれの患者様のお口の状況にあわせて継続的に指導、管理していきます。そのために患者様の管理計画書を作成し、わかりやすく説明いたします。月に1度は計画の見直し、修正をし、常にお口の状態を観察管理し、改善しても再発、重症化の予防を心がけていきたいと思います。

患者さまのお身体の状態に沿って、指導内容、検査、治療プランはさまざまです。
古く、保険治療などで問題のある材料や、薬品、セメント接着法の部分は、すべて、治療プランとして、総合的に患者様と打ち合わせを行い、患者さまの希望にかなう、プランを提示致します。尚、プランでお薦めしない治療法をご希望の場合には、当院では治療をお断りする場合もございます。

当院では、患者様の10年後、20年後を考慮し、安全な治療ステップを進めるように努めて居ります。
 
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0-2.衛生指導

虫歯や歯肉炎、歯周病といったお口の中のさまざまな病気の原因となるプラーク。口腔内の病気を改善、予防する上でプラークコントロールはとても重要です。

テレビのコマーシャルなどでいわれているプラークコントロールとは、お口の中にできてしまったプラークを除去することという認識ですが、ホワイトファミリーにおいてのプラークコントロールとは、プラーク自体をつくらないようにするということです。

なぜプラークコントロールが必要なのかをホワイトファミリーは国際歯科学会や、米国歯科学会などの指針からオリジナルの手法で動機づけを行い、テクニックの知識をわかりやすく説明いたします。自覚症状もなく気になるところがなくても、現在のお手入れ状態で5~10年後に病的なお口の状態になってしまないように、予防していくことが大切です。
 
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0-3.技術指導

日本において、他にない、最先端の指導を行います。

1. フロッシング・・・ワンポイント、位置ぎめ、上下モーション(Xアクション)

2. ブラッシング(手用、電動)・・・ワンポイント、位置ぎめポジション、ブラシ圧指導、スパイラルモーション

3. その他、補助用具の選択と使用方法の説明 

オーラルケアにおいて必要となるテクニックを、基本操作をベースにホワイトファミリー独自のカリキュラムで、専任のコーチ(衛生士)が手とり足とり具体的に指導ガイドします。納得しテクニックを習得できるまで頑張りましょう。
 
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0-4.生活指導

毎日のオーラルケア(お口の中のお手入れ)をきちんとしてさえいれば、歯周病の発病や進行を完全に防ぐことができるというわけではありません。

食べ物の好みや食事回数、食事をとる時間帯、睡眠時間、喫煙、寝ている間の歯ぎしりやくいしばり、妊娠している方、全身的疾患により服用されているお薬がある場合、職種によっても口腔内環境に影響をあたえるものは数多くあります。

自分の意志ではコントロールできないものも中にはございますが、より健康な口腔内状態に改善もしくは健康を保っていくために、普段の生活で心がけるようにするにはどうしたらよいのか、等の指導を行います。

デンタルコンシュアージの専任ドクターがカウンセリングし、コーチいたします。
 
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0-5.クリーニング

1. SC(歯石除去)クリーニング
・・・超音波振動で、セルフケアではとることのできない歯石を分解してクリーニング。その後仕上げ磨きを行います。
自己流で、家庭で行うのとは違う、安全で、やさしい、クリーニングです。


2.プロフィー(パウダーポリッシュ)クリーニング
・・・歯の表面に付着した色素やうすい歯石をミント味の塩の粉で除去します。歯面クリーニング、その後仕上げ磨きを行います。歯の間や歯肉マッサージ効果ですっきりとします。
歯は日常の飲食で着色します。また、加齢によっても歯の成分結晶に変化がおきて、色調は黄色傾向になります。だからといって、ホワイトニング効果の強い、歯磨き剤や、歯ブラシを使って、毎日お手入れするのは、必ず後から、知覚過敏症や、歯肉退縮などの弊害が発生します。
定期的にやさしい、ポリッシュを受けることにより、それらの弊害を起こすことなく、歯をきれいに保てます。クリニックでのホワイトニング処置後のメンテには3ヶ月ごとに受けられることをお薦めします。


3.根面ポケットクリーニング
・・・歯周ポケットが深くなってくると自分のお手入れではクリーニングケアができなくなります。局所麻酔下で病的ポケット内をクリーニングしてポケットが浅くなるようにケアします。処置術中の痛みもなく、局所の治癒効果が高く綺麗に治癒する、また術後の安定良いレーザーによるクリーニングを行います。
超音波でもとれる根面歯石をハンドケアで丁寧にやさしく除去します。


4. PMTC(プロフェッショナルメカニカルトゥースクリーニング)
・ ・・歯の修復物などの問題で、段差や隙間などがある場合に専任の衛生士が局所麻酔下で歯の間にできている隙間を消毒して、段差をなくし、しっかりとクリーニングします。また、問題が修復物内部に及び、二次虫歯などのリスクがある場合には
・ 再修復のプランを提示し、ご説明します。プラン決定の場合は、一時的に専任ドクターに引継ぎを行い修復治療を行い、その後にまた、衛生士のメンテに戻ります。
・ 基本的にはポケットクリーニングを行うための前処置ですが、これを行うことで毎日のセルフケアが確実に行えるようになり、より効果が増します。

新しいエアーフローによる歯のクリーニング

エナメル質のトリートメント

フラッシュパール

新しいエアーフローによる歯のクリーニング

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1.口腔内細菌繁殖のカーブ

 

ばい菌のカーブ
図-1

 

1時間に虫歯菌が増える数、一匹が1時間後には2の900乗になる。

2の900乗 = 8.452712e+270

2900
8452712498170643941637436558664
2657043015572165779443540473713444267824
4090759775159067609420251500631479031989
2114058862117560952042968596008623655407
0332305341869439840813466997042828228230
5684838772653137901446636845268402498782
1414350380272583623832617294363807973376

 

図ー1:

口腔内は400種以上もの多くの細菌が存在し、お手入れが悪いとさらに悪玉菌が増えて、外部からの感染浸入で口腔環境は悪化します。

胃腸にまでその感染は広がり、最後は大腸がんや痔にまで。

口腔内増殖カーブを総合して一本にすると・・・・黒カーブ
2,4,8,16,32,64,128,と増殖率は2倍です。


青のカーブ:(フロス&歯ブラシのジャスト予防ケアと除去ケアの確立)

日本ではハブラシだけのケアで寝る前と朝起きた時のみの2回のケアだったりする。、時間のたった固着した厚みの増したバイオフィルムと格闘する感じで、磨き残して居ることが多い。こういうタイミングでケアしてることを除去ケアと名づけます。しかも、歯ブラシだけや、歯の間のケアも歯間ブラシだったりで、歯間も歯間ブラシが通る空間だけ擦る感じで、歯間の接触点や、歯間隣接根面のポケット内などは磨かずに、ケーキカットのごとく出したり入れたりで、歯間も磨きのこしと横磨きです。例えれば、トイレで大便して、寝る前や、朝起きのときだけ、便器を流している感じですから、きれいに流れるわけありません。半年ごとに歯医者さんで歯石取っていても、その間に歯周病が進行し体内感染で命の危険があります。確実な除去除菌をするためには、毎食後のすぐのケアが出来て居ないと確実な除菌ケアは寝る前、朝起きだけでは無理なんです。

昼や食べた後にケアしている方でも、食後すぐでなく、時間的に少し遅く、30分前後に歯ブラシだけでケアしている場合がほとんど。ハブラシで磨いても、ほとんどばい菌のいない場所しかみがけない歯ブラシの食後ケアだったりで、食後30分くらいの一番脱灰が進行しているときにケアしてることが多く、しっかり擦る場合が多く、歯ブラシだけで全部をきれいにしようと、丹念に擦るのですから、歯ブラシの毛先もすぐに開いてきます。食後すぐというのは脱灰が進行しない内なんで、食事中から歯間隣接面などは溶けたパスタや酸っぱいサラダドレッシングなどが詰まり、菌の増殖も加速して酸とネバネバが増えてきています。食べ終えた時には、すぐにケアしないと、酸蝕は進行していきます。それを毎日繰り返し、歯質が崩れたり、エナメル質にマイクロクラック(ヒビ)が入り、内部虫歯になっていきます。10歳以上ではそういう症状の無い、大人虫歯が増え、症状を感じてから歯医者に行くと、すでにむし歯で深く進行していることが多く、神経取ることになり根管治療で死んだ歯になります。

予防的ケアは:よく噛んで食べる「噛むクリーニング」に加え、毎食後に、カムカムクリーニングされない。歯の間の接触点周囲と直下の隣接面歯周ポケットにフロスを優先して使い、隣接面ポケットからコンタクトエリアまでをこすると、プラーク除去率は90%を越えて綺麗が永く続き、いつでも染め出しても24時間ほぼ10%前後の除去率をキープできます。
予防的ケアでは、歯ブラシは簡単で良いのです。むしろ歯ブラシの当たる面は食後すぐには、ほぼ無菌で綺麗です。
食後すぐの予防的タイミングなら、簡単なケアで済むので毎回2分以内で食後ジャストケアは終わります。4時間以上にフロスケア間隔を開けないことが、固着したバイオフィルム(歯垢プラーク)にさせないコツです。

予防的タイミングでケアすることが、簡単プラークコントロールでは大事なことです。

このケアにより、固着したバイオフィルム(歯垢プラーク)になる前にクリーニングされるので、お口の中は6ヶ月ごとに歯石除去も必要ないくらい、悪玉菌・歯周病菌のいない状態になります。きれいが24時間持続する本当のプラークコントロールが達成でき、時々サボってもびくともしません。

イエローカーブ:(歯間ブラシ&歯ブラシORハブラシのみの長時間)

歯ブラシと歯間ブラシを毎日使っていると除去は70%ぐらいです。ハブラシだけで10分くらい磨いたり、電動歯ブラシで3分以上磨くと70%くらいです。歯の周囲の染め出しでプラークの残存率30%をキープしますが、毎食後のケアでなければ、バイ菌はすぐに分厚いプラークになり除去が難しくなります。特に歯の間隣接面を食後にしないで、寝る前で、一日一回だけだったりすると、隣接面のバイオフィルムはかなり分厚く固着してしまい、磨き残します。

毎食後のケアでないと次の食事中にばい菌は大増殖していき、それをを飲み込みながら・・・、だから胃の中にピロリ菌、腸内には悪玉菌が増えていく。 食中、食後のばい菌繁殖力はすごくて、1時間で1万倍に増殖していきます。
ですから、食後の隣接面ケアは3分以内、3AMジャストケア、予防的タイミングが大切です。食後30分や寝る前までの放置だと、ほぼ、歯の表面はカルシウムの溶け出しで弱くなっていて、特に根面などはエナメル質よりも脱灰(溶出)が進んでいるのですから、歯ブラシでゴシゴシすれば、どんどん削れてしまい、知覚過敏になっていきます。
歯間ブラシに頼る隣接面ケアでは、磨き過ぎになるリスクが大きいのです。爪楊枝のごとく、ケーキカットみたいに出したり入れたりもだめです。歯間ブラシでは、隣接面接触エリアと歯周ポケット内はケアできません。歯のすきま(隙間)だけしか届きません。

レッドカーブ:(歯ブラシのみ)

歯ブラシだけのお手入れだと、どんなに時間長く10分以上磨いても、プラーク除去率は70%くらいでとどまります。その場合、軽い毛先磨きが条件です。
でも、正しい圧で動かすと、70%ぐらいにも届かないのです。隣接面の奥に30%のプラークが分厚い状態で残り、悪玉菌が増えます。
歯周ポケットの長さで比較すると、隣接面の方が長い楕円の歯断面ですから、届かないポケットの歯周囲の長さでは、50%も磨けないのです。だからポケットケアで判断すると、歯ブラシだけでは除去率は50%以下になっている方がほとんどです。

しかし、隣接面まで磨こうと力を入れてしまうと、歯ブラシはすぐに毛先が開き、その力で歯の磨きやすい面は150%こすれて、歯が削れてきて、歯肉は退縮します。すると隣接面奥の顎の骨の皮骨の吸収が進み、歯肉が下がり、根面露出を起こして知覚過敏になります。
月一回とか二か月に一回は毛先が開いて、歯ブラシを買い替える場合、10年間で60本から120本のハブラシを捨てていきます。10年後、その圧で磨き続けて、歯肉は退縮し、隣接面のポケット内歯肉炎で歯槽骨吸収も進行し、歯の傾斜が進み、根面露出や、頸部喫状欠損まででき、特に一回の歯ブラシケアで5分以上とか、電動歯ブラシでも横移動で3分以上とか使っている方は、危ないです。横方向の微振動のはずが、横移動も加わって、大きな横ストロークになって居る場合がほとんどです。歯ブラシは基本微振動ですが、動きは横ストロークや横移は動ダメです。スパイラルの円絞り運動か、縦磨きが安全ですし、電動では特に縦移動で、下、上と上下に移動させていきます。

歯ブラシだけでのゴシゴシ磨きではプラーク残存率50%です。朝晩二回のケアでは、悪玉バイ菌が増えて飲み込み状態。ほとんどの部位に分厚いプラークが出来ます。つまり、こびりついた状態で磨いても残ってるのですからすぐに増えてきます。
隣接面奥の歯周ポケット上部には、分厚いプラークが頑固な固まりになり、うがい液も染みこまない状態です。そしてプラーク内部に歯周病菌などの悪玉菌が増えて、歯周病の重症化進行で根面露出が進行して顎の骨が溶けてくるだけでなく、隣接面根面虫歯の発生、隣接歯接触点虫歯の発生があります。

喫煙: たばこを吸っている方は、この現象がとくに重症になるのです。 たばこの毒化学成分で除菌されて、歯肉が貧血気味に見えます。歯の隣接面奥には分厚いプラーク内での悪玉菌の体内侵入が多いので、これにより顎の骨の皮骨は完全になくなって、2倍以上の深い病的ポケットがでいます。フロスや歯間ブラシのケアでも届かないくぼみ歯肉に、さらに窪んだ隣接面根面が露出してしまい、歯周病の進行をストップできなくなります。
そういう重症化した歯周病では、窪んだ隣接面歯肉の状態をCOL歯肉と言います。

その結果、奥歯の噛み合わせが低くなって前に傾き、下の前歯が押されて重なり、出っ歯になります。下の前歯が前に出てくると、上の前歯を押し出すことになり、口元が不満顔の出っ歯になってしまいます。
低くなった咬み合わせにより、頬にたるみとシワができてきます。自然老化だけではなく、お手入れ方法によって、老けたり若さを保つこともあるのです。

それでもあなたは、毎日二回以上の全顎フロスケアをサボりますか?
歯ブラシだけで毎回のケアを終わらせますか?

繁殖量のカーブは、S二乗です。
繁殖が100%超えていても、食事や嚥下などで、飲みこめば、消化されたりします。
良くお手入れができて、プラークレコードが20%以下なら、このカーブのかなり下の部分の環境です。
食後の繁殖時間3時間たっても、このカーブの底の部分は、モメンタム期という部分で、あまり増殖しません。およそ、量的に数倍です。

しかし、プラークレコードが50%前後の人の環境だと、食後の繁殖時間は50%のカーブの上昇期からのスタートですからカーブは真上に向かってます。3時間後には数千倍、一万倍という量に増えているのです。ですからこういう方がお手入れしても、落とし切れずに残ってしまい。それがまた、すぐ増えるという悪循環を繰り返し、プラークコントロールが24時間達成できないので、寝ている間に歯周病も、虫歯も進むのです。

10%から20%を目標にそれが通常の口腔内環境として、安定している人は、少々、ストレスがあって、唾液が少なかったり、食後のお手入れができないで6時間経過しても繁殖開始のモメンタムがあって、プラークは増えても50%以下です。
お手入れを6時間後に再開しても、まあ10%に戻せる。
この安全マージンの大きさが、大事なポイントです。
いつでも、体調不良や非常時があっても、普段のケアで安全マージンを高くしてると、発症しないで済むのですね。

 

 

除去すべきオーラルケアの敵はこいつらだ!!!

時速800Kmで
プラークバイオフィルム内を泳ぐ口腔内細菌群

(怖い歯周病菌連鎖!!)



けっして早回しではありません。時速800kmで泳ぐバクテリア。歯周病連鎖の元です。ホワイトファミリー歯科にて撮影。2008.4


スピロヘーター菌群の動き、スピンと、細長い、キリかドリルのよ うに歯肉粘膜を突き破って、体内侵入を繰り返し、動脈内皮細胞の 炎症で、動脈硬化や、血栓を多発し脳梗塞、心筋梗塞、、バージャ ー病の元凶となる。防ぐには、オーラルケアトリートメントで、フ ロス方法をマスターするしかありません。 2009.3

うがい液でウガイしても、菌群はゼリー状のコロニー偽集球を作っ て、殺菌剤をやり過ごす、宿主の赤血球も包んで栄養源にする。そ してその繁殖力は衰えずに一時間後にはまた爆発で一気に数千倍、数万倍に増殖して行く。防ぐにはオーラルケアトリートメ ントで3AMの指導を受けるしかありません。 2009.3

 

その他のバクテリア画像



女性の眼に14匹の寄生虫―米CDC報告


女性の眼に14匹の寄生虫―米CDC報告


乾癬との問題


感染症:レプトスピラ症が沖縄で多い洪水の後は注意。


感染症:限りなく感染に近い腫瘍 repo-to1428


人食いバクテリアで死亡 米、メキシコ湾の海水中 new-069

善玉菌を増やすのはお口の中も同じ、オーラルケアで悪玉菌を増やすな!食物繊維の腸内発酵が免疫に大切


腸内細菌、脳の発達にも影響…マウス実験で

 

アレルギー疾患の予防に乳酸菌が効果

 

歯周病菌の中のスピロヘーターとは

 

深在性真菌症と歯周病菌連鎖の関連

 

深在性真菌症

 

 

腸内細菌 免疫異常抑制、マウスで確認
潰瘍性大腸炎の治療法へ期待
東大チーム

2010年12月24日 提供:毎日新聞社

腸内細菌:免疫異常抑制、マウスで確認 潰瘍性大腸炎の治療法へ期待--東大チーム

 マウスの腸内に共生するある種の細菌が、免疫機能の異常を抑える細胞の数を増やすことを、東京大の本田賢也准教授(免疫学)らが突き止めた。免疫異常が原因の一つと考えられている潰瘍性大腸炎やクローン病の治療法につながる成果で、23日付の米科学誌サイエンス電子版に掲載された。【斎藤広子】

 潰瘍性大腸炎とクローン病は、腸の粘膜に潰瘍ができる難病で、免疫機能の異常が関与していると考えられている。国内の患者数は潰瘍性大腸炎が約10万5000人、クローン病は約3万人。根本的な治療法はない。

 本田准教授らは、無菌環境で飼育したマウスの大腸では、免疫異常を抑えるT細胞の一種「Treg細胞」の数が通常のマウスの約3割しかないことを見つけた。無菌環境マウスにさまざまな腸内細菌を接種し調べたところ、クロストリジウム属の細菌を接種した場合に、通常マウスと同程度までこの細胞が増えた。クロストリジウム属の腸内細菌が多いマウスはこの細胞が多く、炎症性腸炎に抵抗性があることも分かった。

 クロストリジウム属の細菌は、ボツリヌス菌など有害なものもあるが、無害なものは人間の腸内に多数共生している。

 人間の場合も、潰瘍性大腸炎やクローン病の患者は健康な人に比べ、クロストリジウム属の腸内細菌が大幅に少ないという報告がある。本田准教授は「細菌のどの分子が免疫異常を抑える細胞を増加させるのか、詳しいメカニズムを解明し、治療薬の開発につなげたい」と話している。

悪環境で細菌の変異多発
多様性を保つ仕組みか

2010年12月24日 提供:共同通信社

 大腸菌を通常より厳しい環境で増やし続けると、突然変異が多発するように菌が変化することを大阪大と東邦大(千葉県)、弘前大(青森県)のチームが23日までに突き止めた。523日をかけ、7560世代にわたる培養実験をした結果。

 チームによると、この変化で、予期せぬ環境の異変に菌が対応しやすくなるという。四方哲也(よも・てつや)大阪大教授は「生物が多様性を保つ仕組みが働いたのだろう」としている。

 チームは37度が増殖に最適な大腸菌を41度で培養。いったん増殖速度が落ちるが、環境に適応する突然変異が起き、盛んに増えるようになった。この大腸菌を43度、45度で培養しても、同じような経過で適応した。

 各温度で培養した大腸菌のゲノム(全遺伝情報)の配列を調べると、45度で長期培養した菌では突然変異の発生速度が約10倍になっており、熱に適応するような突然変異だけでなく、適応や生存には関係しない突然変異が大幅に増えたことも分かった。

 チームによると、病院での院内感染が問題となる多剤耐性菌の発生過程でも、抗菌薬にさらされるという悪環境に置かれる中で、突然変異が多発する変化が起きた可能性があるという。成果は米科学誌に掲載された。

※科学誌はプロス・ジェネティクス




ガラスの殻で酸に耐える 食中毒のセレウス菌胞子

自然界に広く存在し食中毒の原因にもなるセレウス菌の胞子は、シリカガラスの殻で覆われて、強い酸性の環境でも身を守ることができるとの研究結果を、広島大の黒田章夫(くろだ・あきお)教授(応用生物工学)、広田隆一(ひろた・りゅういち)助教(微生物遺伝学)らが30日までにまとめた。

カイメンの骨など体の形を保つのにガラスを使った生物は知られているが、黒田教授によると、酸に強い性質の利用を確認したのは初。実験で、水素イオン指数(pH)1という極めて強い酸性の環境でも数時間生存できたという。

黒田教授らは、セレウス菌の培養環境にガラスの原料となるケイ素を加えて実験。胞子が成長するとともにガラスが外側に蓄積した。研究室で実験する場合は通常、不純物を除いた水を使うためケイ素が供給されず、これまでガラスの形成が確認されなかったのではないかという。

黒田教授によると、2001年に米国で起きた炭疽(たんそ)菌事件で、セレウス菌の近縁にあたる炭疽菌の胞子の外側にガラスが確認されたが、原因や働きは不明で謎とされていた。
2009年10月30日 提供:共同通信社
 
 

口腔内の怖いスピロヘーター感染

 

スピロヘータ

梅毒トレポネーマ
スピロヘータ―
スピロヘータの一般構造
両端から伸びた鞭毛を中心に、細胞体がらせん状に絡み付き、
その両者の外側をエンベロープが覆っている

 

スピロヘーター
スピロヘーターは細菌と原虫の中間に位置する。リケッチアより大きく、細長いのが特徴
主な感染症
<1>梅毒(トレポネマ)
<2>ワイル病(ボレリア、レプトスピラ)
感染経路
1.おもに皮膚から感染、一部は経口感染。
2.後天性の梅毒は、性行為で感染する。
3.レプトスピラ症のワイル病は、田や沼などに素足で入って感染

ペットとのキス注意!!怖いスピロヘーター感染、レプトスピラ症 注意を 犬から人にも感染 repo-to1359

 

ワイル病Weil disease

ワイル病
黄疸出血性レプトスピラ病
Leptospira icterohemorrhagiaeの感染症。
「感染ネズミの尿で汚染された水・土壌・食物を介し、経皮・経口的に感染。農夫・板前・獣医に多い。」
スピロヘータ
感染症
◎以下のものがある:
<1>梅毒。
<2>ワイル病。
<3>鼠咬症
症状
1.急な発熱、初期には腰痛が著明。
2.続いて、黄疸がみられ、肝実質障害を起こす。
3.重症例では、皮下出血、眼瞼結膜出血を見る
【臨床検査】
<1>尿タンパク
<2>病原体検出(血液・尿)
<3>BUN(↑↑)
<4>PT延長。
<5>WBC(↑)
<6>ビリルビン(↑)
<7>レプトスピラ抗体検査で高値を示す
ワイル病は
梅毒
より怖い
「スピロヘータによる感染症は梅毒よりも、ワイル病をはじめとするレプトスピラ症の方が怖い。ワイル病は感染すると、高熱とともに肝臓や腎臓から出血して死亡することがある。
昔は原因不明の風土病として恐れられたが、レプトスピラ属のスピロヘータが病原体とする疾患であることが分かっている。」
「田や沼に素足で入ることで感染する
 

ライム病

ライム病
発見されたのが較的新しいスピロヘーター感染症」です。1975年、米国コネチカット州ライム地域で若年性リウマチ様関節炎症状の患者が多発した。1977年にはこのライム病がダニ(Ixodes dammini)の刺傷によることが証明された。以前からヨーロッパ諸国ではダニ(Ixodes risinus)の刺傷による慢性遊走性紅斑が知られていたが、1982年、ダニに媒介された同一の病原体(Borrelia burgderferi)であることが確定した
コネチカット州
ライム地方で
見つかった病気
ダニ(ダミンマダニ)に寄生する微生物(ボレリア・スピロヘーター)によって感染する病気。ボレリア・スピロヘーター(大きさ1/1000~1/2000mm)がダニに寄生し、ダニが人間に取り付いて、その唾液腺から皮膚、さらに血液、関節、脳に入り込んで種々の症状を引き起こす。
ダミンマダニは森林に住んでいる、小動物やシカなどに寄生する
日本では
シェルツェマダニ
◎日本ではシェルツェマダニがボレリア・スピロヘーターを運んでいる。
◎また、渡り鳥のアカハラからボレリア・スピロヘーターが発見されている。
◎北海道で発症例がある。
  1999年4月から、感染者を診療した場合、報告義務がある
症状
第1期(感染後1ヶ月):
   慢性遊走性紅斑
   リンパ腺症
第2期(感染1ヶ月~4ヶ月):
   循環器症状---心膜炎、
   神経症-------髄膜炎・顔面神経マヒ
第3期(感染5ヶ月以上)
   慢性の神経症状、関節炎、萎縮性肢端皮膚炎
検査
ボレリア・ブルドルフェリ抗体の検査
対処
◎(血を吸って目で確認できるほどの大きさになっている)
ダニに噛まれた時、手で引きちぎったり、押しつぶしてはいけない。ダニの体内から大量のスピロヘーターが皮下に入り込む。
ピンセットでダニの頭部をつまんで除く。
吸引式スポイトで吸い出す
予防
1.明るい色のシャツ
2.長袖のシャツ
3.ズボンのスソを靴の中に入れておく
 

レプトスピラ症(れぷすとぴらしょう)

レプトスピラ症はスピロヘーターと呼ばれる極小のバクテリアによって感染する致命的な人畜共通感染症である。

症状:
犬のレプトスピラ症は犬独特のカニコーラ型と、肝臓を侵されて黄疸を起こすワイル型の2つに大別される。 
                 
1. カニコーラ型(犬チフス型)    
腎臓に異常を来たし、急性の嘔吐が起こる。渇きが激しく水を呑み、呑んだ液体は吐く。感染初期は40℃以上の高熱となり、次いで平熱又はそれ以下となり、数日後に舌か口腔内に潰瘍ができ、尿が血液循環流中に入り死亡する事もある。
中毒症状も呈し、胸のむかつくような口臭(アセトン臭)を放つ。
他にも 食欲廃絶、出血性下痢充血、脱水症状、 元気消沈、結膜充血、目ヤニ、尿過多、尿毒症、体温低下などの症状がある。


2.ワイル型(黄疸型)                        
カニコーラ型より嘔吐は軽いが、肝臓が冒されて黄疸症状を現すのが特徴である。
急性の場合には犬は急速に衰弱し、震え、触診により筋肉痛を訴える。
排尿に努めるが尿量は少ない。点状皮膚出血が生じ、体温は40℃以上となる。
やがて平熱下に下がり数日後に死亡する。死亡率60~70%と言われる。
他にもカニコーラ型と同様の症状、鼻血、 呼吸困難、少尿などがある。

感染経路:レプトスピラは鼠の咬み傷、鼠の尿、患犬の尿、澱んだ水やダニによって皮膚、皮膚上の小傷、経口、経鼻、又膣粘膜からも侵入する。
家畜が感染した場合には感染の症状が発現する事もあるが、目には見えぬ事もある。
鼠が感染した場合には感染の兆候が最後まで見えず、見かけは健康体でありながら 他の動物にこの病気を感染させるので一層危険である。
 

スピロの怖さ:梅毒

梅毒:Syphilis
梅毒は、スピロヘーター目のトレポネーマの感染で発症します。このトレポネーマは、熱や、乾燥に弱く体外に出るとすぐに死滅してしまいます。梅毒の症状は、第1期から第4期までに分けられています。
感染後3週間ほどの潜伏期を経て、第1期に入っていきます。

・第1期(感染後3カ月ぐらいまで)

陰茎に無痛性の硬いしこりが出来てやがて潰瘍を形成します(硬性下疳)。また、鼡径リンパ節が無痛性に腫れてきます(無痛性横痃)。1カ月ほどで自然に消退してゆきます。

・第2期(3カ月~3年)
第二期の前に風邪様症状(発熱、全身倦怠感など)が出現します。その後、全身の皮膚や粘膜に発疹が出現します。これは、全身にトレポネーマがばらまかれるからです。陰茎には、盛り上がった発疹(扁平コンジローム)が出来ます。全身のリンパ節腫脹も認められるようになります。これらの症状は、何度か再発を繰り返しますが、数週間で消退します。

・第3期(3~10年)
皮膚、粘膜、骨、肝臓などにゴムのような硬さの結節(ゴム腫)を形成します。

・第4期(10年以降)
精神神経症状を中心とする進行性麻痺と脊髄障害を中心とする脊髄癆などの中枢神経系に変性を起こします。また、大動脈炎による大動脈瘤も認められます。
治療は、ペニシリン系抗生物質を使います。

梅毒は、とっても恐ろしい病気ですね。感染してるんじゃないかなと思う人は早めに手を打ちましょう。第4期になってからでは手遅れですよ

 

スピロに効くのはペニシリンと、
Dr,ペッパー、ルートビアーの原材料

「まずうま」のとりこ、セロリ味のソーダ

ある日突然、近所のおじいが、「子供の頃、セロリ味のソーダを飲んだことがある。」と言う。
そんなの見たことも聞いたことないよと思いつつ、どんな味なんじゃいと好奇心も手伝って、ちょっくらおじいを喜ばしてやろうと、珍獣ならぬ珍味発見の探検に出た。

アメリカでは結構癖のあるソーダが古くからある。特に「ルートビアー」は日本でも有名でしょう。

「ビアー」と言ってもアルコールは入ってなく、 植物性の発酵飲料は全て「ビアー」と言うらしい。どちらかと言うと健康飲料の類い。
ルートビアーの原料、サルサパリラという薬草は、ペニシリンに次ぐスピロヘーター感染症(梅毒もその一つ)の特効薬なのだそうだ。俳優のリチャード・ギアもスピロヘーター感染症のライム病にかかってしまって、ルートビアーを飲んだとか、飲まないとか。

しかし、ルートビアーを飲んだことのある人は、その癖の強さにぶっ倒れそうになったことがあると思う。まあとにかく、何とも表現しがたい、初心者には厳しいお味。しかし人をとりこにする魅力があるのらしく、今日まで売られている。うまいはずはない。あえて言うならば、「まずうま」。これをピザやフライト食べると絶品なんだそう。すごい世界だなー。

ところでこのセロリのソーダは、予想に反してあっさり近所のスーパーで見つかりましたわ。
1869年創業、老舗飲料メーカー「ドクター・ブラウンズ」の、その名も「セル・レイ」。セロリと同じ黄緑色の缶が目印。缶とボトルの他に、2リットルのペットボトル入りでも売っておりました。
ニューヨークはブルックリンで開業していたお医者さん、ドクター・ブラウンさんが作ったのが始まりなのだそう。医療関係のにおいがするところが、「まずうま」のポイントですね。

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2.歯周組織炎

WFでは保険での指導管理だけでなく、
独特の手法と実績にもとづいて構築した理論で行なっています。


歯周組織炎
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3.健康な歯と歯ぐきのために
 
<患者様のための基礎知識>
  歯の断面図
歯で最も硬い組織。
少しくらいのかたい食べ物でも割れませんが、ムシ歯菌がだす酸には溶けやすくなります。食後の歯みがきとうがいで酸(ムシ歯菌)を洗い流すことが大事です。
 
歯と歯ぐきの間の溝で細菌がたまりやすい場所です。
健康な状態では、0~2mmくらいですが、歯肉炎・歯周炎になると3mm以上の深さになり、歯肉ポケット・歯周ポケットと呼ばれるようになります。 これが歯周病の始まりです。
 
健康な時はサーモンピンクで引き締まっています。炎症がある時は赤く腫れあがるので健康度を色と腫れぐあいで判別できます。ときどき鏡で確認するのもいいでしょう。
 
歯の根を覆うセメント質は最もムシ歯に弱い部分です。
歯茎が痩せて根が出てくると歯の側面でもムシ歯になりやすくなります。
 
 
歯の断面図  
歯の主体となる部分。
歯冠部はエナメル質で覆われ、歯根部はセメント質で覆われています。
 
一般的には神経と呼ばれ、痛みを感じ取ります。歯の栄養分にもあり、神経を取ると歯の寿命が短くなります。(歯の内部は血液が流れています)
 

歯を支える骨です。
X線写真に写るので炎症の度合いが確認できます。炎症がひどくなると骨が溶けて歯肉も痩せてきます。(歯周病)

 

セメント質と歯槽骨をつなげて固定します。噛む時の衝撃(咬合圧)を感じ取ります。

 

 

<患者様のためのムシ歯発生要因の基礎知識>
むし歯の発生原因4つの輪と飲食によるpHの変化
     
ムシ歯の成り立ち
     

ムシ歯予防には毎日の歯みがきは必須!!


さらに歯を強く(再石灰化)するためには
「フッ素」イオンがキーポイントになります!


フッ素イオンが再石灰化を促進します
  理 由
歯の再石灰化を促進するための食後の歯磨きやフッ素イオンコートをお薦めします
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4.サリバテスト(唾液検査)
虫歯テスト(カリエスリスク)、
あなたの唾液に潜む危険度は?


未来のためのカリエスリスク(虫歯なりやすさ)評価

サリバテストのお薦め

2013年10月

虫歯になる本当の原因・・・・・が解かる「唾液検査:サリバテスト」というものがあります。
なぜ?唾液が大事なのでしょうか?大事なご自分の唾液の能力がどの程度なのか?

同じようにお手入れしているのに全く虫歯もできず、歯周病の進行が遅い方もいらっしゃいます。
虫歯も歯周病もバイ菌感染による発症です。
お口の中にいるバイ菌の感染経路は、生まれたときからの垂直感染と配偶者の方からの水平感染があります。
どういう種類のバイ菌がお口の中で活動しているのかを知ることで、的確なお手入れ法をご指導できます。

感染したバイ菌の活動を抑制し、コントロールしている唾液。
大事なご自分の唾液の能力がどの程度なのか?バイ菌が作り出す酸を中和する緩衝能力や、加齢とともに減少傾向にある唾液量など、今のご自分の唾液性能を知ること

加齢や、ストレス・交感神経緊張などで、減少傾向にある唾液の量と唾液性能を検査します。

①感染したバイ菌の活動を抑制し、コントロールしている唾液の抗菌力
② バイ菌が作り出す酸を中和する
緩衝能力
③ 唾液による歯へのカルシウム・リンなどミネラルの補給という
再石灰化力
④ 唾液に含まれるパロチンホルモン成分による
上皮系組織の若返り、白内障予防・粘膜「気管、胃腸」上皮 の活性化と神経賦活力
唾液中の細菌の特定  など

今のご自分の唾液性能を知ることで虫歯予防につながります。

原因が違えば、予防方法も異なります。
虫歯の本数や食事の習慣、体質・・・色々な原因の組み合わせによって異なります。

確実な予防法を得るために、唾液検査は効果的です。
検査は簡単で、痛みは全くありません。

検査内容
① 唾液量の検査
唾液の量がどのくらい出ているのか?ガムを噛んで、唾液量を測ります。
唾液は食べ物を洗い流してくれる、自浄作用の働きがあったり、歯の質を強くしてくれたり、抗菌作用が働いたりします。
② 唾液の中和力検査
中和する働きがどのくらいかを調べます。
食後何もしないとお口の中は酸性に傾きますが唾液が出ることにより中性~アルカリ性に戻そうとします。
③ むし歯菌の検査
虫歯のきっかけを作る菌や、虫歯を進行させる菌の量を測定します。

唾液の質を変えるのは簡単なことではありません。
今の自分の唾液の性質を調べることにより虫歯になるリスクが高いか低いかを知り、
オーラルケアトリートメントに活用させていただき、生活上のアドバイスをさせて頂きます

ご自身の生活上の問題点は、ご自分では確認しずらいものです。
生活アンケートをさせて頂き、分析してご指導に加えさせていただきます。

※ ビフォーアフターで、経過を診るために、定期的な検査が必要です。

唾液検査をしてみてはいかがでしょうか。 

 


むし歯のなりやすさ
むし歯のリスク検査


むし歯は感染症です
そのスプーン、安全ですか?


唾液検査とは・・・
個人のカリエスリスク(う蝕のなりやすさ)を判定する検査です。
健康の未来を予測する事もできるのです。

唾液検査から得られるもの
① 唾液検査は目に見えない虫歯の原因を調べることができます。
② 検査結果を元に一人ひとりのお口の環境に応じた予防法を立てることができます。
③ 唾液検査を体験することで自分のオーラルリスクを知り、オーラルケアのモチベーションを
 高めることができます。

 

なぜ検査をしなければいけないか
日本人は96%の人が1日1回磨いて
いるのに80%以上の人が虫歯がある

 

なぜかというと 目に見えないカリエスリスク(細菌の繁殖能力、接着能力・唾液性能の衰えや量の減少、生活習慣による免疫力低下)があるからです。
それは唾液検査によってわかるのです。
目に見える、見えない両方の検査をすることが重要!!
(目に見えるのは う蝕経験数 プラークの量 で口腔内診査でわかる)

目に見えない細菌のプラーク形成能力(接着力)、
酸産生能力・唾液の緩衝能力、抗菌能力、唾液成分

サリバテスト・むし歯テスト

2012年7月

サリバテスト
検査サービス

歯周病やう蝕治療の前後に検査することで、客観的な治療効果の確認
口腔内の細菌の種類と菌数を測定することで、確実な治療方針立案
インプラントなどの外科手術前後の精密検査や定期的なメンテナンスチェック はとても重要なのです。

人の理解力とは
聞くだけ 20%
聞いて見る 50%
聞いてみて 実際にやってみる 90% 検査で実際に行って見てもらうのが効果的!
オーラルケアトリートメントを受ける前後での比較で効果が実感できるのです。

唾液の成分
無機成分 リン カルシウム
酵素   アミラーゼ
抗菌物質 ラクトフェリン
たんぱく質
唾液中のホルモン:パロチン

上皮系細胞の活性化で・皮膚、気管、肺、胃腸、大腸、肛門までの粘膜、目、脳せき髄神経の若さを保つ、
パロチン錠は白内障の治療薬。 
etc…

細菌
口腔内細菌は400種類前後で9割は無害 害があるのは1割

しかし、それらの細菌群は相互に協力し合って、プラークコロニーを形成します。
唾液1mL中に7~8億個の細菌がいる

唾液の種類
漿液性唾液 (刺激時唾液)
* 主に耳下腺から分泌 約40~50%
* 洗浄作用に優れている

粘液性唾液 (安静時唾液)
* 主に顎下腺から分泌 約65%
* 粘膜保護 (成分 ムチンの働き)

唾液の効果

 赤ちゃんで唾液が多く、よだれが出るのは、とても健康な証拠、その唾液の出が少なくなっているとすると…。
 唾液とは口の中の腺より分泌される液体の集合体です。唾液腺は左右対称で、耳下腺・顎下腺・言下腺の3大唾液腺とその他の小唾液腺から分泌されます。一日に1~1.5リットル分泌されています。その成分は、ナトリウム・カリウム・無機リンなどの無機成分やムチン・スタテリンなどの蛋白質、アミラーゼ・リゾチームなどの酸素、ラクトフェリン・ラクトペルオキシダーゼなどの抗菌成分です。
 唾液の作用としては、次のようなものがあります。
  1)消化作用
  2)自浄作用
  3)緩衝作用
  4)抗菌作用
  5)抗溶解作用
  6)保護作用
  7)上皮系細胞の活性化
 噛む運動や、刺激物が口の中に入って、分泌量が増えてきます。コレを反射唾液といいます。絶えず口の中を流れ、口の中を清潔に保つ、抗菌作用。粘膜を洗う自浄作用は重要です。絶えず出ているのは固有唾液といいます。出るのは、とても、健康な証拠、その唾液の出が少なくなっています。
 どんな影響で少なくなってるのでしょう?分泌される過程では自律神経の影響を受けます。神経の作用によって分泌量や、性質も変わり、交感神経が刺激されると、粘っこい唾液が、副交感神経が働くとサラサラな唾液が出ます。
 緊張したり、イライラしたり、興奮したり、それは、交換神経過敏といわれるような、強い状態でなくても起こります。一人、淋しく、ご飯を食べたりしても分泌は減ります。また水分摂取不足や、汗をかいたり脱水状態では出なくなります。
 歳をとると、他の分泌と同じく減ってきます。老人や閉経後の女性は口腔内乾燥を起こります。耳鼻科の病気で、鼻水や、くしゃみなどアレルギー症状を抑えるお薬は分泌を抑制します。唾液腺機能は他の全身的病気の作用で衰えたり、その部位の放射線治療でも影響を受けます。唾液分泌の大元は体液としての血液です。自覚していない方が、ほとんどですが、喫煙習慣のある方、精神的ストレスを感じている方は血液はドロドロになり血球成分がくっ付き、体の細い血管では、流れが悪くなったり、詰ったりを繰り返しています。もちろん、血液は酸性化しています。
 こういう方のお口のPHをリトマスで測ってみると、驚くことに100%歯が溶ける臨界PHの5.5度よりも、酸性の状態です。お口の汚れで虫歯にもなり、歯周病も進みます。


唾液の役割

* 消化作用 唾液中のアミラーゼの働きにより、でんぷんを麦芽糖までに分解し消化する。
* 潤滑作用 唾液中のムチン等の粘液成分によって咀嚼を円滑にし、嚥下を助ける。
* 溶解作用 豊富な水分により、固形の糖や塩分を溶解し、消化や嚥下を助け、味覚物質の味蕾への到達を容易にする。
* 歯の保護作用 唾液のたんぱく質や糖たんぱく質は歯の表面ペリクルとして吸着し歯を被覆、保護する。
* 抗菌作用 リゾチーム・免疫グロブリン(IgA)ラクトフェリン等の働きによって微生物の働きを抑制したり、殺菌したりする作用がある。
* 希釈・洗浄作用 薄め洗い流す。唾液分泌量が少ないと口の中が不潔になりやすい。
* 緩衝作用 酸を中和する重炭酸イオン(耳下腺から出る)等の働きによって酸性に傾いた口腔内を中和する働き。
* 再石灰化作用 歯を修復する働き。永久歯はPh5.5~5.7で溶け出すが乳歯や歯根面は5.7~6.2で溶け出す。

唾液による毒消し


唾液分泌量
15歳以上 1~3ml/min
11~14歳  0.7ml/min
10歳以下  0.5ml/min

唾液分泌量に影響を及ぼす因子
・唾液腺に障害がある場合(シェーグレン症候群など)
・神経に障害がある場合(自律神経失調症など)
・薬剤の副作用(口渇作用のあるもの 40種類以上あり)
・時間(日内変動あり 午前中に検査するとよい)
・咀嚼不全 (かみ合わせを直すだけで唾液量が増える)
・季節 (夏<冬)
・ホルモン (女性ホルモン 閉経期注意 月経時唾液多い)
・環境  (緊張 ストレス 刺激)
・体調

☆ ウ窩とウ蝕は違う
う窩・・穴が空いている状態
う蝕・・脱灰と再石灰化を繰り返している、う蝕は治る。

唾液検査の 秘密

唾液検査から得られる情報は
* ミュータンス連鎖球菌 (う蝕原生細菌)
* ラクトバチラス菌 (乳酸菌)  (う蝕原生細菌)
* 口腔カンジタ菌
* 唾液緩衝能
* 唾液分泌量

う蝕原生細菌とは
・ 強い酸を産生する
・ 酸性環境に強い抵抗性を示す
(他の口腔内細菌に比べう蝕を作り出す力に優れている) 

Dentocult SM
* 唾液 プラーク中のミュータンス連鎖球菌の測定
* 感染レベルを知る

バイオフィルムとは・・
細菌集団同士が粘液産生してエキストラン多糖のネバネバ粘液を介しその中でコロニーで集団共存、共栄しているもので、細菌の生き残り方の1つと考えられています。強い接着性があり歯の面に付着して、磨いても残存します。

ミュータンス連鎖球菌(通性嫌気性グラム陽性球菌)
・う蝕のきっかけとなる菌 ― 脱灰の初期に重要な役割を果たす
・歯など(義歯、クラスプ含む)の硬い面に付着する。

・唾液を通じて感染する (母子感染=子育て感染)
☆日本人女性のミュータンス菌保有数 世界一

Dentocult LB
* 唾液中のラクトバチラス菌(乳酸菌)の測定
* 食生活の乱れを知る。

ラクトバチラス菌(通性嫌気性グラム陽性桿菌)
・う蝕を進行させる菌→脱灰の後期に重要な役割を果たす
・炭水化物に比例するので食生活の乱れを知るための目安となる

・不適不良修復物など停滞部位があるしるし
(進行した象牙質う蝕、不適合マージン、補綴物、矯正装置等矯正装置をつけると5倍に増える)
補綴物が入るとカリエスリスクが高まる。機能は治るが環境は悪化する。

菌自体の数は減らない(菌交代現象)による。善玉菌を増やすことがオーラルケアの目的
減らすよりプラーク
コントロールと言う

Dentbuff Strip
* 唾液緩衝能(歯を酸から守る力)を測定

Dentcult CA
* 唾液中または口腔粘膜に存在するカンジタ菌を測定

カンジタ菌
・真菌類でカビや酵母の仲間
・抗生物質の連用、抵抗力低下時等に異常増殖し病原性を示す
・口腔粘膜に炎症を引き起こす
・疲れたときに出るので、疲労の検査にもなる

唾液検査を行う際の注意事項
*検査前1時間は飲食、喫煙、ブラッシング、
  フロスをしないでください。
*検査前12時間以内に、アルコールが含まれた洗口剤
  (CHX洗口液・コンクールなど)の使用を避けてください。
*検査前に運動をすると、だ液の分泌が減りますので、
  なるべく避けてください。
*なるべくリラックスした状態で検査を受けてください。
*体調が悪いときは避けてください。
*お薬を飲んでいる方は、検査前にスタッフに
  お申し出ください。(風邪薬・抗生物質など)

 

臨床検査結果の対策法

ミュータンス連鎖球菌がハイリスクの場合
[セルフケア]
* 適切な口腔清掃オーラルケアトリートメントを定期的に受け、毎日の生活に活かす。
* キシリトールガムやタブレットの摂取
(1日3~5回朝昼夜 間食時 プラーク中のスコアに変化でる)
* 毎晩のフッ素ジェル使用とイオン導入を年間二回クリニックで受ける。フッ化第1スズの使用
(ナトリウムではない、ミュータンス菌に効く)

 

臨床検査結果の対策法2

[プロフェッショナルケア]
* オーラルケアトリートメント(口腔清掃指導)
* P.M.T.C(器械的クリーニング)
* フッ素イオン導入法

ラクトバチラス菌がハイリスクの場合
[セルフケア]
*間食飲食回数の制限
* 糖濃度の高い食品を避ける

* キシリトール、シュガーフリー製品の利用

[プロフェッショナルケア]
* 不良修復物など停滞部位の除去、やり替え・虫歯治療
* 食生活指導

カンジタ菌がハイリスクの場合
[セルフケア]
* 口腔内を清潔に保つ
* 免疫力を上げるための栄養管理や、規則正しい生活

[プロフェッショナルケア]
*抗菌剤の投与(ただれ等の症状ありの場合DRの判断にて)

唾液分泌量・緩衝能がハイリスクの場合
[セルフケア]
* フッ化ジェルの使用
* キシリトールの使用

[プロフェッショナルケア]
* 高濃度フッ化物のイオン導入
* 咀嚼機能の改善
* 体質改善の運動療法や自立神経治療、食事指導を受ける。

セミナーに出て、虫歯はただ単にプラークが多いからというわけではないことを再認識しました。なんで虫歯ができたのか、予防の方法がわかるのはとても有効的だと思います。ただ磨くということでうんざりしている患者様へ新たなアプローチになればと思います。迫田

唾液検査は虫歯予防の一つでもあり、自分の口腔内環境(唾液量や虫歯になる菌が多いか少ないか)を目で見て認識することができるのでよいと思います。
再初診でメンテナンスに来た患者様にカリエスが見つかったとき、お子様の虫歯の心配をしているお母様にお薦めできたらと思います。志田

2008.9.4 志田・迫田
 

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8.オーラルケアトリートメントメニュー

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予防歯科36年の実力
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学生(18歳まで) 1回

★3. クイックスマイルラインコース
  お急ぎで見える所だけきれいにしてほしい方・時間のない方に
ブライダル、デート、お見合、入学式、卒業式、記念日、面接
スマイルラインのみのトリートメントケア 笑顔を美しく、すばやくきれいにします。

★4. マタニティコース
  安定期に入るママさんにおすすめです!
出産前に今のお口の状態を確認し、アドバイスをいたします。

各種口腔内検査(唾液検査・虫歯菌テスト)と除菌指導
生まれてくる赤ちゃんを、悪玉歯周病菌に感染させないために。
   
お口のケアは生まれてくる赤ちゃんのため

★5. アンチエイジングコース
  30歳から
お口の中をきれいにし、マッサージをすることで、頬の輪郭が引き締まり、唾液分泌促進でお口に潤いを与えます。

ドライマウスを防ぎ、唾液洗活性化、口元を若々しくするためにお口の中からアプローチします。
歯肉マッサージ・リップエステ・トリートメントケア&イオンアクティブ(歯石取りは含まれません)
*リナメル20g(歯磨剤)プレゼント!

★6. トリートメントケア&イオンアクティブ
  歯の表面と内面に栄養を取り入れ、虫歯に負けない強い歯にします。
WF式PMTC、リナメルクリーニング、フッ素イオンで歯の力を強く、二次虫歯や知覚過敏を予防します。
*施術ごとにサンプルフッ素をプレゼント *3回受けられた方にはフッ素ジェルまたは歯磨剤をプレゼント 自覚症状がなくても、歯周病の影響は5年後、10年後に現れます。
年1~2回定期的に受けることをおすすめします!

★7. ビューティーコース
  特別な日のために
歯を白くホワイトニングのコースです。
リップエステ・WFトリートメントケア・パウダーポリッシング

★8. ホワイトニング
  クリーニングだけではなく、もっと白い歯をゲットしましょう!
A. 1年後、2年後まで考えたコース
ずっと白い歯でいたい
オフィスホワイトニングと白さを持続させるホームホワイトニングのセットです。
老化による黄ばみにも効果があります。

・オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・イオンアクティブ

B. ビギナーコース
・オフィスホワイトニング・イオンアクティブ

C. ホワイトマニキュアコース  
前歯12本を白くします。
最新3M社ハイブリッドCRを用いたCRベニア


オーラルケア 個別メニュー

●1● オーラルマップ(ORM)をお作りします
わかりやすくあなた専用の除菌プランと治療処置のプランをたてます。
ご自分のお口の状態がしっかり記録されます。
●2● ワンポイントアドバイスモチベーション(染め出し含む)
基本的なテクニックの知識をわかりやすく説明、どうして必要なのか理解してもらう動機づけをWFオリジナル手法で重点的に行います。自覚症状もなく気になる所もなくても、今の手入れ状態で5~10年後には病的歯肉になることを予防することが大切。一度病的になると治らないのです。
●3● テクニックガイダンス (3AM.D&S)(何回受けても1回分です)
基本操作をベースにWF独自のカリキュラムで専任のコーチが丁寧に分かりやすく指導ガイドします。納得し習得できるまで頑張りましょう。
1. フロッシング 2.ブラッシング
●4● ソニッククリーニング
歯ブラシでとれない歯の間、根面の歯肉縁上歯石をピエゾタイプの超音波振動で分解除去。
●5● パウダーポリッシング
 歯のエナメル表面に付着した頑固な色素を細かいグリシン特殊粒子でクリーニングします。歯の間や歯肉マッサージ効果ですっきり。これであなたのお口は完ぺきクリーン!!病的にポケットの深い場合は6を行って下さい。
●6● ポケットディープクレンジング
 歯周ポケットが深くなってくると自分の手入れではクリーニングケアができなくなります。局所麻酔下で病的ポケット内をクリーニングしてポケットの炎症が治まるようにケアします。(レーザーを用いる場合もあります。)
  根面歯石をピアゾスケーラーとハンドケアでていねいに除去研磨します。痛くないように行います。処置後3日間はインストラクターの注意を守ってください。歯の表面だけでなく根面の歯石のチェック除去も含みます。
●7● WFのエナメルトリートメントケア
      (フッ素イオンニックトリートメント)を含む
 食後は必ず常在菌の活動で口内が酸性になります。唾液はそれを中和し再石灰化により歯質の脱灰の進行を修復しています。
  しかしストレスの多い現社会生活では唾液は少なく、歯間や根元の歯肉縁に流れにくく、そのままでは唾液中Caイオンによる再石灰化が起こらないのです。
   エナメル
  最初にエナメル質表面をきれいにしつつ、アパタイト成分でエナメル表面のでこぼこを無くします。ツルツルになった状態でその上で、歯の隣接面や根面近く、露出根面などに再石灰に強く働くフッ素イオンを用いて、Caイオンの代わりにフッ素イオンを内面から吸収させたフルオルアパタイト歯質は、脱灰作用に対して強い抵抗性を示すので脱灰が起こらず、虫歯になりません。
  専用歯列トレーで上顎3分間、下顎3分間の6分間イオン導入を行います。年一回から二回、続けることをお勧めします。

  これがWF独自のエナメルトリートメントケアです。

エナメル質のトリートメント

フッ素・イオン導入

フラッシュパール


3MixーMP改法 TCPSメンテナンス
3種混合した抗菌薬を使用して、歯の奥を削ることなく虫歯感染部位を無菌化治癒させる治療です。10年前から行っています。神経保護が目的です。また、根管歯周ポケット内に入れても用います。保険適用外です。
メタボテスト
メタボリックシンドロームが気になる方へ。ご自宅でチェックできます。
・生活習慣病セルフチェック  ・生活+糖尿病セルフチェック
・ 栄養バランスセルフチェック ・ガン総合セルフチェック など
DNAテスト(Cy Gene社) 米国UCLA研究所にてチェック!!
綿棒の様なものでこするだけです。
空輸して結果はインターネットで見ることができます。
将来が変わるかも知れない病気(糖尿病や心臓疾患など)をDNAから予防する!!
2-09
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9.3AMの考え方、フロスや歯ブラシの
セレクトとアクションコンセプトに
ついての考察
2013.1.12 歯科医師 勝俣いずみ

 

※H・・・歯ブラシ、F・・・フロス
WFのコンセプトはこれからも変化するかと思います。

1.昨今、食後すぐのオーラルケアをしない方が酸蝕からの観点で安全だというドクターが増えていますが、先生はどう思われますか?


私は、学生のとき、口腔細菌学の講義で、『口腔内細菌数は、起床してすぐ最大になる、歯磨きは、起きてすぐ行い、菌を出来る限り食べない為に、食事をとる前に毎回磨くといい』と習いました。食後30分以内に歯磨きをすれば言いという事も聞きます。歯磨きについて色々独自の考えがあるのだと思いました。私は、食後すぐに磨いた方が良いと思います。歯質の表層部は、一度脱灰し、そこが再石灰化する事でより硬くなり、脱灰しにくくなる結晶をつくると言われていますが、口腔内に長時間停滞する食物はう蝕リスクが高いので脱灰する時間を極力抑える方が良いと考えます。実際、2時間後に磨いた時がありましたが、ネバネバして除去しづらく感じました。(汚くてすみません)

食前に一度きれいにしておくということも、効果的です。特に朝起きたては、睡眠時の低唾液環境での細菌増加があり、デキストランのゼリー状態も進行しているので、5分程度のFとH,では10パーセント程度除去率が落ちます。ですから、朝食後ケアはまた必要です。
基本最低4時間間隔でのケアでバイオフィルムを作らせない環境を維持することが、
プラーク予防ケアです。
これは、プラーク除去ケアとの違いをよく、肝に銘じて、患者指導に活かす。


2.また、歯周病専門医に言わせれば、一日一回正しく磨けばよい、という先生も多いです。この点もどう思いますか?

『ステファンのカーブ』を見ても、食事を撮る事で、プラークpHは急速に低下し、その回復には倍以上の時間を要します。食べ残しがある事で、回復に影響し、口腔内のpHを低下させ、脱灰し易い環境を作るので、毎食後磨いた方が良いと私は思います。唾液の量が少ない方、歯並びが悪い方、幼弱永久歯などのリスクが高い方なら、なお、毎食後行った方が良いと思います。

確かに、歯周病菌の発生は、プラークバイオフィルム内で一時間くらいはかかります。しかし、プラークができているということを放置することで、隣接面根面、特にポケット縁に脱灰が発生してくるので、そういう、初期過程での脱灰を常に予防することが、一般歯科医では求められます。口腔内は歯周病予防だけではなく、トータルに細菌感染を予防するという考察が重要です。ウインドウブレーク理論という、初期の小さい、軽い事例を排除することで、後々の、大きな事象の発生を抑えるという考え方です。健康人生において、そういう、未病抑制が重要と、患者さんを指導しましょう。そうすれば、10年後、20年後、ダイエットを気にせず、おいしい食事が出来、心筋梗塞、高血圧、脳内出血、代謝障害による糖尿、脂肪血病態などと無縁な人生を全うできるのではないでしょうか?



3.ビッグヘッドに変えた時の違和感はどうですか?


今まで全く使用した事が無かったので、まだ慣れずにいます。特に後方臼歯部は、今までと違って中々上手く磨けません。凹凸が無い所は磨き易いのですが、まだ慣れていないので、凸凹部はヘッドが大きい分、方向転換し、細かく動かすのが少し難しく感じています。

一般的にプラーク除去ケアになじんでいる人は、歯面を擦りすぎています。小さいストロークという概念に差があり、毛先の感触という馴れ感覚に惑わされて、歯への圧が強く、かつ、ストロークも大きいので、ほとんど、凸面中心のケアになってい居る場合が多いのです。
ですから、歯の隣接面の凹面への毛先圧を得ようと更に押し付ける傾向のまま、ストロークするので、エナメル質が10年後に薄くなってくるのです。
よく、毛先が開いたら、H交換時期という話ですが、毛先は正しいストロークと圧なら、12か月使っていても、開きません。むしろ、毛先は、細くなり、毛先がすり減ります。それが、安全な毛先の状態です。だから極細毛のH,がポケット縁やポケット内、また、EDラインのケアに
安全で、10年後に歯肉退縮、根面喫状欠損が発生しません。
一か月くらいで、毛先が開く圧と、ストロークでのケアで、一年12本、10年で120本のHを使い捨て、10年後には根面露出という結果がまっているのです。それは、Hだけで歯の隣接面まで磨こうとして加圧する結果です。
ビッグヘッドはそういうストローク頼りの毛先ケアを抑え、爪楊枝法なる隣接面への垂直加圧だけで、小さいストロークをするように指導します。通常の振動法ではなく、ワンタフトだと、ピンポイントの毛先しかないので清掃面積が小さく、日常では、非効率てきですが、
ワンタフトの使い方をビッグヘッドで行う指導をします。ワンポジションで、隣接面から、歯肉縁からポケット内、頸部から、咬合面間際まで一度にきれいになるのです。
Hケアタイムはプラーク予防ケアで4時間間隔のケアなら1分くらいで全顎ケアができてきます。

毎回横ストロークで横移動で3分くらい擦りすぎていませんか?10年後が怖いですよ。



4.毎回フロス続けられますか?3AM?

すみません、毎回は出来ていません。私の使用しているフロスは、指に巻き付ける糸状のフロスなので、ラカルトと一緒に来週購入させて頂きます。

食後ケアでの最優先はプラーク予防ケアです。プラークの発生部位をケアするには、フロス以外はないのです。
食後の栄養液が残っていたり、細菌種菌は唇面、舌面、咬合面にはあまり居ない。種菌排除が最優先事項です。
だから、Hで長時間1分以上擦ってなんになりますか?


5.さて、WFが薦めるコンセプトがどれだけの方に受け入れられるかは、最初の導入の方法と、最初の1か月のフォローにかかっています。多くの方が、最初の2週間の間に、初期好転反応に誤解して、中途で挫折します。3AMで毎食後Fを続けるためのモチベーションとは、何が必要なのでしょう?

確かに、宣言した私も毎食後はフロッシングできていませんでした。少し考えさせて下さい。

このプラーク除去ケアでない。プラーク予防ケアという概念を実行させるには、自分自身がよく考え、感じ、悩んで、実行まで到達できなければ、その真実を患者さんに伝える力は弱いです。その到達までの過程をしっかり患者さん自身に重ねて、アドバイスできるかどうかです。


6.ビッグヘッドでのHを正しくつかいこなし、理解するには、なにがフォローで必要なのでしょう?

今まで使用してきたタイプの歯ブラシとビックヘッドの歯ブラシを比較する為に模型を用いて磨き方を確認する事、その際、患者さん自身のスタディーモデルがあれば、より分かり易くなる気がします。そして、ご指導したポイントを記載した物をお渡しできれば、ご自宅でも分かり易く復習して頂けるように思いました。

最初は、ORCT用の一般模型で、基本を指導します。総論指導が完成してきて、Sスコアが30%で改善しない場合には、更に踏み込んで、患者さん自身の模型を作り、歯並びや歯の傾斜に応じた、ポジション指導は効果的です。
さらに、そういう患者さんには、80歳になるまでの苦労を排除する矯正プランも有効です。
すべての噛み合わせ高径の維持と、臼歯での咬合グラインドの数十年後の脳活性効果はかなり大きいので、人生早めの矯正を薦めましょう。脳と身体は一対で結合しているので、脳活性が若いと身体も若さを維持します。

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10.「気持ちがいいからまた受けたい」の先は?
2013.10.21

「気持ちがいいからまた受けたい」の先は?

 9月に行なわれたデンタルショーで、ブースに訪れた歯科衛生士Fさんがこう話しました。
「最近、メインテナンスを受けて“サッパリした、歯がツルツルになった”って言ってくれる患者さんが増えたからうれしいです」
気持ちがいい体験を提供することで、患者さんの「また受けたい」という気持ちを引き出せているようです。では、私たちがさらに目を向けるべきはどういうことでしょうか?

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DHさん

あなたは患者さんにタッチするときに、ネイルケアや、美容師さん、フェイシャルマッサージのテクニシャンと同じ気持ちで歯や、歯肉にタッチしていますか?

【「気持ちがいいからまた受けたい」の先は?】

「メインテナンスを受けて喜んでくれた患者さんに、今後どう変わってもらいたいですか?」
そう問いかけると、Fさんは「うーん……」と考え込んでいました。

 気持ちがいいという体験をきっかけに、患者さんが口腔内に目を向けてくれたらとてもうれしいですよね。歯科衛生士として、仕事のモチベーションアップにもなります。でも、それはあくまでひとつのステップにすぎません。私たちが目を向けるのは、“患者さんの意識が気持ちいいと思ったことをきっかけにどう変化していくか”です。

「確かに、いまだけきれいな口腔内では意味がありませんよね。いい状態が続くことで高齢になっても好きなものを食べることができるし、ずっと素敵な笑顔を見せられる。周りの人が羨ましくなるような人生が待っていると伝えていこうと思います!」
Fさんはそう言ってやる気の表情を見せてくれました。

いま口腔内を健康に保つことが、将来の健康へとつながっていきます。ぜひ、そのことを患者さんにもお伝えください。

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11.間違ったスウェーデン型 
プラークコントロール
WFは行っていません


最新のフロスケアの知見、フロスが第一という見解

 

成果が出るTBIコミニュケーションセミナー

日本の数十年先を行く、オーラルケアの先進国スウエーデンのプラークコントロールは、日本人の今の現状にはちょいと合わない。

WFはスウエーデン式プラークコントロールはお勧めしません。

日本人の今のお口の中の状況は、スウェーデンよりかなり菌量が多いので、すぐにプラークが出来ます。

リスクポイントも数か所以上ある方ばかりですから。まずは自己診断力をつける工夫が先で、
毎日の生活で自然に噛む食事で、きれいになってプラーク量が増えにくい咬合面や、外内側面をみがける歯ブラシの指導でなく、

お手入れしなければ、必ず、分厚いプラークに成長して、すべての歯周病の根源である隣接面のプラーク除去を優先させるほうが、根本処置になって、早くにプラーク量の低減から
歯周病菌群が減る、薄いプラークになるのです。

ですからWFではタフトによるポイント磨きよりは、先に奥歯も含めた、
CHXを浸けたフロスケアによる3AMを指導します。

数世代前から、すでに口腔内の感染病原菌の少なくなった、今のスウエーデンでのプラークコントロールは、隣接面に分厚いプラークを形成するミュータンス菌のデキストランも少なく、

コンタクト虫歯や、修復物による二次感染での根面露出を起こしている人がすくないので、タフトや歯ブラシだけの指導でほぼ90%を超える人をガイドできます。

日本人はほぼ90%の方は、すでにお口の中のコンタクト部分の虫歯や、修復物が多く、その多くは、保険治療によって、多くの二次感染を起こしているので、骨吸収によって、根面露出状態で、根面が脱灰しているので、歯ブラシやタフトだけで、プラーく量をへらすにはかなり時間がかかるし、すでに進行した歯周病部位の隣接面ケアはできないので、病気の進行病態は進んでしまいます。


―ORCTコミュニケーションの5ステップ―
STEP1 患者様を知る(しっかり話を聞く)世間話、家族の生活の話、興味の話など
STEP2 情報を集めて記録(具体的に質問しなおし掘り下げて聞く)
STEP3 集めた情報を生かし提案(生活に合わせた提案、比喩説明をする)、
STEP4 行動につながるコミュニケーション(患者さんの生活の中での具体的な改善案を提示する)
STEP5 振り返りをする(いままでの問題点をポイントアップして、それぞれの解決策をわかりやすく伝える)
これは良いと思います。


自己診断力とは
   自分の口腔内を知る力
   なぜを考えるように患者に質もしたりして一緒に考えていくようにする。共同作業化する

自己診断力が高まると
・ 汚れがたまりやすいところ、自分の磨きにくいところに気付き、適切なブラッシングができる
・ 初期カリエス、歯肉の変化など早い手当が可能
・ ブラッシングの効果を実感しモチベーションアップ


自己診断力を高めるために
  現状を知る
  (染めだし、カメラフォト 、顕微鏡、プロービング表 口腔内写真 レントゲン写真)

お手入れの方法の基本を教え、お手入れによる犯しやすいリスクを避ける方法を提示する。
歯ブラシの指導は、ポジショニングと圧指導をして

それからスパイラル指導をすることで、あらゆる歯面の形状や、歯並びに応じた、使い方を考えてもらう。

フロスケアをすることで、歯ブラシの磨きすぎのリスクを減らす。
歯ブラシだけだと、同じ個所、同じ面ばかりを擦りすぎる傾向になって、きれいになった時には、すでにエナメル表面の減少や歯肉退縮が起きている。


スウエーデン式
日本のORCTとの違いは
  患者様それぞれの磨きづらい部位磨けていない部位から常に磨き始める
どうやってやるの?  
その部位のプラークを簡単にそして確実に落とせる道具を使う
ポイント 

リスク部位を決め 
初めにキーリスク歯面に集中して口腔内清掃を行う
(リンキングメソッド)

通常のブラッシングの前に新しい清掃用具を用いてリスク部位から最初にプラークを除去してもらう方法

このことは、WFが
新しい清掃用具を用いてリスク部位から最初にプラークを除去してもらう方法
と考えてフロスケアによる隣接面コンタクトからポケットまでのエリアをケアさせるのと同じ考えですが?
しかしスウエーデン式だとタフトブラシなんです。
どうしてでしょうか?タフトではコンタクトやポケットケアはできない!

感想でも初回からまた、テクニック指導することばかり考えて居ますね?
モチベーションでは(患者さんの状況を理解させるで終わるはずです。
顕微鏡と染め出し、レントゲン説明で指導の優先順位を患者さんと考えましょう。

リスク部位決めるのではないのでは?
モチベーションでは、重要なのは、患者に目で見せるという
作業です。それが多くなってもかまいません。
最後の確認作業の段階で、ポイントアップしてリスクの大きさで、
指導していくまたは、治療していく優先順位と、ORCTでのケアの順位を決めていく

つまりはこれです

自己診断力とは
   自分の口腔内を知る力
   なぜを考えるように患者に質もしたりして一緒に考えていくようにする。共同作業化する

自己診断力が高まると
・ 汚れがたまりやすいところ、自分の磨きにくいところに気付き、適切なブラッシングができる
  :これには基本的ブラシの動かし方、スパイラルに入るまえにポジショニングと圧指導が大切です。
・ 初期カリエス、歯肉の変化など早い手当が可能
・ ブラッシングの効果を実感しモチベーションアップ


自己診断力を高めるために
  現状を知る
  (染めだし、カメラフォト 、顕微鏡、プロービング表 口腔内写真 レントゲン写真)

WFでの順位は決まっています。第一にフロスです。これをしっかりCHXで3AMでお口全体に使わないと。日本人では、スウェーデンの人々みたいにレベルの高いケアを出来ている人が少ないことをベースに考えること。
ORCTの初回のリスク部位と言っても、多くのリスク場所を持っている患者が多いのですから、WFでは、リスク部位だけを選んで指導すると、他の部位がきれいにケア出来ていない日本人では、1時間もすると、すぐに再感染してプラークに覆われ来るのでリスク部位だけを最初に指導しないこと。

全体的にお口の中をまんべんなく、ケアレベルを底上げしていかないと
クリーニングケア効果が続かない数時間ですぐにプラークが分厚くなって、嫌気性菌の歯周病菌群が増えて来る。

問題点をポイントアップして、問題箇所だけの指導というのは、まずは、基本的にプラーク形成量を減らしてからということが前提ですから、
初回は基本的なFの重要性、3AM、D&Sを顕微鏡と染め出しを使って再確認しながら、行く、最初の数回はそれです。
それから問題箇所を各論で、タフトなどで指導したりするが
タフトでは、隣接面根面の深い部分のケアは無理です。
フロスケアでのXアクションが重要です。



2010.3.4 講師 山城かおり先生 参加 迫田 麻奈美

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12.歯周病 
WF SDJセミナアドバンス
8/14/2011


ハンドやPMTC、SRPスケーリングの時代は終わった。
器具をあてるだけできれいになっていく、痛みを与えない、歯面を傷つけないピエゾンデブライドメント

DHの信頼性や、処置中の思いやり、前後説明事項、励ましのことばや、
無痛な処置が大事で、けっして、時間内に終わらせるということで、あせったり、雑にしたりしない、
患者ごとに処置の内容はかわるのが当然。
処置を受けて良かった、得したと 感じる工夫、気持ちよい、癒される、きれいになって、気持ちよいという、感覚を与える工夫。そして良くなる 結果をえられることです。一度に良くなるより、少しづつでも、患者さんの手の届く範囲で良くなるように。
その結果を必ず、処置後にフォトや、データーで証明する。確認することで、次のステップにつなげる。

サブジンジバーのデリケートエアーフロ
ペリオパウダー20ミクロンのグリシンパウダー


デブライドメント意味

バイオフィルムマネージメントとという
インフェクションコントロール(感染抑制)
である。

バイオフィルムを抑制する、除去は不可能なので除去目的でなく、一回できれいにするのではなく。
回数増やして、一回一回優しくクリーニングする。
痛みもなく、出血もなく、術後のCTPも無く、ツルツルになり快適
疲れない、時間のかからない早い治癒。


患者さんが実感する、満足する。

予知性:予後の予測を伝えるという事は大切。

抜歯適応であっても、患者が納得の行く
抜歯へのプロセスが必須。

また、インフェクションコントロール後には感染処置は早く治る
根治、根先端病巣の縮小がはやい。

ピエゾンスケーラでない、もっとやさしいバイオフィルムマネージメントはエアーフローデブライトメントでのインプラントへ侵襲無しのケア。

歯肉炎=上皮付着が残っている(アタッチメントロスがない)
ポケットの中に歯周病菌が存在するだけで歯肉内縁上皮はICT(浸潤結合組織)が発生する。
結果としてICTの中に炎症に関係した成分が増えてくる。

Infiltrated connective tissue 浸潤性結合組織ICT:
ポケット内の根面にレンサ球菌群の虫歯菌や、乳酸桿菌などがバイオフィルムを作り、そこに、糖質が唾液の酵素により糖なりまた糖そのものが浸透してくると、活発に増殖しながらネバネバの不水溶性グルカンゼリーと、酸を出しながら、バイオフィルムがポケット内に増殖してプラーク状厚みのあるバイオフィルムになる。酸は歯の面に作用して、カルシウムなどミネラル成分を歯の結晶構造から奪い、脱灰現象により歯の表面構造を脆弱になる。また、プラーク状に厚みを増すと、プラーク内を遊走する細菌も増え、細菌同士の情報交換(クオラムセンシング)も活発になり、毒素産生や、病原性、抗原性が高まり、そのプラーク内の嫌気性の血液を好む細菌が歯肉内縁上皮に凝集してそのポケット内縁 上皮お結合組織に1~2mmの厚みで炎症が起こる。その部分は結合組織が浸潤してコラーゲンはズタズタに分断され、弾力もなくなり、破れやすく脆くなる。
原因のプラークさえ薄くするように、抑制すれば、クオラムセンシングもなくなる。
プラークを抑制すればICTは改善してする。根先方向にプラークが増大していくとICTも対応して根先方向に拡大し、発生する。しかし常にその厚み、幅は1から2mm以内であり。ICTは歯根面のセメント質との間に接合上皮として上皮結合は残っているが、プローブでは、ここのICT部分にプローブ尖端が入るため、健康なポケット底より、深めに入り込んだり、ポケット内に出血(BOP)を呈する。
炎症性サイトカインにより刺激された破骨細胞により歯槽骨は壊され、炎症から逃れるように吸収されて高さを減ずる。急性症状の場合を除く慢性炎症では歯槽骨頂はICTよりも低く、間には健康な結合組織が介在し歯根面と1mm幅の繊維性付着が存在する。

NCT健康な結合組織になるとポケット内縁上皮の結合組織のコラーゲンが再生してポケット内が狭くなり(ポケットクロージャー・ポケット閉鎖)、圧が発生してプローブが入らなくなる。

上皮付着はクリニカルアタッチメントレベルが移動しいるのではない。CALは変化しない。

健康な歯肉との付着状態
健康な歯肉との付着状態

健康な歯肉との付着状態

歯肉炎が起きた根面と歯槽骨、ICTの状態
隣接面歯肉の厚みによる病的ポケットになるか歯肉退縮になるか
歯肉炎が起きた根面と歯槽骨、ICTの状態
隣接面歯肉の厚みによる病的ポケット
になるか歯肉退縮になるか

歯周治療を必要とする患者さんの見分け方
歯肉炎 = 付着の喪失の見られない歯肉炎
Gingivaitis = Gingivitis without attachment loss(Bone loss)
BOP(Bleeding on Probing) ⇒ 縁下プラークがある

歯周炎 = 付着の喪失の見られる歯肉炎
Periodontitis = Gingivitis with attachment loss
プロービングの目的

1.BOP(炎症の有無)出血をみる
2.ポケット値をみる
3.歯肉のプロービング時の加重に対する抵抗力の強弱をみる
歯周病の治療のゴール
・血の出ない歯肉にする事
・ポケット 2~5mm以下 BOPなし ⇒ 健康
6mm以上でBOPなしはない


菌の種類
名前は常に代わるので、気にする事はないが
グラム陰性嫌気性菌
p、ジンジバリ
P、インテルメディア

グラム陰性通性嫌気性菌
Aa、アクチノマイセスコミッタンス


菌は菌群の集まりとして、作用する。

遊離菌は病原性が少ない。
ある程度の量が増えて菌群にクオラムセンシング(菌群間コミニュケーション)が発生して、病原性が大きくなる。

口臭の観点、エチケットケアとしては食後のケアはある。
歯周病的には、
一日 一回のきっちりケア、で充分?

歯周病の菌群は72時間経ってから問題???
あとはエチケットのためにケアする。
むし歯菌群の増殖とネバネバと酸をだす、
除去しやすさとカリオロジーでの脱灰という観点から、は食後3分以内のケアは必須、

タバコと歯周病のは関係ない????
原因論として、悪影響はある。
しかし、本来、禁煙指導より、デブライドメントがDHの仕事。
患者さんがいやがらない方法で、デブライドメントできて初めて、一人前のDHと言える。



SRPとデブライドメントのちがい

SRPはテクニック居る。見えないポケット内をブラインドで手探りで行う。
やり過ぎるのでセメント質を傷付ける、作業時間が長い、
後遺症で知覚過敏など起こし、痛む。傷ついたセメント質でアタッチメントロスを起こす。

デブライドメントは簡単。しかし達成感なし、短い作業時間、
患者の不快症状なし、傷つかないが少し歯石は残る。
患者はリピーターになるので数回後にはきれい歯石もなくなる。



プログラムを作る:
1.セルフケアの確立
2.定期的回数
3.患者説明
4.記録を作る。フルマウスー…


メンテナンスでは同じに処置を繰り返すプログラムを建ててやる事で、最小限の処置で、効果の少ない処置を見つけ省きゴールの予測や、予後の判定もできるので患者評価も高まる。

記録は
チャート

フォト、レントゲン
介入部位
使用器具チップの種類なども
作業時間
来院頻度
生活背景
キャンセル


プロトコル作成(インスツルメンテーションする前に)
患者希望:既往、通院回数、経済状況
疾患程度:歯肉炎、PPD、根分岐部病変、リスク
歯周治療既往:根面のキズ、歯肉退縮、評価


今より良くなるという希望を与えること。

メンテナンスのたびにやる事:
1.説明事項
2.審査診断結果
3.原因と状況
4.処置をの目的と方法
5.歯周病の特徴(再発と予防)

根分岐部病変(1から3)
清掃し易い形態にする。
分割、切断、分割除去、分岐部形成(根修正、歯槽骨修正)
トンネル形成は
予後は悪い。カリエスリスク高い。フッ素の応用。
1度は治る、セルフケア強化へ
ファーケーションプローブで検査

Piezoマスターではpl4・5のボール付きチップでクリーニング

例)
遠心分岐部2度をオペなし、ノンサージェリーで形成で歯冠部からの歯頸根ライン修正で対応
ICTに触れないように形成。

メンテナンスでこん面ケアしてる、フッ素もしてる、
セルフケアが出来ていると神経に反応象牙質が出来て3か月の初期治療すぎて、歯髄反応が起きない、知覚過敏ない。

定期的にデブライドメントすることで、分岐部の病原化を抑制する
カリエスリスクは高い、


Instrumentation:器具を用いたバイオフィルムマネージメント

Aim:Remove biofilm

How to:

1.Scaling
2.Root debridement
3.Air-polishing(air-flow)
4.Air debridement(Prio-Flow)

以上の処置どれかで対応する。

 

60分での歯周病のメンテナンスの時間配分:
問診5分:
審査5分:表情、顔色、
診断プログラム5分粘膜、舌、機能、審美、協力度、理解度、サポート、
報提供10分:今の状況、傾向、予後は、今日の処置、セルフケア指導
徐去10分:深いPPDならデブライドメント、
     浅いPPDならプロフィラキシスprophylaxis

PMTCは今はやってない。
バイオフィルム除去と歯面研磨は違う。


情報提供10分:処置中に気づいたこと・リスク部位の評価ほめる、カリエス予防の説明事項
イエテボリテクニック(基本予防)フッ素ブラッシング法
今後起こり得る問題点。(補助用具の操作記憶、は3ヶ月持たない。)
リマインドさせるためのリコール
メンテナンスとの違い、手を加えること。維持する。
歯周サポート治療SPTとも言う。


次回のアポ5分患者さんによって間隔は違う。安定していたら12ヶ月毎の来院、
同じ間隔、3.4ヶ月、
確認のため短期間3.4ヶ月
前より悪くなったら、短くリコール。復活して良くなっても数回目まで確認してから間隔を長くする。


インスツルメンテーションの効果
ポケットの深さ
3.5mm以下:ポケットの改善変化PPD0,ダメージ0.5歯肉退縮

4-6.5mm:ポケットの改善1-2mm

7mm以上:ポケットの改善2-3mm

リコールの効果
インフェクションコントロールを持続させる。リマインドさせる。
リコール

バイオフィルムの構造
付着する表面の性状によって呼び方が違う。


クオラムセンシングquorumsensing

ある程度の量に達すると、菌群はオートインデュサーで会話して、
毒素産生や遺伝子変化などを起こし、お互いに環境に反応をして居る。

AIr-flowは良いが

重曹パウダーは軟組織を傷付けるエナメル質で30-40ミクロン
露出根面は禁忌
今は
グリシンパウダーならEDJ(エナメルセメント結合部位)付近の除去にも使える。
エナメル質で一回4ミクロン削れる。
露出根面も可能

露出根面上のバイオフィルム

エアポリッシング(グリシン)

除去効果
軟組織感受性


風邪も引かなくなる、具合悪くなることがないと実感

エアフロだけで管理していた。

傷さえ付けなければ、セメント質は増える

グリシンパウダー:
研磨深度浅い、しかしダイレクトに当てれば、粘膜に穴開く、
パウダーの量が大切調節、最小限にする。(EMSのみ)
インプラントにはカルシウムはダメ

除去効果は重曹の10分の一

軟組織感受性を比較する:
5mm以内のポケット深さPPDで

1.ハンドスケーラークリーニングでBOPもプラークもわずか増えた。キズ多い

2.重曹によるエアフローも同じにわずか増えた。少しキズ

3.グリシンパウダーエアフローだけにする。二週間後BOPとプラークが減った、ほとんどキズなし。

4.何もしないのはすべて変化なし。わずか病的悪化でBOP増えた。


グリシン:
生体必須アミノ酸、水溶性、天然甘み、コラーゲンの30%の主成分。
ユーリミラーの実験:ユーリー(原爆の開発責任者)

生命発生の実験で
出来たのがグリシン、アミノ酸のなかで構造が簡単。

歯冠方向から根面に向けて、使える。ただし、歯肉に直接当てない。粘膜傷ついて、出血する。

実験ではポケット内縁下2-3mmまで届いた。

ICTがあると解剖学的ポケット底は臨床的ポケット底より1.05mm上
急性ではもっと広がる
プラークの最深部は解剖学的ポケット底より1mm上で止まっている。
そこまでは結合上皮が根面についているから。

だから5mmのポケットなら
エアーフローでバイオフィルムは除去できる。

だから、少し深い3,4mmポケットなら可能、全く触れる事なく綺麗に出来る。
効果で艶が出る。グリシンに抗炎症作用も見つかった。

 

超音波EMSスケーラーでのデブライドメントではハンドやSCと違い、
擦ると言うよりはバイブレーション(振動)とキャビテーション(泡破壊)での除去なので
ほとんど器具が歯根面に触れるだけで、削ることなくバイオフィルムなど抑制できる。
EMSはパワーは40%でオーケー。
歯面保護のため擦らないように器具の尖端を当てるだけ。
メンテナンス長く永く通院する患者は、毎回パワーは20%でも充分。

EMS以外の超音波スケーラーの実験では
エナックもスプラッソンもパワー100%でもキャビテーションの泡の発生がは少ない。


EMSなどピエゾン超音波のチップの動きは、一方向だけの超音波振動なので、チップのサイド面を当てると歯の表面を叩かないのでセメント質にヒビが入らない。他のエアーや電磁式のエアスケーラーはチップが回転振動なので、どの方向でも歯の面を叩くので、かなり響くし、ヒビが入る。

プラークスコアPCR50

ポケット内出血BOP62.5     
目標は25%

ポケット深さPPD5mm以上49個所
目標は0

根分岐部病変で水平方向のPPD3mm以内

情報提供した。
セルフケアの確立

インスツルメンテーションして
3ヶ月ごPCR16
BOP36.7
PPD15

次の3ヶ月エアフロポリッシングでPCR8
BOP13%
PPD8

10ヶ月
PCR5
BOP4

PPD0

残りは自然脱落待つ事に
18ヶ月後ほとんどBOPは1歯だけで、継続中。

植立角度、表面性状などは、天然歯よりメンテナンス管理難しい。
永くメンテナンスに通った
インフェクションコントロールのラインに乗った患者さんだけがインプラントに適応出来る。

口腔内伝播リスク
親知らずなど深いポケットが残っていると、感染リスク高い

エアフローや超音波スケーラー時のサクションテクニックはハンドピースとくっついて動かす。
角度はほぼ90度

携帯のハンドピスより卓上型はパウダーボトルが大きくパウダー多いのでDHがつかうのに良い、
フィルマウスも可能。

Drは1.2歯を形成面のクリーニングなどに使うにはー携帯型ソフトパウダーだけ。

エアフローやスケーラーのハンドピースのクリーニングラインがイエテボリにはある
ドライエアーが良い。

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13.患者さん例


【歯本来の美しさが、患者さんの関心を高める!】

「もともとAさんは、ご自身の口腔内にまったく関心がありませんでした。
 来院するたびプラークがべったり。
 これではまた治療を繰り返してしまうと、私は不安を感じていたんです。」

そこでCさんは、トリートメントケアに少しアレンジを加えて提案。
まず、片顎だけ施術をして鏡を見てもらいました。
すると、自分の歯を見比べたAさんはビックリ。「ツヤが全然違う!」と声をあげました。
さらにツルツルの舌触りを体感してもらうと、「私の歯ってこんなにキレイだったんだ……」と
しみじみ言ったそうです。

「そのとき、Aさんに口腔内への関心が芽生えたのを感じました。
 このキレイな歯を保てるからとメインテナンスをすすめると、二つ返事でうなずいてくれたんです。
 歯本来の美しさを目で見てもらうことは大切だと、実感しましたね。」

 ケア次第で自分の歯は変わる。そのことに気づけば、患者さんに欲求が生まれます。
よりキレイで健康な口腔内を目指し、積極的にオーラルケアするようになるのです!
ぜひ、いつものトリートメントケアにCさんのようなアレンジを加えてみてはいかがですか?

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