コロナの感染にはお口の中の健康(オーラルヘルス)が
一番大切
コロナの感染にはお口の中の健康が一番大切なのです。
歯や歯茎からも感染する歯周病菌は、胃腸の粘膜の透過性を高める(リークガット・リーキーガット)。いわゆる、腸もれです。ひどくなると潰瘍性大腸炎。
そのために、腸内細菌の悪玉を連れて、体内に侵入して全身感染します。
オーラルケアだけでは、歯と歯肉だけのケア中心なので、完全には防げません。
図の青い矢印ラインが今までのオーラルケアで防げる作用です。
結果、体内にグリーンラインからの細菌の侵入があるため、炎症性サイトカインが免疫細胞から放出され、体内は慢性炎症状態です。これではウイルス感染しやすく、重症化します。
サイトカイン(cytokine) は、細胞から分泌される低分子のタンパク質で生理活性物質の総称。
生理活性蛋白質とも呼ばれ、細胞間相互作用に関与し周囲の細胞に影響を与える。
炎症性サイトカイン(えんしょうせいさいとかいん、proinflammatory cytokine)とは、炎症反応を促進する働きを持つサイトカインのことである。
免疫に関与し、細菌やウイルスが体に侵入した際に、それらを撃退して体を守る重要な働きをする。
リーキーガットやサイトカインストームは、小麦食事でも起きます。
コロナ感染予防で、重要な行ってもらいたいケアは
図の緑の矢印ラインです。(鼻洗い&うがい)
重要な行ってもらいたいケアがあります。
前ページの図の緑の矢印ラインを見てわかる様に、舌のおく、軟口蓋の粘膜、中咽頭部の喉、そして鼻腔です。
FDI・・・国際歯科学会では、すでに、40年以上昔からの標語があって、
オーラルケアの3つの柱
でした。
しかし、With - コロナでは、
コロナ感染予防では、この3番のうがいこそが重要となります。
(舌ブラシで擦るのでは、不充分です)
うがいは最低10分以上きっちりやった方が良いです。
そして、毎日の鼻洗い、鼻うがいです。
(鼻洗いに関しては )
のどのうがいに関しては、ココナッツオイルを使う方法が、とても、有効です。
とくにプリング法。
使用するココナッツオイルは、中鎖脂肪酸(MCT)のオイルを70%含み、殺菌、殺ウイルス作用があります。
さらには、抗真菌薬と同じくらいに、カビ菌(真菌)の増殖を抑制します。
インドアユールベーダー式のオイルプリング法をホワイトファミリーのテクニックで行うなら、
うがいをすることで口腔周りの筋肉と喉周囲の開口筋群(舌骨上筋群)の運動ができるのです。
首の筋肉の凝りを開放でき、舌筋の肥大、肥満の解消になって、気道狭窄が治り、呼吸不全の解消が、猫背の解消と睡眠時無呼吸の改善になって、脳や、全身の酸素欠乏状態が少なくなっていきます。
ココナッツオイル(大さじ2杯)を口に含む
上下、左右、前後にオイルをぶくぶく強く移動させる
15分から20分はオイルクレンジング
しかもコロナ対策にもなるのです!!!!!!
マウスプリングは、顎、喉、頬、唇、舌筋など口腔周囲の筋群のトレーニングに最適です。口に含んだ液体を飲み込んだり、こぼしたりしない様に、咽頭部の舌根筋肉と軟口蓋筋膜、口輪筋、広頚筋の筋トレになり、開口抑制運動と同じで、誤嚥など、咽せることの改善、予防になり、誤嚥性肺炎を防止できますし、嚥下能力の改善にもなります。(上下左右前後とガラガラを10回ずつ繰り返します)
ココナッツオイルは、ノコギリヤシよりも、
テストステロン抑制効果があり、しかも抗ウイルス作用もある
ココナッツオイルは、ノコギリヤシよりも、テストステロン抑制効果があり、しかも抗ウイルス作用もあります。
ココナッツオイルプリングと、毎日の摂取は、コロナ予防に必須!
関連ニュース
新型コロナ、前立腺がん患者でアンドロゲン除去療法が感染を抑制か
Annals of Oncology誌2020年8月号 掲載。
新型コロナウイルスの感染や症状悪化には男性ホルモン(アンドロゲン)が関与しており、前立腺がん患者に行う「アンドロゲン遮断療法(ADT)」が感染予防や治療に役立つ可能性があると、イタリア・パドバ大などの研究チームが7日発表した。論文は国際的ながん専門誌「アナルズ・オブ・オンコロジー」電子版に掲載される。
前立腺がんは男性ホルモンで増殖するため、作用を薬で抑えるADTが行われる。イタリア北部ベネト州の前立腺がん患者を調べたところ、ADTを行う患者は行っていない患者に比べ、新型コロナの感染率や重症化率が大幅に低かった。
これは、男性ホルモンがウイルスの感染に重要な役割を果たす酵素にも働いているためと考えられる。この酵素「TMPRSS2」は、ウイルスが人の呼吸器系などの細胞表面に結合した後、細胞膜に侵入するのに利用されている。
研究チームは、新型コロナに感染した際、男性が女性より重症化しやすいのは男性ホルモンの作用が要因の可能性があると指摘。短期間のADTが予防や治療の手段になるとして、前立腺がんではない男性感染者を対象に臨床試験を行うよう提言した。
ベネト州の前立腺がん患者について、ADTを行う5273人と行わない3万7161人を比較した調査では、新型コロナ感染者はそれぞれ4人と114人だった。このうち重症は1人と31人で、死者はなしと18人だった。
(JIJI.COM)
原著論文はこちら
Montopoli M, et al. Ann Oncol. 2020;31:1040-1045