感染症:マダニSFTS死亡者 15人目
 

マダニ感染症、女性死亡 山口、国内15人目

 山口県健康福祉部は23日、マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に県内の90代女性が感染し、7月中旬に死亡したと発表した。感染の確認は全国で32例目、死亡は15人目。県内では4例目で死亡は3人目。

 女性は7月上旬に発熱、嘔吐(おうと)などを訴え医療機関に入院、中旬に意識混濁、血小板減少、肝機能障害などで死亡した。検体を送っていた国立感染症研究所でSFTSウイルスが確認された。

 女性にマダニにかまれた痕は見つからなかったが、ほぼ毎日畑作業をしており、健康福祉部はマダニにかまれたとみている。

2013年7月24日 提供:共同通信社

SFTS 宮崎の80代女性、マダニ感染死亡

宮崎県は22日、マダニが媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)に県内の80代女性が感染し今月中旬に死亡したと発表した。SFTSによる死者は全国で14人目。県感染症対策室によると、女性は今月上旬、発熱やだるさを訴え医療機関を受診した。

2013年7月23日 提供:毎日新聞社