【サクラメント(米カリフォルニア州)UPI=共同】ピーナツアレルギーがある米国の13歳の少女が家族と出掛けた夏休みのキャンプ場で、ピーナツバター入りの菓子をうっかり食べて急死した。少女の家族が31日、明らかにした。
少女は26日、カリフォルニア州のサクラメント・キャンプ場でアレルギーを起こした。ナッツアレルギーがあることは分かっていて注意していたが、人気のスナック菓子を口にしてしまった。
ひと口食べてすぐに吐き出したが、20分もたたないいうちに嘔吐(おうと)と呼吸困難、心拍停止に襲われた。家族はアレルギー反応が出たときに備えて常に持ち歩いている応急手当て用の注射をしたが、彼女の命を助けることはできなかったという。