イマジン・グローバル・ケアは、予防医療で社会に貢献したいという強い思いとともに、5年もの歳月をかけて東京大学と共同研究を進めてきました。
そして、カイコを使って免疫力を測定する方法を発見しました。カイコは人と同じ病気にかかり、人と同じ薬で治るといわれています。カイコの免疫細胞に活性化物質が結合すると活性酸素が放出され、ある蛋白が活性化し、筋肉を麻痺させ、収縮させます。成分の免疫活性度が高いほど、筋肉の収縮度合いが大きくなります。
発見により、カイコの筋肉に様々な物質を注射することで、自然免疫を活性させる作用がある成分とその活性度を知ることができるようになりました。
そして、イマジン・グローバル・ケアと東京大学は5年の歳月をかけて、自然免疫を高める成分を発見しました。
その成分を「ブロリコ」と名づけました。
ブロリコは今まで世界にない新規の成分です。
この測定方法を発表した論文は世界的権威のある生物学誌
「the journal of biological chemistry」に掲載されました。
WaWaWa「カイコが人類を救う」第3回 (要約版).pdf
WaWaWa「生命学最先譚」第10回.pdf
WaWaWa「生命学最先譚」第11回 (第7校).pdf
当社研究所所長 小方康之がブロリコについて、車いす応援雑誌「WaWaWa」に好評連載中です。
自然免疫の活性を高めるブロリコ
色々な野菜や、免疫力を高めるといわれるアガリクス、メカブフコイダンなどで免疫力を測定したところブロッコリーから抽出されたブロリコが一番高い活性を示しました。
ブロッコリーに含まれるブロリコは自然免疫、特にNK細胞と好中球を活性化させます。
ブロリコのパワーは免疫活性効果があるといわれるメカブフコイダンの385倍、酵母やアガリクス、ハナビラタケに含まれるβグルカンの55倍です。
(※βグルカンの値は、酵母由来の精製されたもの)
また、同様にβグルカンを使用した医薬品である抗悪性腫瘍剤と比較しても、ブロリコは2.3倍の活性を示しました。
※このデータはブロリコの純度を高めて行った最新の実験によるデータです。
ブロリコはブロッコリーを食べただけではカラダに吸収されません
通常のブロッコリーはわずかしか活性力を示しません。ブロリコはブロッコリーに含まれていますが、通常食べただけですとブロリコはカラダに吸収されずに、排出されてしまうと考えれられます。ブロリコという成分を抽出、加工して初めてカラダに吸収されます。
ブロリコは特殊な方法で抽出されており、その方法が米国で特許を取得しました(特許番号8,313,779、2012年11月20日取得)。なお、EU諸国においても現在出願中です。
ヒトでの臨床試験で自然免疫の活性がみられた
2011年2月〜3月にかけて実施したヒトでの臨床試験では、平均10%ほど免疫の活性化が確認されました。
Lancetという世界で権威のある医学雑誌に掲載された埼玉県立がんセンターの研究では、NK細胞の活性について、男性では、42%以下を低活性群、43〜58%を中活性群、58%超を高活性群、女性では、34%以下を低活性群、35〜51%を中活性群、51%超を高活性群と分けております。
結果は、NK活性の低い群の人は、高位群や中位群の人に比べてがんを発症する相対リスクが高いというものでした。この研究から考えまして、ブロリコの臨床試験で示されたNK細胞の10%上昇という結果は意味のあるものと考えられます。
試験に参加した人たちからは、5名が胃炎改善、脂漏性湿疹改善、歯ぐき出血改善、体のだるさの改善、目の疲れが軽減、寝起きが良くなった、花粉症が楽になったなど、体調が良くなったという体感が伝えられました。また、3名の女性が、ニキビが治ったり、肌のつやが良くなったなど、皮膚の状態が改善したという声がありました。精神的ストレスが軽減されたという人も2名いました。