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最新の社会情勢レポート!!

社会情勢レポート記事区切り

ノロウィールス、感染性胃腸炎の感染防止指針 実臨床で使える
フローチャートやリストを抜粋した資料

  国立国際医療研究センター研究所感染制御研究所の切替照雄氏は12月25日、「ノロウイルスなどの感染性胃腸炎による院内感染対策防止手順資料集」を作成し、センターのホームページに掲載した。

 感染性胃腸炎や食中毒に対応するため、医療現場で実際に使われているフローチャートや対応リストを集めている。厚生労働科学研究「新型インフルエンザ等の院内感染制御に関する研究」で作成した「院内感染防止手順 第3版」中、感染性胃腸炎や食中毒に関わる部分を抜粋したものだ。感染対策の実務担当者の利用を想定している。

 感染性胃腸炎や食中毒の発生時や集団発生時の対応フローチャート、患者への対応、一般病棟での対応、手指消毒の方法、防護用具、予防対策、消毒液の作り方に加え、ノロウイルスに特化した感染対策フローチャートや2次感染防止策を掲載している。

【関連リンク】
ノロウイルスなどの感染性胃腸炎による院内感染対策防止手順資料集


2012年12月28日
提供:国立国際医療研究センター研究所感染制御研究所 切替照雄氏

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神奈川県、インフルエンザ流行で注意喚起

インフルエンザ:流行、県が注意喚起 /神奈川

弱体化ワクチンも接種した後の体調不良が問題です。人ごみの中に出歩かないことが一番、いつも、CHXとショウガシロップを持ち歩き、違和感を感じたら、すぐに、ウガイです。

 県は27日、インフルエンザの流行が県内でも始まったとして注意喚起を出した。17〜23日の定点あたりの患者報告数は1・54で、流行開始の目安である1・0を超えた。県は手洗いなどの感染予防を呼びかけているほか、重症化を防ぐワクチン接種を勧めている。

今季の流行開始時期は例年並み。県では来年1月〜2月にかけ流行のピークを迎えると予想している。【北川仁士】



2012年12月28日 提供:毎日新聞社

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ノロウィールス感染死亡の立件?解剖、検体なく証明困難

立件に高いハードル 解剖、検体なく証明困難 
「大型サイド」6人死亡ノロ集団感染

高齢の入院患者6人が死亡した宮崎県日南市の医療法人春光会東病院のノロウイルス集団感染。病院側の衛生管理の不備と対応の遅れが被害を拡大した疑いがあり、県警が関係者の事情聴取を始めたが、死亡患者の司法解剖はできず、吐瀉(としゃ)物や血液などの検体も残っていない。6人のウイルス感染を直接証明するのは困難で、刑事事件としての立件には高いハードルが課されている。

病院によると、男性(78)が12日、嘔吐(おうと)と発熱の症状を示して最初に発症し、14日に死亡。病院が初めてノロウイルスをうたぐったのは2日後の16日。発症者が4人から16人に急増したためだ。

17日の簡易検査で患者5人の陽性を確認、県に通報したが、17日に2人、19、21日にもそれぞれ1人が死亡。死亡者が出たとの報告は22日になってからで、その日の夜には6人目の患者が死亡した。発症者は6人を含め44人に膨れ上がった。

立ち入り検査した県によると、患者の嘔吐物や便の処理に着用する手袋とエプロンは、院内感染を防ぐため1回の使用で捨てるのが常識だが、1人の患者に同じ物を一日中使い回していた。素手で汚れたエプロンに触れるケースもあった。

病院の常勤医師は院長1人。その院長も15日から4日間、症状を訴え、患者を直接診察できない状態だった。

病院は23日、県庁で集団感染を公表。宮路重和(みやじ・しげかず)理事長は「患者に接触した職員を介して感染拡大した可能性が高い。報告も遅れ、申し訳ない」と謝罪。県の幹部らも「排せつ物などの処理方法の不手際が感染拡大の一因」「対策が完璧ではなかった」と指摘した。

17日に亡くなった男性(85)の妻(78)には当日、病院から院内感染の説明はなく、報道で初めて知った。妻は「きちんと対応してくれていたら、もう少し長く生きられたかも...」と話す。

今回の集団感染は「人災的側面」が色濃く、県警も23日、捜査員を病院に派遣し、関係者の事情聴取に乗り出したが、死亡患者の検体が残されていないことが判明した。

6人は嘔吐物などが誤って肺に入り発症するご誤嚥性(ごえんせい)肺炎が死因と診断された。業務上過失致死容疑での立件には、ノロウイルス感染が嘔吐の原因になったことを証明する必要があるとみられるが、鑑定などで直接立証するのは困難な状況だ。

医療事件を専門に扱う谷直樹(たに・なおき)弁護士(東京)も刑事事件には発展しにくいとみる。「病院の対応が遅く問題はある。しかし『もっと早く対応していれば感染は拡大せず、死者数も減らすことができた』と証明するのは難しい」と分析した。

宮路理事長は会見で「高齢者を預かる中、感染力の極めて強いノロウイルスの感染を根絶するのは不可能だと思う」と本音も漏らした。


2012年12月28日 提供:共同通信社

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海自でノロ集団感染か 広島・呉基地

 海上自衛隊呉地方総監部(広島県呉市)は19日、隊員48人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えたと発表した。呉市保健所によると、簡易検査で5人からノロウイルスが検出されており、集団感染の可能性が高い。

 総監部によると、発症したのは10〜50代の隊員で、ほとんどが潜水艦教育訓練隊の所属。17日未明から18日夕方にかけて次々と体調不良になった。1人が入院したが、全員軽症で快方に向かっている。

 全員が基地内の同じ食堂で食事を取っており、総監部や保健所が感染源を調べている。


2012年12月20日 提供:共同通信社

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(岡山)腸管出血性大腸菌感染症 県内12月発生突出

◇すでに10件 他県は週1件程度

 12月に入り、県内で腸管出血性大腸菌感染症の発生が例年に比べて増えている。昨年までは12月の同感染症報告件数は多くても5件だったが、今年は既に10件(10人、18日現在)で、いずれもO(オー)157。冬に流行するノロウイルスと異なり、本来は高温多湿の夏場に多い感染症で、県は「全国的な傾向ではなく、原因もわからない」と首をひねり、手洗いなどの予防を呼びかけている。(竹上史朗)

 今年の同感染症発生件数は6月に11件となり、月あたりで初めて10件を突破。8月は倉敷市でO26の集団発生があり、115件と急増したが、9月11件、10月8件、11月は0件と例年並みかそれ以下のペースで推移した。しかし、12月は既に10件。管轄保健所ごとの内訳は、岡山市が6件、倉敷市が3件、備中(総社市、早島町)が1件だった。

 同感染症が伝染病予防法の指定伝染病となり、届け出が必要となった1996年8月以降、12月で最も多かったのは2004年の5件、他の年は0-3件にとどまっていた。

 県などが、10件のうち8件で検出されたO157の遺伝子を県環境保健センターで解析したところ、遺伝子の型が一致。感染源が同じ可能性もあるが、食品や職場などに共通性は見つからなかった。県健康推進課によると、12月に入って発生件数が増えているのは岡山県だけ。中四国地方の他県では週に1件あるかないかという。

 同課は、菌を死滅させるための加熱や菌の付着を防ぐ手洗い、菌を増やさないための冷蔵庫(10度以下)での食品保存を求め、「腹痛や下痢、血便など気になる症状があったら、医師の診断を受けてほしい」としている


2012年12月19日 提供:読売新聞

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平成23年国民健康・栄養調査 厚労省

■平成23年国民健康・栄養調査
 日本歯科医師会地域保健・産業保健担当常務理事 佐藤 保

 平成23年国民健康・栄養調査の結果の概要が12月6日、厚労省より公表され
た。この調査は、国民の身体的状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らか
にして、健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料を得ることを目的と
したナショナルデータである。調査結果の詳細は今後示されるが、今回の概要
版では、第1章の「食生活に関する状況」〜第8章「健康寿命や地域のつながり
に関する状況」までが示されている。
「歯の健康に関する状況」は7章で、(1)入れ歯の使用状況(2)歯科健康
診査や専門家による口腔ケアの受診頻度及び(3)咀嚼の状況の3点について概
要が示された。
調査結果によれば、食事の時に、いつも入れ歯を使っている者の割合は、70
歳以上60.1%で、歯科健康診査や専門家による口腔ケアの受診頻度は「半年に
1回以上」と回答した者の割合が21.9%であり、「1年に1回程度」と回答した
者の割合が26.5%、さらに、何でもかんで食べることができる者の割合は、40
歳代をピークに年齢とともに低下するものの、70歳以上で84.4%が何でもかん
で食べることができると回答している。
今後、他の要因との比較を行うとともに、今回結果のより詳細な検討が必要
であると思われる。


2012年12月6日
提供:日本歯科医師会地域保健・産業保健担当常務理事 佐藤 保様

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なんと30歳以上の日本女性の8割に骨粗しょう症リスク!!!

30歳以上の女性の約8割が、骨粗しょう症になるリスクを抱えていることが、製薬会社ファイザー(東京)のインターネット調査で分かった。

 対象は閉経前後の女性それぞれ500人。このうち閉経後で既に同症の治療を受けている250人を除いた750人に、国際骨粗鬆症(こつそしょうしょう)財団が作った「新骨粗しょう症リスク1分間テスト」を行った。「軽い転倒で骨折したことがあるか」「喫煙経験があるか」など17の質問をして、一つでも当てはまればリスクありと判定される。

 結果は閉経前の79・4%、閉経後の82・4%にリスクがあった。専門家は「検査の受診者は少なく、潜在的患者は相当数いる」と指摘している。


2012年12月18日 提供:共同通信社

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感染症:新たに34人ノロ感染 大阪、2人死亡の病院

ノロウイルスに集団感染した入院患者2人が死亡した大阪府大東市の「わかくさ竜間リハビリテーション病院」は17日、新たに入院患者と職員計34人が感染したと発表した。死亡者も含め感染者は計82人となった。

同病院は、集団感染が確認された後、対策委員会を設置。保健所の指導を受けて消毒などの予防策を取ったが、別に感染が広がった。

大阪府は4日、入院患者や職員が11月27日から下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、一部からノロウイルスが検出されたと発表していた。

同病院は、死亡した2人の死因は心不全と誤嚥(ごえん)性肺炎でノロウイルスが直接の原因ではないとしている。


2012年12月18日 提供:共同通信社

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ノロウイルス変異、感染性胃腸炎が大流行の恐れ

ノロウイルスはもともと感染力が強く、せっけんやアルコールによる消毒は効かない。体力のない幼児や高齢者がかかると、激しい下痢や嘔吐(おうと)で脱水症状を起こすことがある。感染研の片山和彦室長は「丁寧な手洗いでウイルスを流し取ることが大切。嘔吐物を処理する時は、塩素系漂白剤で消毒してほしい」

 今冬はノロウイルスによる感染性胃腸炎が大流行する恐れがあると、国立感染症研究所が注意を呼びかけている。

 ウイルスの遺伝子変異が原因で、全国3000か所の医療機関の報告では、11月26日-12月2日の患者数は1か所平均18人に急増した。最近10年間で、もっとも流行した2006年の22人に次ぐ勢いだ。

 感染研によると、変異したウイルスは、今年1月に北海道と大阪で初めて検出された後、10月までに東京や新潟、沖縄など計9都道府県に広がったことが確認された。人体には一度感染したウイルスや細菌を記憶し、効果的に撃退する免疫があるが、変異したウイルスは、免疫による防御をかわして感染しやすい。


2012年12月15日 提供:読売新聞

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全国感染症情報2012-12北海道から沖縄

青森県、マイコプラズマ最多【感染症情報:北海道・東北】
岩手県では、流行性耳下腺炎・伝染性紅斑・マイコプラズマが流行


 国立感染症研究所は12月14日、感染症発生動向調査週報(IDWR)第48号を発表した。2012年第48週(11月26日-12月2日)の発生報告を12月5日に集計し公表している。

 感染性胃腸炎の流行が止まらない。大阪府以外の全都道府県で前週の報告数を上回った。第48週には報告数5万6677(定点当たり報告数18.00:以下かっこ内の数字は定点当たりの報告数)に上り、過去10年の同時期と比べて、2006年(21.86)に次ぐ高値を記録している。都道府県別では、鹿児島県(37.42)、宮崎県(34.72)、福井県(33.59)、大分県(28.67)、富山県(28.03)、愛媛県(26.00)、熊本県(24.94)の順に多い。年齢別では7歳以下の小児が7割以上を占めている。内訳は0-1歳(24.9%)、2-3歳(21.0%)、4-5歳(17.3%)、6-7歳(10.1%)。

 なお、IDWR第48号でノロウイルス「GII/4変異株」による集団食中毒事例の概要を読むことができる。2012年10月に17人が発症し、沖縄県の飲食店が原因施設であると断定した事例。

 発生動向総覧から、北海道・東北エリア(北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)に関する報告を抽出する。

【北海道】
エキノコックス症1人が報告されている。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(3.07/全国1.76)、咽頭結膜熱(0.79/全国0.37)の報告数がいずれも全国で3番目に多い。

【青森県】
マイコプラズマ肺炎の報告数が全国で最多(4.83/全国1.20)。

【岩手県】
流行性耳下腺炎(1.50/全国0.38)、伝染性紅斑(0.28/全国0.05)の報告数がいずれも全国で最多。また、マイコプラズマ肺炎の報告数が2番目に多い(4.11/全国1.20)。つつが虫病1人が報告されている。

【宮城県】
マイコプラズマ肺炎(3.92/全国1.20)および水痘(3.57/全国1.73)の報告数が全国で3番目に多い。腸管出血性大腸菌感染症1人、風疹1人、アメーバ赤痢1人が報告されている。

【秋田県】
手足口病の報告数が全国で2番目に多い(1.60/全国0.42)。腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【山形県】
水痘の報告数が全国で最多(3.80/全国1.73)。また、手足口病(1.40/全国0.42)、流行性耳下腺炎(1.33/全国0.38)が3番目に多い。

【福島県】
特に報告なし。

2012年12月17日 国立感染症研究所



東京都で風疹、突出して多い【感染症情報:関東信越】
全国的に感染性胃腸炎の増加続く


国立感染症研究所は12月14日、感染症発生動向調査週報(IDWR)第48号を発表した。2012年第48週(11月26日-12月2日)の発生報告を12月5日に集計し公表している。

感染性胃腸炎の流行が止まらない。大阪府以外の全都道府県で前週の報告数を上回った。第48週には報告数5万6677(定点当たり報告数18.00:以下かっこ内の数字は定点当たりの報告数)に上り、過去10年の同時期と比べて、2006年(21.86)に次ぐ高値を記録している。都道府県別では、鹿児島県(37.42)、宮崎県(34.72)、福井県(33.59)、大分県(28.67)、富山県(28.03)、愛媛県(26.00)、熊本県(24.94)の順に多い。年齢別では7歳以下の小児が7割以上を占めている。内訳は0-1歳(24.9%)、2-3歳(21.0%)、4-5歳(17.3%)、6-7歳(10.1%)。

なお、IDWR第48号でノロウイルス「GII/4変異株」による集団食中毒事例の概要を読むことができる。2012年10月に17人が発症し、沖縄県の飲食店が原因施設であると断定した事例。

発生動向総覧から、関東信越エリア(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県)に関する報告を抽出する。

【茨城県】
腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。手足口病の報告数が全国で最多(1.72/全国0.42)。

【栃木県】
特に報告なし。

【群馬県】
つつが虫病2人が報告されている。

【埼玉県】
腸管出血性大腸菌感染症3人、レジオネラ症2人、アメーバ赤痢1人、風疹1人が報告されている。

【千葉県】
腸管出血性大腸菌感染症15人、つつが虫病3人、レジオネラ症3人、風疹3人、ジアルジア症1人、アメーバ赤痢1人が報告されている。百日咳の報告数が全国で最多(0.08/全国0.02)で、インフルエンザの報告数が3番目に多い(0.64/全国0.31)。

【東京都】
風疹の発生数が全国で最も多い14人と報告している。他の都道府県では報告があっても1-3人にとどまっているため、東京都が突出した数字となっている。また、アメーバ赤痢2人、麻疹1人が報告されている。

【神奈川県】
腸管出血性大腸菌感染症1人、風疹1人、麻疹1人、つつが虫病1人が報告されている。

【新潟県】
特に報告なし。

【山梨県】
特に報告なし。

【長野県】
腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

2012年12月17日 国立感染症研究所



石川県、溶連菌咽頭炎が多め【感染症情報:東海北陸】
全国的に感染性胃腸炎の増加続く


 国立感染症研究所は12月14日、感染症発生動向調査週報(IDWR)第48号を発表した。2012年第48週(11月26日-12月2日)の発生報告を12月5日に集計し公表している。

 感染性胃腸炎の流行が止まらない。大阪府以外の全都道府県で前週の報告数を上回った。第48週には報告数5万6677(定点当たり報告数18.00:以下かっこ内の数字は定点当たりの報告数)に上り、過去10年の同時期と比べて、2006年(21.86)に次ぐ高値を記録している。都道府県別では、鹿児島県(37.42)、宮崎県(34.72)、福井県(33.59)、大分県(28.67)、富山県(28.03)、愛媛県(26.00)、熊本県(24.94)の順に多い。年齢別では7歳以下の小児が7割以上を占めている。内訳は0-1歳(24.9%)、2-3歳(21.0%)、4-5歳(17.3%)、6-7歳(10.1%)。

 なお、IDWR第48号でノロウイルス「GII/4変異株」による集団食中毒事例の概要を読むことができる。2012年10月に17人が発症し、沖縄県の飲食店が原因施設であると断定した事例。

 発生動向総覧から、東海北陸エリア(富山県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)に関する報告を抽出する。

【富山県】
前週に引き続き、伝染性紅斑の報告数が全国で3番目に多い(0.14/全国0.05)。

【石川県】
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が全国で2番目に多い(3.24/全国1.76)。

【岐阜県】
インフルエンザの報告数が全国で4番目に多い(0.62/全国0.31)。

【静岡県】
つつが虫病2人、麻疹1人、レジオネラ症1人が報告されている。

【愛知県】
レジオネラ症2人、風疹1人、アメーバ赤痢1人が報告されている。

【三重県】
特に報告なし。

2012年12月17日 国立感染症研究所



感染性胃腸炎、大阪以外は増加【感染症情報:近畿】
福井県では報告数が全国で3番目


 国立感染症研究所は12月14日、感染症発生動向調査週報(IDWR)第48号を発表した。2012年第48週(11月26日-12月2日)の発生報告を12月5日に集計し公表している。

 感染性胃腸炎の流行が止まらない。大阪府以外の全都道府県で前週の報告数を上回った。第48週には報告数5万6677(定点当たり報告数18.00:以下かっこ内の数字は定点当たりの報告数)に上り、過去10年の同時期と比べて、2006年(21.86)に次ぐ高値を記録している。都道府県別では、鹿児島県(37.42)、宮崎県(34.72)、福井県(33.59)、大分県(28.67)、富山県(28.03)、愛媛県(26.00)、熊本県(24.94)の順に多い。年齢別では7歳以下の小児が7割以上を占めている。内訳は0-1歳(24.9%)、2-3歳(21.0%)、4-5歳(17.3%)、6-7歳(10.1%)。

 なお、IDWR第48号でノロウイルス「GII/4変異株」による集団食中毒事例の概要を読むことができる。2012年10月に17人が発症し、沖縄県の飲食店が原因施設であると断定した事例。

 発生動向総覧から、近畿エリア(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県:近畿厚生局の管轄区域)に関する報告を抽出する。

【福井県】
感染性胃腸炎の報告数が全国で3番目に多い(33.59/全国18.00)。

【滋賀県】
特に報告なし。

【京都府】
腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【大阪府】
レジオネラ症3人、風疹2人、腸管出血性大腸菌感染症1人、アメーバ赤痢1人が報告されている。

【兵庫県】
風疹1人、レジオネラ症1人、腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【奈良県】
特に報告なし。

【和歌山県】
特に報告なし。

2012年12月17日 国立感染症研究所



山口県、溶連菌が最多、増加傾向【感染症情報:中国四国】
ヘルパンギーナ報告、中国四国エリアに集中

 国立感染症研究所は12月14日、感染症発生動向調査週報(IDWR)第48号を発表した。2012年第48週(11月26日-12月2日)の発生報告を12月5日に集計し公表している。

 感染性胃腸炎の流行が止まらない。大阪府以外の全都道府県で前週の報告数を上回った。第48週には報告数5万6677(定点当たり報告数18.00:以下かっこ内の数字は定点当たりの報告数)に上り、過去10年の同時期と比べて、2006年(21.86)に次ぐ高値を記録している。都道府県別では、鹿児島県(37.42)、宮崎県(34.72)、福井県(33.59)、大分県(28.67)、富山県(28.03)、愛媛県(26.00)、熊本県(24.94)の順に多い。年齢別では7歳以下の小児が7割以上を占めている。内訳は0-1歳(24.9%)、2-3歳(21.0%)、4-5歳(17.3%)、6-7歳(10.1%)。

 なお、IDWR第48号でノロウイルス「GII/4変異株」による集団食中毒事例の概要を読むことができる。2012年10月に17人が発症し、沖縄県の飲食店が原因施設であると断定した事例。

 発生動向総覧から、中国四国エリア(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)に関する報告を抽出する。

【鳥取県】
前週に引き続き、ヘルパンギーナの報告数が全国で2番目に多い(0.21/全国0.06)。百日咳も3番目に多い(0.05/全国0.02)。

【島根県】
ヘルパンギーナの報告数が全国で3番目に多い(0.17/全国0.06)。

【岡山県】
レジオネラ症1人、腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【広島県】
腸管出血性大腸菌感染症2人、つつが虫病2人、レジオネラ症1人、風疹1人が報告されている。

【山口県】
前週に引き続き、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の報告数が全国で最多で、増加傾向にある(4.19/全国1.76)。

【徳島県】
特に報告なし。

【香川県】
前週に引き続き、ヘルパンギーナの報告数が全国で最多(0.43/全国0.06)。

【愛媛県】
伝染性紅斑の報告数が全国で2番目に多い(0.16/全国0.05)。

【高知県】
百日咳の報告数が全国で2番目に多い(0.07/全国0.02)。

2012年12月17日 国立感染症研究所



鹿児島県、感染性胃腸炎が最多【感染症情報:九州】
佐賀県のインフルエンザ報告数が全国一に


 国立感染症研究所は12月14日、感染症発生動向調査週報(IDWR)第48号を発表した。2012年第48週(11月26日-12月2日)の発生報告を12月5日に集計し公表している。

 感染性胃腸炎の流行が止まらない。大阪府以外の全都道府県で前週の報告数を上回った。第48週には報告数5万6677(定点当たり報告数18.00:以下かっこ内の数字は定点当たりの報告数)に上り、過去10年の同時期と比べて、2006年(21.86)に次ぐ高値を記録している。都道府県別では、鹿児島県(37.42)、宮崎県(34.72)、福井県(33.59)、大分県(28.67)、富山県(28.03)、愛媛県(26.00)、熊本県(24.94)の順に多い。年齢別では7歳以下の小児が7割以上を占めている。内訳は0-1歳(24.9%)、2-3歳(21.0%)、4-5歳(17.3%)、6-7歳(10.1%)。

 なお、IDWR第48号でノロウイルス「GII/4変異株」による集団食中毒事例の概要を読むことができる。2012年10月に17人が発症し、沖縄県の飲食店が原因施設であると断定した事例。

 発生動向総覧から、九州エリア(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)に関する報告を抽出する。

【福岡県】
腸管出血性大腸菌感染症6人、つつが虫病3人、レジオネラ症1人、アメーバ赤痢1例が報告されている。A型肝炎による死亡例が1人報告された。

【佐賀県】
インフルエンザの報告数が全国で最多(4.28/全国0.31)で、咽頭結膜熱の報告数が2番目に多い(0.87/全国0.37)。レジオネラ症1人が報告されている。

【長崎県】
腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【熊本県】
アメーバ赤痢1人が報告されている。

【大分県】
前週に引き続き、流行性耳下腺炎の報告数が全国で2番目に多い(1.50/全国0.38)。また、感染性胃腸炎の報告数が4番目に多い(28.67/全国18.00)。腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【宮崎県】
咽頭結膜熱の報告数が全国で最多(1.19/全国0.37)。また、感染性胃腸炎(34.72/全国18.00)および水痘(3.58/全国1.73)の報告数が2番目に多い。つつが虫病6人、腸管出血性大腸菌感染症1人が報告されている。

【鹿児島県】
感染性胃腸炎の報告数が全国で最多となった(37.42/全国18.00)。つつが虫病4人が報告されている。

【沖縄県】
インフルエンザの報告数が全国で2番目に多い(2.21/全国0.31)。

2012年12月17日 国立感染症研究所


 

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