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PPWパーフェクトぺリオ電解殺菌水のコストは高すぎ!!!

電解機能水はWFでも、以前から使っていますが、生成器はせいぜい50万以下で、家庭用は8万くらいからです。
パーフェクトぺリオを作った、野口研究所の生成器は150万から200万オーバーという、途方もない値段です。電解生成器そのものは20年以上も前からアルカリ生成器として各メーカが作っていましたし、せいぜい高くても20万前後です。それに少しの工夫で強酸性水の殺菌水を中性に近づけながら、次亜塩素酸濃度を保つということで、PPW(パーフェクトぺリオ液)は出来ているのですが。

この発案者はこれを歯周病殺菌水として多くの人に活用してもらいと思っているのか?疑問です。あまりに価格設定が高すぎると思うのです。高級品のブランディングとして、贅沢品の値段設定と、こういう、医療・公共的製品は違うという、企業理念が違っているのではないでしょうか?

その電解機能水は1リッターで4000円です。
一回のうがいに100cc使うとすると、400円のコストがかかります。

効果はあっても、出来てくる機能電解水は高い値段になるよね?
一体、どれだけの人が一口400円のコストで、うがいするのでしょ?

しかもその実験データーも菌が液に触れる10秒間だけの比較でグラフをだしています。ここが問題なのです。瞬間殺菌というのは聞こえはいいのですが、CHX(グルコン酸クロルヘキシジン0.5%液)はそのカバーリング効果で約2時間弱制菌殺菌作用が続き、長く安定してきっちり除菌、溶菌してくれるので、日常使用の環境で考えれば、効果は逆転してCHXのほうがコストもかなり安く?(一回数10円で済むので)私としては、CHXに軍配を上げます。

CHX洗口液のほうが安くて、安全性もあるのでは?
電解水といえども、次亜塩素酸の酸性水ですからね。

トヨタだってホンダだって、プリウスを発売当初は、赤字覚悟で、かなりの値引きコストで、販売して今に至っています。

それは、社会正義として企業活動の根本が違うからでは?どうせ、すぐにほかの大手の機能水製造機がPPW並みの機能水生成器をかなり安い値段で出すでしょうから、WFとしては、当分静観して、今まで通り、CHXによるオーラルケア除菌活動を続けていくでしょう。



2009.9.22