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鼻詰まりでますます口呼吸が増える

顔やアゴの成長発育期に鼻づまりがあると、口呼吸のために、アゴの周囲の筋肉の作用で歯列不整は増える。
さらに、咽頭周囲のリンパ気管などに免疫的バランス不全が発生しやすくなる。
歯列不整の治療、矯正を受けること、耳鼻科の治療を続けることで、成人までに正しい姿勢と、呼吸法を習得しましょう。
中国からの大気汚染と、口呼吸で、アレルギーも増えるのです。


鼻の疾患が過去最高の割合
小学生12% 文部省調査
アレルギー情報広まりも

花粉症などのアレルギー性鼻炎や蓄膿(ちくのう)症といった「鼻・副鼻腔(びくう)疾患」にかかっている小学生の割合は12・0%で、中高校生や幼稚園児とともに過去最高の割合となったことが13日、文部科学省が実施した本年度の学校保健統計調査速報で分かった。

文科省は「アレルギー情報が一般的になり、これまで風邪と思っていたものがアレルギーと分かったケースもあると考えられ、実際にどこまで増えたのか把握しにくい」としている。

調査では、ほかの鼻・副鼻腔疾患割合は中学生11・1%、高校生8・4%、幼稚園児3・7%で、小学生も含め前年度比の0・1?0・4ポイント増。

ぜんそくの小学生は3・9%、中学生3・1%、高校生1・8%で、いずれも前年度比0・1〜0・2ポイント増えて過去最高。幼稚園児は0・2ポイント減の2・2%だった。

成長期の体格を親の世代と比べると、今の高3男子が最も身長が伸びたり、体重が増えてたりしたのは小6の時なのに対し、30年前の高3男子は中1の時だった。

同様に、今の高3女子の場合は小4から小5にかけてだが、30年前の高3女子は小5から小6の時となっており、成長期が男女とも1年ほど早まっている傾向が出た。

身長と体重自体は前年と横ばい。30年前の1977年度と比べて最も差があるのは中1男子で、身長は3.4センチ高い152.5センチ、体重は4.2キロ重い44.5キロ。女子は小5で身長が2.6センチ高い140.3センチ、体重が2.3キロ重い34.3キロだった。

健康調査は全国の小中高校、幼稚園の健康診断結果から抽出した約332万人、発育調査は約69万5000人のデータを基にした。


2007.12.14 共同通信社


小中学生のぜんそく罹患率
7年連続増加
文科省「原因特定できず」


ぜんそくを患っている小中学生の割合が7年連続で増加し、小学生3・91%、中学生3・08%になっていることが、文部科学省の07年度学校保健統計調査(速報)で分かった。中学校は調査開始以来初めて3%台に乗るなど、ぜんそく罹患(りかん)率の増加傾向は止まらなかった。文科省は「環境や体質が絡んでおり、原因は特定できない」と話している。

調査は今年4-6月、幼稚園と小中高校の7755校を抽出し、約69万人の発育状態と約332万人の健康状態を調べた。

ぜんそくを患う小学生は前年度比0・17ポイント増、中学生も同0・13ポイント増。幼稚園児は同0・13ポイント減の2・23%で、高校生は同0・09ポイント増の1・80%だった。また、蓄のう症やアレルギー性鼻炎などの「鼻・副鼻くう疾患」の割合も幼稚園、小中高校すべてで前年度より増加した。

前年度初めて独立した調査項目になったアトピー性皮膚炎は▽幼稚園3・19%▽小学校3・64%▽中学校2・79%▽高校2・33%で、小中高校は前年度よりも増加した。
【高山純二】


2007.12.14 毎日新聞社