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「親知らず」の隣の歯抜く 神戸市立病院、医療ミス

厳重注意だけで済む問題ではないでしょ?

 神戸市民病院機構は1日、神戸市立医療センター中央市民病院で昨年6月、親知らずの治療に来た神戸市の10代後半の女性について、隣の正常な歯を抜歯する医療ミスがあったと発表した。

 同機構によると、親知らずは歯肉に完全に埋没し、エックス線撮影による十分な確認を怠った男性医師が左上顎の奥歯を親知らずと勘違いした。

 女性のかかりつけの歯科医が指摘して発覚。男性医師は昨年11月に口頭で厳重注意を受けた。

 再発防止策として病院は抜歯の際、2人以上の医師で部位について声を出して確認するとした。

2012年6月4日 提供:共同通信社