アンチエイジングとは、『老いを遅らせ健康でいつまでも美しく若々しくありたい』と、いう願いで、歯科でも、8020運動という、歯科医師会が推進してきた今までの目標がありますが、それよりさらに、現代の世の中のニーズに合わせて、歯科でも更に、各部門で行う処置に体系つけられてきました。
また、古い修復や、治療方式、入れ歯などの作成で、アンチエイジングを考慮して再治療を行うことで顔のシワを消したり、口周りの筋肉群の変化、頚椎の変化で体つきや、姿勢、肩こりや腕の痺れの消失など、顔つきまで若返ることは可能なのです。
その多くはcare & cure、そしてprofessionalによる メインテナンス(QOLの向上)という事でしょうが、アンチエイジングの目標は
0、若返りと若さ維持になり。
1.容姿管理
2.体調管理
3.寿命管理 と、いったもので
その為には
*生活習慣 予防* 虫歯、ぺリオの治療、管理
*修復再治療審美* ホワイトニング、オールセラミック、審美歯科
*顔貌 矯正* 歯列矯正、顎偏位
*咬合歯科* 噛み合せ、顎関節症
*リハビリ歯科 総入れ歯、部分入れ歯
*メインテナンス PMTC、フッ素塗布、
*その他、サプリメント、生活管理、アロマ、ニュートリション、
*再生治療 インプラント、骨移植、自家移植、粘膜移植、骨切り法
等が行われます。
歯科アンチエイジングで患者様にお聞きする事や、診査としては、生活習慣のアンケートや唾液、咬合力、歯周組織検査、歯並び、噛み合せと治療プラン、ドライマウス、あと、訓練としては顎や口元の筋肉群トレーニング、表情筋の活性化を図るというものがあります。この表情筋の訓練ではお顔のスキンケアーも含めます。噛む事からの食生活の指導管理もあり、体の内面からの若返りや、気持ち、ストレス管理と云う面での指導もあります。ここまでくるとなあ〜んだ、今までやってきたことばかりじゃないか。。何もとりたててと、思うかもしれませんが、アンチエイジングと称して中高年の患者様にアピールして、いつまでも、若く、少しでも老いを遅らせ、美しく生きるという事に歯科部門として、新たに関心を抱いて、来院していただき、歯科に興味を持っていただくよい、チャンス、導入部分になる事が期待されるのだと思います。
さらに、今までに無い、高齢化社会に突入し、咬合と、ぺリオの問題、安易に医科で投薬される、高齢者の睡眠導入剤や、血圧をコントロールする薬の副作用や、口腔乾燥症の問題もあります。充分にカウンセリングさせていただきます。
アメリカでも問題になっている、今だかってない高齢者達の楔上欠損や、セメント質露出等、若年者以上に年、2、3回はオーラルケア、PMTCやフッ素塗布による歯質の強化、生活習慣の問診等も必要になります。
高齢の方は、定期的にリコールで検診していく必要があります。免疫力が落ちて、治りが悪かったり、新しい環境や考え方を受け入れるのが難しかったり、自己流になってしまうことが多々あります。治療やメンテナンスは、患者様と担当スタッフの両者の努力で解決しましょう。
若い人方は、アンチエイジングの歯科知識を広め、脳の老化、体の重心をを安定させることにより、 かみ合わせの重要性、歯列の重要性を再確認していただきたいです。
左右のバランス、とともに、臼歯のかみ合わせ高さの維持は、頭蓋骨をしっかり、頚椎でサポートさせるために重要な要素で、これを損なって、頚椎での神経損傷が大小に起こり、ヘルニア傾向になりそれ以下の脊椎神経の内臓神経や、手足躯体の筋肉の体液の流れが阻害されて、各所の病気の原因になったりしています。体の重心、頭蓋軸がしっかり出ないと、重心補正のため、背骨は曲がり、呼吸も小さくなり、酸素や糖代謝が堕ちて脳の活性も悪くなる。
よく噛めること噛み合わせのバランスは、内臓、胃腸器官の安定、腎臓機能の安定、重心の筋肉の柔らかさ、体内液の流れを保ち、呼吸が深くなるので、代謝機能や精神神経機能の安定を促します。
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