White Family dental-site
 
修復物を保険か?自費か?
セラミックか?メタルか?迷ったとき読んでください。
(修復物の特徴 1)
 

PdとGoldの違い、セラミックの違いとメリット・CRとは・金箔・アマルガム?
身体に永く安全できれいなものは?

 

Pd
・金銀パラジウム合金のことで、Au12%,Ag50%,Pd20%,Cu16%,Sn.Zn等2%の金属。貴金属に分類される。
・ 強靭性、耐食性にすぐれる。
・ Agの配合により、黒く変色する。〜イオン流出、金属アレルギーをおこすこともある。
・ エナメル質より、耐磨耗性が高い。〜対合歯の磨耗、辺縁適合性が金合金より劣る。歯周組織にダメージがでることもある。
・ 保険適用金属。〜安価
2007.2.8 林寿美代
 
保険で認められている12パーセントパラジウム合金はそれ自体がいいといのではなく、今までの国民皆保険制度の経緯でたまたま日本にだけある保険で最も安く歯にクラウンやインレーを被せられる金属。
安価ではあるが、天然歯に比べ、硬いので、咬合力のある人や長年の使用により、天然歯との境が不適合になりやすく、よって2次カリエスになる。
もちろんマージンも適合に劣るので歯周組織にも良いとは言えない。
卑金属含有の為、錆びやすく、金属味もあり、金属アレルギーのある人、生体に優しい金属とは言えない。
2007.2.9 千葉 れいこ
 
Gold
・ 金合金。一般的に、20Kなど金含有量が50%以上にPdをまぜたもの。
・ 安定性が高い。〜イオン流出も少なく、アレルギーの原因になりにくい。
・ 展延性がある。〜バー二シュにより、辺縁適合性が高い。
・ エナメル質と耐磨耗性が近似。〜対合歯の磨耗が少ない。
・ 保険適用外。〜自費、比較的高価
2007.2.8 林寿美代
 
保険で認められていないので、高価だが、昔の遺跡やミイラもゴールドを入れていた高貴な方が発見されるように、生体親和性もあり、金属アレルギーも起き難い(全くない訳ではないが)延びもいいので、歯にフィットしやすく、天然歯と同じ磨り減り具合をするので、2次う触になりにくく、汚染しずらく、錆びにくく、噛み合せ、顎や生体にやさしい金属と言える。
2007.2.9 千葉 れいこ
 
金箔
現在はあまり、使われていないが、純金を用いて、消毒後の形成穴に金箔を押し固めていく技法で、時間は掛かるが、接着材などを使わずに済むので、二次虫歯の発生は皆無で耐久性は30年以上です。適応症は小さい虫歯に限られます。
2008.3.31 堤 富紀子

セラミック
・ 広義では、陶磁器。狭義では、炭化物、窒化物、ホウ化物などの無機化合物の無機固体材料の総称。
・ 硬度が高い。〜耐摩耗性が高いので、対合歯が磨耗。(今のセラミックに於いては、かなり改善されており、ないです。)エンプレスはエナメル質に近似。
・ 脆性破壊しやすい。〜セット時や、使用法については注意を要する。
・ 強度、破壊靭性が局所的な欠陥構造に左右されやすい。〜この点を改良したインゴット型のエンプレスやセレックなどがある。
・ 耐熱性に優れる。〜寸法安定性が高い。
・ 変色しない。〜審美性の持続。
・ 金属不使用のため審美性が高い。〜天然歯に近い色調と透明感の獲得。金属アレルギーなし。
・ 吸水性が低い。〜においや着色がなく衛生的。
・ 保険適用外。自費。高価。

2007.2.8 林寿美代
 
1)エンプレス2
均質なセラミックブロックを1200度C以上の高温で溶かして金属の様に鋳型に流し込んで作るクラウン。100%セラミックなので、自然に光を透過し、天然歯と見分けがつかない。

メリット;
金属を使わず、セラミックのみなので、自然な透明感でカがはき、精度高く、適合が良い。
金属使用しないので、ブラックマージンがない
強靭でしなやかなので、割れにくいとされている。
硬さは天然歯に近いので噛み合せに大きな変化を生じないとされている。

デメリット;
連結冠やブリッジができない。


2) インセラム
VITA社のオールセラミックシステム。高強度のアルミナコアフレームに吸収特性や反射特性が天然歯に極めて近似したビタデュールアルファ陶材を築盛焼成するシステム。

@スピネル:透過性に優れ、天然歯台、ファイバーコアに良好。レジン系セメントを必ず使用すること

Aアルミナ:アルミナ+35パーセントジルコニア
色の遮断ができるので支台歯を選ばずできる。透明感はスピネルに劣る。
セメントは何でもOK

Bジルコニア:臼歯部、3ユニットブリッジにも対応できる強度を持つとされる。
セメントは何でもOK


3) セルコン
ドイツのデグサ社が開発。正確に設計したWAX Patternを独自のスキャンニングシステムにより、スキャンコピーし、そのデータを元にジルコニアブロックをコンピューターで自動削合し、セラミック化したもの。従来のロストワックス法と比較しても、全く遜色の無い、適合強度が得られているとされている。
ロングブリッジ、仮着、フレーム試適、試適時の咬合チェックも可能とされている。
2007.2.9 千葉 れいこ

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Cercon zirconium all ceramic

 
CR(ハイブリッドセラミック&レジンコンポジット)
保険や自費があるが、症例は小さい虫歯に限られます。耐久性が弱く10年くらいで減ってきたり、接着面の隙間から、二次虫歯になりやすい。最新の材料はほとんど自費用で耐久性は飛躍的に改善されてます。
2008.3.31 堤 富紀子
 
アマルガム(水銀&銀コンポジット)
水銀の毒性から10年くらい前からは治療にもちいられてません。その殺菌性から二次虫歯にはなりにくいですが、他の金属間でバッテリー現象で腐食します。もろく、割れやすい。
2008.3.31 堤 富紀子


アマルガム治療に反対する

 1820年、フランスで窩洞充填用に使用可能な合金が紹介され、1826年にはA.Taveauが銀アマルガムを開発し報告した。
その後すぐに、ふとどきなCrawcour兄弟が、アマルガムを驚異の新材料と称し米国に持ち込んだ。しかしながら、全く知識がなかったことから窩洞形成をすることなくアマルガムを歯間部に押し込むように充填したことから、多くの歯肉炎や骨欠損を引き起こすことになった。
エリエザーは彼の臨床経験から、ニセ歯科医師たちによるアマルガムの誤用、そしていわゆる歯科医と呼ばれている人たちでも疑いを持たない患者にアマルガム充填が、根尖膿瘍を引き起こし結果的に抜歯に至ることを示した。
このことからエリエザーは、あらゆる金属アマルガムや銀ペーストの修復材料の使用に対し激しく反対し、米国におけるアマルガム治療の中心的な反対者となった。
そしてエリーシャ・ベーカー、ソリマン・ブラウン、チャピン・ハリス、ジャヒールらとともに委員会を立ち上げ、正式に反対を表明していった。

クリニカル・M・リポート新聞

 



2011年今後WFではすべてセラミック修復のみの
扱いとなっております。

金属は一切使わない。
(金属溶煉の節電エコとメタルイオンの発がん防止のため)
放射能の体内被曝でも半減期があるのに、
口腔内にセットされた発ガン金属合金は
半減期もなく一生涯、毒性を発揮し続けます。


12.安全安心な金属を使用します

2011−11よりチタン金属以外の合金の
使用は金属アレルギーの観点から
使用しておりません。

これ以下の金属に関する項目は
参考として残してあります。

金合金もほぼ使用をやめております。
WFの修復物はフルジルコニアか
ハイブリッドセラミック、3M社LAVA、
独逸ジルコンツァーンのみとなります。

WFでは、1988年より、
アマルガムは使用しておりません。

特集アマルガムへ


 

アマルガムによる修復をセラミッククラウンで再修復した例

セラミックインレーで再修復した例



オールセラミック修復

フルジルコニアセットの場合の咬合調整後の研磨処理しっかり最後にジルコニアブライトを使い研磨を数分行う。
フルジルコニアセットの場合の咬合調整後の研磨処理
しっかり最後にジルコニアブライトを使い研磨を数分行う。


保険合金のパラジウム合金の
取扱いは2011年9月から
使用中止いたしました。


セラミック治療の術式研究において、設計、形成、印象、接着処理、咬合調整まで、最先端の治療技術を20年に渡ってデーターベース化しており、最新で最も高性能な材料を用いて、最高の結果を得られることを10年間保障いたします。


使用金属は10年以上長期に渡る
安全性を第一優先に選択しております。

 

@金属合金の特性について

★怖い保険用金属合金(銀パラ合金)と
他の金属合金の併用★

異種金属間のバッテリー現象は

口腔内での数種の金属の併用は、
とても、危険です!!

保険対応金属において、水銀、銀の化合メタルであるアマルガムは20年以上も前(1988年)から使用は中止しております。

歯科用金属は長期に渡る使用と、咬合圧により、変形、腐食が発生します。それらを防止するために、貴金属だけでは、強度不足です。

よって歯科用金属は専用の合金となっています。特に保険用金属は昭和20年代の戦後の貧困期に決められた、金属合金であり、けっして身体の健康安全の面からはお薦めできないものです。

世界中でも日本だけの特殊な歯科用合金となっています。以前は鉛などを含むものもありますが、WFにおいては使用しておりません。

口腔内の環境で長期の使用で、二種以上の合金が存在すると、バッテリー現象(ガルバニックアクション)が発生し続け、溶出、腐食する合金が発生し、金属イオンが体内に蓄積し、ガン発症や、味覚の変質、アレルギー発症や、体調不良、神経症状などの報告もあります。

必ず、金属合金は一種に統一しましょう。

スプーンフォーク、食器などの使用には金属製品を避けセラミック、合成樹脂の使用をお薦めします。

環境安全面、健康安全から考察して、長期の使用で、二次虫歯の発生が少なく、合金内容の安全面からは保険適応外のゴールドを薦め出来ます。


 

硬い金属は

@***歯周病の進行を加速する。***
パラジウム合金の硬度が硬いので、対合歯を含め、パラジウム修復物を入れた歯の歯周組織に対して、過重衝撃として、作用する。歯周組織の回復能力が大きくあれば、恒常的に安定しているが、体調不良、老化、喫煙習慣などで、虚血状態が歯周組織にあると、疲労が蓄積して・・・・・・革靴でマラソンするようなものです。 その結果、じわじわと炎症性細胞が増えて、歯周組織の骨が吸収してくる。結果、きれいにオーラルケアができていても、歯周病と同じに歯の根面が露出して、知覚過敏になたり、歯が動揺してきたり、歯の咬合圧の負担能力が下がって、加速度的に歯周病状態が進行するのです。


 
A***二次虫歯の発生を起こす。***
パラジウムの硬度が硬いので、インレータイプの詰めて、修復した場合。噛み合わせ面にある、金属と歯の境目の接着セメント層(厚み30〜60ミクロン)はセット後の数カ月は耐えるが、やがて、すぐに食片の圧入などで、接着セメントは崩壊を始めます。 10年くらいすると崩壊したセメントのすき間は歯のエナメル質の下の象牙質まで進み、中でばい菌の繁殖が進行し、二次虫歯状態になります。 また数年間、接着していない状態で、咬合圧にさらされた金属の周囲の歯質はエナメル質にヒビが入り、いつ歯が欠けたり、割れたしてもおかしくない状態なのです。 中が二次虫歯でも、食片が強く圧入しなければ、症状もなく、歯の神経のほうが一生懸命、保護壁を神経周囲に造っているので、やがて、脳梗塞と同じ虚血状態で神経組織が死んだ時に激しい痛みが発生するのです。 その時はもう手遅れで、 死んで、根の中が腐った歯は根の治療を数カ月もかけてすることになります。 動脈硬化があっても症状は高血圧くらいで、心筋梗塞で心臓が止まってから救急車を呼ぶようなものです。
二次虫歯が進行しないうちに修復を包むタイプの冠状の型に交換すれば、数十年は安心になります。
 

ゴールド合金の場合

ゴールド合金は柔らかすぎるゴールドを噛み合わせに耐えるように、少し硬くしてありますが、インレーの場合でも、セメント層の崩壊が始まっても、ゴールド合金がそのすき間を埋めるように、つぶれていくので、パラジウム修復と比較しても二次虫歯の発生が3分の一以下になります。

また、その柔らかさで、歯周組織への外傷性な咬合衝撃が発生しないので、歯周病の進行を加速したりしません。金属毒性においても、ゴールド3元合金は安心安全な金属合金と言えます。20Kで、80%以上ゴールド入っているものがよいでしょう。

(2009年11月13日)


A金属アレルギーについて

LAVA


APS金属アレルギー

日本はいつまで保険メタルにパラをつかうのか


l


今できるアンチエイジング医学


口腔感染症フォーラム2011


金属アレルギーの種類


口の中に毒がある−その安全な除去法と健康回復−(当院紹介書籍)

その体調不良、銀歯が原因かも


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知らないと怖い金属アレルギー


<金属アレルギー>


歯科の保険治療で多く用いられる材料には、金属アレルギーの原因物質が潜んでいます。

金属アレルギー

亜鉛(Zn)について

亜鉛は、鉄の次に多い必須微量元素で、体重70kgのヒトに平均2.3g含まれています。100種類を超える酵素の活性に関与し、主に酵素の構造形成と維持に必須となります。

これらの酵素の生理的役割は、免疫機構の補助、創傷治癒、精子形成、味覚感知、胎発生、小児の成長など多岐にわたります。人体中では骨に多く、次いで体組織に多く存在しています。

ただし、金属亜鉛は人体に有害で、皮膚を刺激し、蒸気を吸入すると呼吸器に障害を起こし、全身、特に四肢の痙攣に至ります。
 

金属アレルギーの影響 へ
(2009年11月)

歯科での一般的修復に
使われる材料

(2009年11月)
歯科で使用される主な材料と特徴

金合金
a.. 金を主体とした合金。歯科用金合金は金、銀、銅の3成分を基本にして、これに白金やパラジウムを加えたものです。純金(K24)は軟らかすぎるため、歯科材料としてはあまり使用しません。主にK20、K18などの合金が使用されます。適合が良く、歯科材料としては優れています。(保険適用外)

白金加金合金
a.. 金合金の硬さを増すために、白金の含有量を増やした合金です。組成によって、黄金色から白色系のものがあり、金の割合によって、ハイプレシャス(高カラット)、プレシャス(中カラット)、セミプレシャス(低カラット)タイプのものがあります。用途にあわせて超硬質系、クラウン・ブリッジ専門、コーヌス専用のものなどがあります。(保険適用外)

金銀パラジウム合金
a.. いわゆる銀歯のことです。銀を主成分(50〜60%)とし、金を12%以上、パラジウム を20%程度含んでいます。金12パーセント含有のものが一般的です。健康保険が適用されます。(適応条件を満たす場合のみ。)

銀合金
a.. 銀を主成分とした合金で、経済性に優れています。主に乳歯のつめものや冠の治療の内側に使用されます。長持ちしにくく、黒ずんでくる傾向があるため、永久歯の治療には不向きです。白金族を10パーセント未満含むタイプのものと、全く含まないタイプのものがあります。健康保険適用。(適応条件を満たす場合のみ。)

銀パラジウム合金
a.. 銀に20パーセント以上のパラジウムを加えた合金です。銀合金よりもパラジウムの含有が高いため、耐久性が向上しています。

日本はいつまで保険メタルにパラをつかうのか

陶材焼付用金合金
a.. 陶材、セラミックを焼き付ける金属の土台。メタルボンド内部用の合金です。金属の配分によって、黄金色から銀白色のものがあります。貴金属の多いものから、ハイプレシャス、プレシャス、セミプレシャス タイプの合金があります。また、パラジウム系の合金も使用され、銀を含むものや、含まないものがあります。ノンプレシャスはニッケルクロム合金です。(保険適用外)

チタン合金
a.. チタン、アルミニウム、パナジウム等を含む合金で、生体材料に多く使用されています。医学の分野では代用骨、人工関節など直接体の中に埋め込まれています。
b.. チタンは耐食性のある銀色の金属で、生体親和性に優れ、金属アレルギーの原因にならない金属でもあります。疲労硬化がなく耐食性、耐熱性にすぐれているため、生体材料として注目されていますが、加工が難しいと言った難点があります。(保険適用外)

アマルガム
a.. エジプトのミイラの虫歯にも詰められたアマルガムとは、水銀と他の金属との化合物です。アマルガムは、水銀に銀などの粉末を混入させて、その場で、歯の修復する部分に詰めて固めます。手間がかからず、コストが低いことから、20年ほど前までは、広く一般的に使用されていました。しかし現在では、水銀の人体への影響が懸念され、使用しない歯科医院が多くなっています。健康保険適応。

レジン
a.. 歯科治療用の合成樹脂。安価で白く修復ができるという利点がありますが、強度が低く、耐久性も乏しいため、再治療の必要性と頻度が高い材料でもあります。
b.. 吸水性があるため、時間の経過とともに、劣化して脆くなり、黄ばんできます。健康保険適応。(適応条件を満たす場合のみ。)

硬質レジン
a.. 前歯のかぶせ物に使用される材料で、レジンとセラミックの混合材料です。奥歯の使用に耐えるほどの強度はありません。長期に使用すると磨耗や変色が出ることがあります。健康保険適応。(適応条件を満たす場合のみ。)

セラミック
a.. 高温で加熱し、焼成や融解して製造される非金属無機材料の総称。前歯や奥歯のかぶせものなどに使用されます。見た目にも美しく磨耗や変色の心配がないので長期にわたって使えます。その物性は自然歯に近く、生体親和性の高い、体に優しい材料です。陶材、ポーセレンと呼ばれることもあります。歯科では、アルミナ系のセラミックや、ジルコニア系のセラミックなど、歯科医療用のファイン・セラミックが使用されています。(保険適用外)

ハイブリッド・セラミック(コンポジットレジン)
a.. セラミックの弱点である靭性の低さを解消するために、開発された歯科材料です。硬質レジンの長所である靭性と、歯科接着剤との相性を補うために、数パーセントのレジン粒子を配合することにより、セラミックに近い美しさと、それを超える歯質との接着性を実現しています。硬質レジンよりさらにセラミックが細かく多く含まれ、ほぼ98%とほとんどセラミック結晶レベルの硬度を得た、奥歯にも使える強度があり、耐久性も改良されています。(保険適用外)
b.. 強度に加えて、咬合に対する適度な粘りやしなやかさをもっているため、臼歯(奥歯)の修復に適した歯科材料です。

ジルコニア・セラミック
a.. 従来のセラミックの弱点である靭性の低さを解消できるセラミック。強度も、今までのセラミックの3倍程度の強度がある上に、曲げ強度が高く、靭性に優れています。硬さとしなやかさを備えた、新世代のファイン・セラミックです。
b.. ジルコニア・セラミックの特徴のひとつに、強い力が加わると、結晶構造が変化する点が上げられます。その働きによって、従来のセラミックでは実現できなかった、高い靭性と曲げ強度を実現しています。金属の半分以下の比重で軽く、疲労硬化もなく、生体親和性に優れ、体内の人工関節にもちいられ白い金属と呼ばれています。
2000年以来もっとも安心安全な材料といえます。(保険適用外)


 歯科治療では、悪くなった歯の部分を除去し、そこに金属や樹脂、陶材等の人工の材料を詰めたりかぶせたりして、修復を行います。
 その際には、歯と同じような硬さや強度、口の中で溶け出したり、変質しないなどの性質が求められます。
修復が必要な歯の状態や、噛み合わせ等を考慮して、適した材料で治療することが理想です。



日本での一般的な
歯科用技工物金属合金成分表

(2009年11月)

  金属種類 メーカー Au Pt Ag Pd Cu
保険
12%パラ 石福
12.00
0.00

49.20

20.00
16.70
Ir.Zn
保険
20%パラ 徳力
20.00
0.00
52.00
20.00
6.00
Zn
乳歯
メリットシルバー 石福
0.00
0.00
72.00
0.00
0.00
Zn15.In5.Sn8
乳歯
ビューティーシルバDX 石福
0.00
0.00

70.00

1.00
0.00
In24.5.Zn.Ga
コア
合金
メリットシルバー 石福
0.00
0.00
72.00
0.00
0.00
Zn15.In5.Sn8
コア
合金
ビューティーシルバDX 石福
0.00
0.00
70.00
1.00
0.00
In24.5.Zn.Ga
ゴールド

金20K

石福
83.40
0.00
5.80
0.00
10.80
 
ゴールド
金18K 石福
75.00
0.00
8.80
0.00
16.20
 
ゴールド
金14K 石福
58.40
0.00
8.00
0.00
28.20
Zn5.0.他0.4
MBメタ
合金
PGP-SX2 石福
2.00
0.00
1.30
79.30
11.00
Ca6.0.他
MBメタ
合金
PMB スタンゴールド
86.45
1.90

0.50

8.55
0.00
他2.60
MBメタ
合金
PHB 石福
51.00
0.00
0.00
37.90
0.00
IN9.0.他
MBメタ
合金
PGP-52 石福
51.50
0.00
17.50
26.45
0.00
他4.55
Au
Pt
白金
Ag
Pd
パラジウム
Cu
Ir
イリジウム
Zn
亜鉛
Ca
カルシウム
In
インジウム Ga ガリウム Sn スズ    

2009.11.13
ホワイトファミリーでは上記の中から安全性の高い合金をセレクトしております。



歯科用チタン金属の応用

チタン金属は歯科に置いて自費治療で、入れ歯のフレームや、ばね、歯牙冠状(クラウン)修復物、充填物など見えない部分に使う。

また生体親和性が良好で、免疫反応も起きないので生体内での骨の代用、連結バーボルトなど、人工根インプラントの材料や、関節装置の材料などに用いられて歴史も永く、安全な金属である。

最近では溶接や、加工技術が進歩して頻繁に使用されている。

チタン(独Titan, 英Titanium)は、原子番号22の元素。元素記号はTi。チタン族元素の一つで、金属光沢を持つ遷移元素である。

地球を構成する地殻の成分として9番目に多い元素で、遷移元素としては鉄に次ぐ。ルチルやチタン鉄鉱といった鉱物の中に多数含まれる。

チタンの性質は化学的、物理的にジルコニウムに近い。チタンはプラチナ(白金)や金とほぼ同等の強い耐蝕性を持つことから、室温では酸や食塩水(海水)などとは殆ど反応しないため錆を生じにくい他、少量の湿気があれば塩素系ガスとも反応しない。そのため、純チタンではやや接着性に劣るが、逆に表面の汚れやごみなどの付着物を容易に取り除けるという特徴をもつ。

基本的に純度の高いチタンは水に不溶だ。他の金属に比べ、比較的融点が高く、超硬合金としてよく使用される。

チタンは鋼鉄以上の強度を持つなど大変強い物質である一方、質量は鋼鉄の約45%と非常に軽く、アルミニウムと比較した場合、アルミニウムに比べ約60%程度質量の大きいものの、約2倍の強度を持つ。

これらの特性の影響により、チタンは他の金属よりも金属疲労が起こりにくい。

・ 骨と結合する性質をもち、優れた機械的性質、生体組織との親和性の高さを兼ね備えることによる、デンタルインプラントや人工関節/人工骨といった整形外科分野での利用

・イオン化しないため、金属アレルギーを引き起こさないことによる、ピアスの素材としての利用。

・ チタンジルコニウム合金の刃物として利用。この合金は軽量でさびにくく高強度である。

・ 形状記憶合金の材料としての利用

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30年後もあなたのお口の
中で安全に使われる為に
やってはいけないWFの禁止項目

(2011年11月)
@修復物
WF禁止項目 対処解決策

金属は一切使わない。
(金属溶煉の節電エコとメタルイオンの発がん防止のため)

放射能の体内被曝でも半減期があるのに、
口腔内にセットされた発ガン金属合金は半減期もなく
一生涯、毒性を発揮続けます。

(2011-11)

パラジウム合金・銀合金 フルジルコニアクラウンのみ
4567番の2級インレー   フルジルコニアかLAVAインセラム、HBのフルクラウンのみ
67のハーフクラウン     フルジルコニアフルクラウンのみ
前装冠・MB           321はLAVAインセラムHBのフルクラウンのいずれか
メタルコア すべてファイバーコアをチェアサイドでセットする。ラボ作成でなく、ダイレクト法のみ。
CRインレー           すべてHBFCKのみ、一級はセレックを行う。
A義歯
WF禁止項目 対処解決策
クロムニッケル合金の入れ歯 チタンメタルのみ
通常のアクリル樹脂 ポリカーボ系樹脂の使用(リベース修理可能なもの)
セラミック人工歯 硬質セラミックレジン歯のみ
B有害な薬品・材料(発がん性の疑われるもの)
WF禁止項目 対処解決策

根治材料でホルマリンガスを出すものそのほか揮発性で有毒なもの:FC、ペリオドンなど

ネオクリーナー(次亜塩素ナトリウム液と酸性水、植物性揮発性オイル、(丁字油)を使う
シリコンオイルを含むもの:カルシウム充填剤
C接着・充填材料
WF禁止項目 対処解決策
国産の充填剤 米国FDA・ADA認可の3M社のみ使用する
D器具
WF禁止項目 対処解決策
根治道具のピーソーリーマー・ゲーツなどエンジン回転の拡大ツール、エンジン研磨でのペパーコーン・カーボランダム

エンジン使用は回転振動が大きいので使用しません。スムースな回転で患者さんに不快感や振動負担のかからない5倍速でタービンバーのエンド用を使い、研磨はFFFFレベルのファインバーかシリコン研磨のみです。

2010.3.5

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金属を使わない入れ歯
1
矯正