| ノンシリカベースセラミツクスは、酸化アルミニウムセラミックスと酸化ジルコニウムセラミックスです。
 酸化アルミニウムセラミックスですが、インセラム(スピネル・アルミナ・ジルコニア)とプロセラオールセラムがあります。前者がガラス浸透アルミニウムセラミツクス(Glass-infiltrated aluminum-oxide ceramics)、後者が高密焼結型アルミニウムセラミックス(Dcnsely-sintered aluminum-oxide ceramics )です。両者とも酸化アルミニウムセラミックの含有量が違います。 スピネル・アルミナ・ジルコニアの各種インセラムは、基本的に3つとも酸化アルミニウムセラミックスを主成分としますが、細かな成分が違うことで、強度等に大きな違いがあります。 酸化ジルコニウムセラミツクを主成分としたジルコニア、酸化ジルコニウムセラミックス は、基本的に CAD/CAMで加工されますが、CAMで削りだす際の材料の状態で2つに分類されます。 ひとつは部分焼結型酸化ジルコニウムセラミツクス、もうひとつは完全燃結型酸化ジルコニウムセラミックスです。セ前者はCAMで削りだされる際の状態は、いわゆる"チョーク”の状態で非常にやわらかく、後者は"石”のように硬い状態です。 
                            
                              | インセラムジルコニアは、ジルコニアという名前はついているものの、主成分が酸化アルミニウムで、酸化ジルコニウムは30%しか含有されていないことからも、酸化ジルコニウムセラミックスには分類されないことに注意が必要です。 |  
 
                            
                              | ノンシリカベース 酸化アルミニウムセラミツクス4種
 「インセラムスピネル・アルミナ・ジルコニア・プロセラ」の主成分
 
 
 
                                    
                                      | ガラス浸透アルミニウムセラミックス (Glass-infiltrated
 aluminum-oxide ceramics)
 | 1.インセラムスピネル→MgOAl2O4/Glass 2.インセラムアルミナ→Al2O3/Glass
 3.インセラムジルコニア→Al2O3(70%)/ZrO2(30%)/Glass
 注)いわゆるジルコニアではない
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                                      | 高密焼結型アルミニウムセラミックス(Dcnsely-sintered
 aluminum-oxide ceramics)
 | プロセラオールセラム Al2O3(99.5%) |  
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