23.オーラルケアするとアンチエイジングに |
オーラルケアトリートメントで
あなたの血管も若返る!! 2012年6月 |
→歯周病を治すと、動脈が若返ります。
「動脈の血液の流れが悪くなり、血管が狭くなってきて血栓を作ると、脳梗塞、心筋梗塞につながりかねない動脈硬化症という症状を作りだしますが、これが大きな問題なのです。現在、日本人の死因の3割はガンですが、動脈硬化が引き起こすといわれる心疾患と脳血管疾患を合わせると、ガンと同じく死因の約3割にのぼります。幸い、血液の状態も血管の状態も検査すればチェックすることができるので、気になるかたは、ぜひ検査を受けることをおすすめします。」 北青山Dクリニック院長 阿保義久さん 動脈硬化の多くでは動脈の内側にコレステロールなどが溜まり、粥状の隆起(プラーク)が生じる。プラークが破裂すると血液が固まり、動脈が詰まってしまう。
●質の悪い油や塩分、糖分を摂りすぎない。 ●BMIを記録して肥満に気をつける
●タバコを吸わないと血管の弾力性は改善する 血液をきれいにしてくれる、上質のオイルの知識をもとう。 「悪い油は血管の中を汚して血液の流れを悪くする原因となりますが、良い油は逆に、血管の汚れを洗い流し、血液をサラサラにする働きがあるといわれています。まず、オイルには飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があることはご存知ですよね。前者は肉の脂身やバターなど常温でも固体、分子構造が安定していて、そのままの状態で変わらない脂肪です。これからお話しする、積極的に摂りたい不飽和脂肪酸は、不安定である分、いろいろ変化して活性化しやすい液体のオイルです。ただし気をつけたいのは、不飽和脂肪酸の一つであるトランス脂肪酸です。植物オイルに水素添加したもので、加工油脂のショートニング、古いオイルなどに含まれていますが、悪玉コレステロールを増やすだけでなく、善玉コレステロールを減らすということが知られています。多くの加工食品に含まれていますので、なるべく摂らないように意識しています。」美容家、オーガニックスペシャリスト 吉川千明さん
鶴見大学歯学部教授 斎藤一郎さん →お口の筋力(舌・頬・唇)を保つことで、唾液をいっぱいだしましょう。
→首・肩の運動も大切です。 クロワッサン 2012年5月25日号より |