食物繊維でリスク減 不溶性食物繊維で
リスクとの関連 摂取が1日当たり7グラム以上



 穀類、野菜、果物、海藻に豊富な食物繊維の摂取量が多いほど心血管疾患のリスクは低いとの研究結果を英リーズ大のチームが英医学誌BMJに発表した。

 チームはこれらの病気と食物繊維の関係を最低3年間追跡調査した研究で、1990年から2013年にかけ発表された論文22本を解析した。この中には日本発の論文も含まれている。

 その結果、食物繊維の摂取が1日当たり7グラム増えると、病気のリスクが9%低くなるという関係が明らかになった。

 食物繊維のタイプ別に分析すると、穀類や野菜などに多く含まれる不溶性食物繊維でリスクとの関連が強くみられた。

2014年2月4日 提供:共同通信社