社会医療費の増加、働き盛り能力の損失、失火原因、幼児若者教育損失、などなどタバコの社会損失の大きさはたばこ税収を上回り、年間2000億円にもなる。 喫煙率:10年後、19%→12%に がん対策で政府が初の目標
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2012年6月8日 提供:毎日新聞社 |
子どもの虫歯の本数で全国都道府県別で全国最少を続ける本県は11年の調査でも、子ども1人当たりの平均本数が0・68本と全国最少で12年連続トップとなった。文部科学省調査によると、全国平均は1・2本だった。 調査は永久歯がほぼ生えそろう12歳児を対象に実施。県健康対策課によると、県が統計を始めた80年の虫歯平均本数5・03本に比べ、11年は7分の1以下に減った。新潟は国が全国順位をつけ始めた00年から最少を更新している。 県では70年に全国で初めて弥彦村立弥彦小学校で歯の質を強くするフッ素液体での週1回のうがいが実施された。その後県内各地の幼稚園や小、中学校などに普及した。虫歯になりやすい子どもに対して学校が医療機関に受診を勧めるといった全国的にも珍しい予防への取り組みもある。 その結果、治療済みも含めて虫歯ゼロの12歳児の割合は、80年が6・82%だったのに対し、11年は71・2%にまで高まっている。【川畑さおり】
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2012年6月6日 提供:毎日新聞社 |
【ワシントン共同】「ジャンクフードはもう宣伝しません」。米ウォルト・ディズニーは5日、同社の子供向けケーブルテレビ局「ディズニー・チャンネル」で、栄養バランスが悪い食べ物や飲み物のコマーシャルを放映しないことを決めたと発表した。 米国では肥満の子どもが急増、最近30年間で3倍になっており、肥満対策の一環。子どもの肥満撲滅運動を主導しているミシェル・オバマ米大統領夫人は「これまで大手メディアがしなかったことをやろうとしている。流れを大きく変える動きだ」と称賛している。 現在のコマーシャル契約が切れる2015年から始める。米政府が定めた栄養基準を基にカロリーや脂肪、塩分の限度を定めた指針を策定。指針に合わない食品の宣伝はしないという。
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2012年6月6日 提供:共同通信社 |
アメリカはようやく気づきはじめたか?超肥満社会の一角。 【ニューヨーク共同】炭酸飲料、飲みすぎに「ノー」。ニューヨーク市は5月31日、肥満防止のために、ファストフード店などで販売される炭酸や糖分を含む飲料のサイズを規制することを決めた。条例制定の上、早ければ来年3月にも規制を実施する方針で、米国名物の巨大サイズ飲料がニューヨークでは見られなくなる可能性が出てきた。米メディアが報じた。 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、制定されれば米国初となる。同市の成人の半数以上が肥満もしくは太りすぎとなっており、サイズ規制で飲みすぎを防ぎ、肥満率を下げたい考え。米国では近年、肥満による医療費の増加が社会問題になっており、同市の取り組みが全米に広がる可能性もある。 規制案では同市の飲食店や映画館で16オンス(約470ミリリットル)よりも大きいサイズのボトルやカップが販売できなくなる。コーラやソーダのほか、加糖のアイスティーも対象で、ダイエット飲料やフルーツジュース、アルコール飲料は対象外。食料品店やコンビニエンスストアで販売されるものも規制外となる。 同市のブルームバーグ市長は「これは市民が望んでいることだ」と規制の必要性を強調。一方で、炭酸飲料の業界団体は「市の規制案は(炭酸飲料が肥満の原因という)妄想に取りつかれたもので、健全ではない」と批判している。
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2012年6月1日 提供:共同通信社 |
喫煙の大きな損失を国や自治体も認め、平等になる法律に因る、全面禁煙を公共エリアや不特定多数の人の出入りする店舗、公園、道路、ビル、などの禁止と罰則規定を制定すべきだ。分煙エリアなどを作らせるような、コストをかける規制は無駄だ!!!まずは法律、と罰則ありきです。 世界保健機関(WHO)が呼びかける世界禁煙デー(5月31日)に合わせ、渋谷区千駄ケ谷の津田ホールで2日午後1時から記念シンポジウムが開かれる。25回目を迎える今年のテーマは「たばこ産業の干渉を阻止しよう」。日本人の死亡原因のトップとされる喫煙を減らすため、厚生労働省の担当者や研究者らが禁煙対策の推進について議論する。 シンポジウムでは、受動喫煙対策を中心に議論。現在、国会には職場での受動喫煙の防止対策を事業者に義務付ける労働安全衛生法改正案が提出されているが、たばこ産業や飲食店の反対で義務付けの規定が削除される可能性がある。パネルディスカッションは「受動喫煙からみんなの命を守るために」とのタイトルで、命を守る政策の推進を訴える。 参加無料。問い合わせはシンポジウム事務局(03・5530・9025)へ。
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2012年6月1日 提供:毎日新聞社 |
超党派の「尊厳死法制化を考える議員連盟」(会長・増子輝彦民主党参院議員)は31日、議員立法での国会提出を準備している尊厳死に関する法案の原案を修正し、免責対象となる医師の行為を、人工呼吸器の取り外しなど「現に行っている延命治療の中止」に拡大する方針を決めた。 これまでは「新たな延命治療の不開始」に限っていた。がんなどで終末期にある患者本人が尊厳死を望む意思を表示している場合で、2人以上の医師の判断を条件とする点は変わらない。 議連は6月6日に総会を開き、修正案を公表する予定。障害者団体や医療関係者、弁護士らの意見を聞いてさらに検討を続け、今国会か次期臨時国会での法案提出を目指す。ただ生命倫理にかかわるため、各党には反対の議員も多く、提出や成立の見通しは不透明だ。 修正案には、障害や重い病気で意思表示が難しい人を対象外とするため「障害者の尊厳を害することのないように留意しなければならない」との文言も追加。いったん示した意思を撤回することも可能にした。 議連は3月、法案の原案を公表。患者本人が健康で正常な判断ができる間に延命を望まない意思を書面にしていることなどを条件に、新たな延命措置を開始しないことを容認。医師は刑事、民事、行政上のいずれの責任も問われないとしていた。 修正の理由について議連関係者は「延命中止が除外されれば法制化の意味がないとの意見を参考にした」と説明。「『障害者らの命の切り捨てになる』との懸念にも配慮した」としている。
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2012年6月1日 提供:共同通信社 |
6月4日から「歯の衛生週間」が始まる。歯の健康への関心が高まり、歯磨き関連の市場は伸びている。自分に合った「お手入れ道具」を選び、上手に使いこなす方法を紹介する。【五味香織】 ◇歯周病予防には毛先の細い歯ブラシ 歯間ブラシ、フロスも ◇伸びる関連市場 厚生労働省は6年ごとに、歯科疾患実態調査を実施している。05年の調査では、歯を失う原因の一つとなる歯周病は中高年層で4割を超え、50代後半〜70代前半は5割前後に達した。虫歯がある人は、若年層では減少しているものの、25歳以上はほぼ100%だ。 こうした中、歯磨き市場は拡大傾向にある。調査会社インテージの調べでは、歯磨き剤の売り上げは、08年の701億円から11年は753億円に伸びた。 「デンターシステマ」シリーズなどを手がけるライオンによると、市販されている歯磨き剤は約50種類。中でも、500円以上の高価格帯は伸びが大きいという。歯周病や歯槽膿漏(のうろう)の予防などをうたったものが多く、1本1000円を超える商品も。生薬を配合した商品も人気だ。 歯磨き剤だけではない。歯間ブラシやフロスといった歯間清掃具も伸び盛りだ。糸ようじや歯間ブラシを製造販売する小林製薬によると、市場は10年に100億円を超えた。同社広報部は「歯周病の予防などを意識して、歯のお手入れに投資する人が増えているのではないか」と説明する。 ◇磨き方のコツ ライオンで情報提供を担当する「オーラルケアマイスター」の平野正徳さんに、歯磨きのコツを聞いた。 まずは歯ブラシの選び方。毛の硬さは「ふつう」が一番おすすめという。歯ぐきから血が出ている時は「やわらかめ」を。「かため」は磨いた実感があり、歯垢(しこう)除去力もあるが、「ふつう」でもきちんと磨けば落とせる。 歯周病予防を意識する人は、毛先が細い歯ブラシを使うと、歯と歯ぐきの間にきちんと毛が届く。 次に磨き方。平野さんは「歯に対して垂直に歯ブラシを当て、1〜2本ずつ磨くのが基本。歯周病予防には、45度の角度で歯ブラシを当て、歯と歯ぐきの間に毛が入るように」とアドバイスする。 歯並びに凹凸がある人は、ブラシを縦にして1本ずつ磨こう。力加減は「弱すぎると汚れが落ちませんが、押しつけすぎると歯ブラシの毛が曲がり、表面が磨けない。歯ぐきも傷つけてしまいます」と注意を促す。 磨く時には、歯ブラシの先端や両脇などの角をうまく使うと効果的だ。前歯の裏は「かかと」と呼ばれる下側の角を使うと汚れが落としやすい。磨きにくい奥歯は「つま先」の先端部分で丁寧に。 歯ブラシの毛先が広がったり、毛のコシがなくなってきたら、取り換え時。毎食後に磨く人の場合、目安は約1カ月だ。 ◇電動歯ブラシ 小型化・軽量化が進む電動歯ブラシが使いやすくなっている。機能も多様な商品が登場しているが、一方で「使いすぎると歯が削られる」という指摘もある。 メディカルセンター歯科(東京都渋谷区)の松下秀明院長は「歯の表面のエナメル質は硬いので、ブラシで削られることはない」と断言する。ただ、研磨剤入りの歯磨き剤と一緒には使わない方がいいという。また、歯ぎしりの癖がある人は、エナメル質が薄い歯の付け根部分に細かいひびが入り、歯ブラシでえぐってしまう可能性がある。 松下院長は「電動歯ブラシは、きちんと歯に当て、磨き残しがないように使えば、自分の力で磨くより楽」という。歯ブラシを小刻みに動かす必要がなく、腕への負担が少ないため、時間をかけて磨くこともできる。「忙しい朝や昼は5分程度でも、夜は丁寧に。湯船につかりながら、20〜30分かけて磨くといい」と話す。 歯ぐきが腫れている場合は、出血を恐れずに磨いた方がいいという。 「歯ぐきの腫れは、うっ血している状態。きれいな血に入れ替えないと症状は改善しません」 丁寧に磨けている人でも、半年に1回は歯科医師にチェックしてもらう方がいい。既に虫歯が多い人は、虫歯になりやすい原因があるため、3カ月に1回は通院しよう。 ◇歯の間もお掃除 歯ブラシを上手に使っても、歯と歯の間にある汚れを落とすのは難しい。歯間の歯垢の除去率は、歯ブラシだけだと58%だが、フロスを加えると86%、歯間ブラシを使うと95%にまで上がるという調査結果もある。 細いナイロン糸の束で作られているフロスは、狭い隙間(すきま)の汚れも落とせる。不慣れな人は、柄が付いたタイプの方が使いやすいが、使い捨てなので割高になるのと、奥歯の間は磨きにくいのが難点だ。フロスを使う習慣ができたら、糸を指に絡めて使うロールタイプに挑戦してみよう。 歯間ブラシは、2本の歯と歯ぐきの間をきれいにするのに役立つ。太さの種類が多様なので、まずは細めのものから始めたい。不慣れな人は、芯が軟らかいタイプで試すと安心だ。隙間がないのに無理に押し込むと、歯ぐきを痛めてしまうのでやめよう。
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2012年5月30日 提供:毎日新聞社 |
日産LEAF to Home、ピークシフトで発電所4基分の節電効果 日産自動車は30日、電気自動車『リーフ』から家庭に電力を供給する装置『LEAF to Home』を6月中旬から販売すると発表した。日産の渡部英朗執行役員は都内で会見、同装置を電力消費ピーク時に使えば発電所4基分の節電効果があるとの試算を示し、その社会的価値を強調した。 渡部執行役員は「一般家庭のピーク時の平均電力使用量約840wを前提に全国10%の世帯が(給電装置の)LEAF to Homeを使ってピークカットすると、カットできる電力は450万kWにもおよぶ。これは発電所4基分のピークシフトができるということだ」と説明した。 また「平日に送り迎えなどで午前、午後にそれぞれリーフで25km走行し、昼の1時から4時、最も電力を使っている時間帯にリーフから家に電力(2kWh)を供給したとすると、(リーフのバッテリーに)残る電力は15kWh。この残りの15kWhで100km以上は走行できる。従って普段、車として使いながらも十分に給電、あるいは放電システムとしても使える」と述べた。 《小松哲也》
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2012年5月30日 提供:RBB TODAY |
就職や結婚をしたいのにできない「女性ニート」の自立支援に行政などが乗り出した。親と暮らす無職女性は「家事手伝い」と呼ばれ、かつては珍しくなかったため注目されなかったが、対人関係や健康面の問題を抱えている例もある。親がいなくなった途端に生活に困るこうした女性たちが、社会と接点を持ち、貧困に陥らないようにするのが取り組みの目的だ。 今年3月、埼玉県男女共同参画推進センター(さいたま市)で、働きづらさに悩む女性の支援講座が開かれた。 「腕をぶらぶらさせてみて。肩が緩んで体が軟らかくなるでしょ?」 講師の動きに合わせ、若い女性たちが肩を揺する。一見、体操教室のようだが、これはれっきとした自立支援プログラム。仕事が長続きしない、学校でのいじめ体験を引きずっている、精神疾患があるといったさまざまな事情を抱えた受講者がリラックスできるよう、対象を女性に限定し、こわばった体をまずはほぐそうという狙いだ。 講座の内容はこうした体ほぐしなどのコミュニケーションとパソコン実習。20人の定員で2回実施したが、いずれも満員になった。 参加者の一人(33)は仕事のストレスで自律神経失調症に。「何年も療養していたけれど社会に復帰したくて。休まず通えて自信がつきました」。バイトも数日しか続かないという女性(23)は「深い悩みを話し合い、表面的ではないつながりができた」と話す。 センターの担当者は「昔なら家事手伝いの女性はいずれ結婚できたが、今は妻を扶養できる男性が減って、結婚も難しい。講座が働くステップにつながれば」と話す。 総務省の労働力調査では、ニートとされる15〜34歳の「若年無業者」は2011年時点で全国に60万人おり、その4割近くが女性。ただ、家事手伝いは含まれないため、女性ニートは実際にはもっと多いとみられる。 一方で国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、20〜64歳の一人暮らし女性の3人に1人は貧困状態。ニートはその予備軍ともいわれる。 男女共同参画センター横浜南(横浜市)は、本格就労の準備として働ける「めぐカフェ」を10年11月に開設、これまでに女性30人が仕事を体験した。表情が明るく、出なかった声が出るようになるなどの変化がある。 センターの小園弥生(こぞの・やよい)さんは「性被害に遭った女性など、男性と一緒の支援プログラムだと参加できない人もいる。DV(ドメスティックバイオレンス)被害者や母子家庭と同様、ニート女性に合う支援が必要」と語る。 社会参加が困難な若者の問題に詳しい斎藤環(さいとう・たまき)医師(精神科)は「社会に出る一歩はまず誰かとの関係を作ること。勤務時間が柔軟な『中間労働』のような場があれば、自立できる人もかなりいるはずだ」と話している。
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2012年5月2日 提供:共同通信社 |
母親の細胞遺伝とすれば、親の食性が影響? 子どもの花粉症発症の平均年齢は7・4歳、医師の9割が「子どもの花粉症が増えた」と感じている-。気象情報会社ウェザーニューズ(東京)のアンケートで、花粉症の若年化が進んでいる可能性が浮かび上がった。 調査に協力した医師からは、はっきりした要因は不明だが「高タンパク、高カロリーの食事をする子どもが増えている」「免疫力の低下」などの見方が出たという。 同社の携帯電話サイトの利用者らを対象に4月に調査。約3万人の有効回答をまとめたほか、医師50人にも質問した。 自分の子や周りの子どもは何歳ぐらいから発症しているか尋ねた結果、4〜6歳の発症が最多の27・4%。次いで7〜9歳の17・5%、0〜3歳の17・4%で、平均7・4歳となった。 子どもではなく回答者本人を対象に、いつから花粉症になったか尋ねたところ「10年以上前」が23・9%で最多。花粉症でないとの回答は18・2%だった。 花粉症で病院に通う人の割合は31・6%。地域差があり、シラカバ花粉の北海道と花粉飛散の少ない沖縄県を除く45都府県別の1位は佐賀県の46・9%で、最下位は鳥取県で15・1%だった。1日のくしゃみ回数は平均8・6回、はなをかむ回数は9・7回、目薬をさす回数は2・8回。
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2012年5月2日 提供:共同通信社 |