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中一の虫歯が過去最低に、25年前の3割以下、でもまだ、多いです。

中1虫歯、過去最低1.4本に 25年前の3割以下 学校保健統計調査

 中学1年生の虫歯本数(永久歯)は、処置済みを含め平均1・40本(前年度比0・14本減)となり、過去最低を更新したことが、文部科学省の09年度学校保健統計調査(速報値)で分かった。25年前の3割以下に減っており、文科省は「学校や家庭での歯磨き指導の成果が出ている」と分析。一方、視力が0・3未満の小学生の割合は7・27%(同0・22ポイント増)と過去最悪だった。

 今年4〜6月、幼稚園児と小中高校生の計約334万人について健康状態などを調べた。中1を対象に84年度(4・75本)から調査している虫歯本数は、90年度を除き、対前年度比で減少を続けている。虫歯(処置済みを含む)がある小学生の割合も79年度(94・76%)をピークに減少傾向が続き、今年度は61・79%(前年度比2ポイント減)。中学生は52・88%(同3・12ポイント減)だった。    一方、視力0・3未満の小学生の割合は、調査対象に加わった79年度(2・67%)が最低で、それ以降、増加傾向が続く。ただし、中学生は過去最悪だった08年度を0・45ポイント下回り、21・97%だった。同省は、視力低下の背景にはゲームやパソコンの利用時間増があると見ている。
 (加藤隆寛)

2009.12.18 記事提供:毎日新聞社