7.リカルデント
◇脱灰抑え、再石灰化を促進
近年、歯の健康維持に牛乳由来成分の「CPP-ACP」(カゼインホスホペプチド・非結晶リン酸カルシウム複合体)が活用されている。
CPP-ACPはカルシウムとリン酸によって生成された無味無臭の成分で、99年にオーストラリアのメルボルン大学で開発された成分。樹木に由来する甘味料の一種で、「リカルデント」とも呼ばれる。
虫歯は口腔内に居るミュータンス菌が食べ残しの糖質を分解して酸を出し、それが歯の表面のエナメル質を溶かすことによって発生する。(脱灰(だっかい))
しかしながら歯に脱灰部分ができてしまっても、程度の軽いうちなら口腔内を中性の状態にすれば、唾液に含まれるミネラルが脱灰した部分を修復し、自然に治すことができる。
この機能は「再石灰化」と呼ばれ、口腔内では常に<脱灰⇔再石灰化>が繰り返されていると言われており、CPP-ACPには、この脱灰を抑制する働きがあり、さらに再石灰化を促し、ミュータンス菌が出す酸に対する歯の抵抗力を高める効果もあるという。
CPP-ACPを摂取するには、歯に直接塗り込める方法、CPP-ACPを配合した牛乳やガムから摂取する方法等がある。
虫歯はならないための予防が最も重要とされており、虫歯になった部分をけずって詰め物を入れて治したと思っても、その隙間からミュータンス菌が入り込み、詰め物の下が虫歯になってしまう人も多い。
ダラダラと飲食をしたり、間食ばかりしていると、ミュータンス菌が食べ残しの糖質を分解して酸を出すことが増えるため、虫歯のリスクが高まる。
日常生活にCPP-ACPを効果的に取り入れるとともに、生活習慣そのものの見直しも欠かせない。
参考:2010年6月4日配信 毎日新聞
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