参考:布施 純郎さんのFacebookより
モンゴルはロシアや中国、インドにも協力を求め、コロナワクチンをたくさん調達したのです。主なワクチンは中国産のワクチン、シノファームですが、ロシア製やインド製のワクチンも使い、既に国民の60%以上がワクチン接種済みです。
モンゴルは、ワクチン開始前は、コロナ感染者は極めて少ない優等生の国でした。
しかし、ワクチン開始後は新規のコロナウイルスが爆発的に増加しました。現在は100万人あたり3245人で、日本の約33倍です。そして、コロナ死の99%はワクチン接種開始後に発生しました。
また、セイシェル、バーレーン、チリなどもワクチン超高接種率ですが、新規感染者数は爆発的に増加しています。
中国製のワクチンのシノファームで、コロナウイルスに対する抗体が上手くできないのではないかと言われています。
また、ファイザーやアストラゼネカのワクチンを使用しているイギリスのイングランドではどうでしょうか?
イングランドは現在はワクチン接種率が60%を越えています。新型コロナウイルス対策として続けてきた規制をことし3月から段階的に緩和していて、6月21日にはナイトクラブの営業などほぼすべての規制が撤廃される見通しでした。
しかしイングランドでは5月以降、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が急速に拡大し、ここ1週間ほどは1日の感染者が7000人を超える日が続いています。感染者のピークからは12%位ですが、日本より人口当たりでかなり多い状況です。
ワクチンをたくさんの人にワクチンを打てば、日本に集団免疫ができるのでしょうか? 私はかなり懐疑的です。WHOの会長のファウチ氏も世界各国の集団免疫に関して、難しいと感じているようです。