参考:TP Orthodontics Japan 2016年9月19日
先に行われたオリンピック、そして昨日閉会式を迎えたパラリンピック。
この夏、ブラジル・リオデジャネイロで行われたスポーツの祭典では、
10代〜30代の若い層を中心とした選手たちが、様々な活躍を見せてくれましたね。
しかし、人間というのはじつに大きな可能性を秘めているもので、
90の齢を超えてなお世界記録を更新するアスリートが何人もいます。
中でも陸上競技は、大きな功績を挙げられた方が日本にいらっしゃるようですね。
その筆頭ともいえるのが、ウサイン・ボルトに憧れて94歳で陸上を始めた
という宮崎秀吉さんです。
100歳の時にマスターズ陸上の100m走・M100(100〜104歳の部)に出場し、
世界記録を達成。そしてその5年後には、105歳の部でも見事100mを
42秒22で完走しギネス世界新記録をも樹立した、まさに奇跡の人です。
また女性では守田満(みつ)さんが、90歳で同じくマスターズ陸上の
100m走・W90(90〜94歳の部)において世界記録を更新しています。
ちなみに守田さんはそれまでも各年代の100m・200mといった様々なクラスで
歴史を塗り替えてきたスーパーウーマンなのだとか。
それから世界に目を向けてみると、アメリカのガス・アンドレオンさんという方が
103歳の時に、ドライバーで113ヤードの距離をホールインワンしたという記録があります。
この方がプロゴルファーだったかどうかは定かではありませんが、
ホールインワンの確率はプロでも1/3756程度だと言われていますから、
年齢を合わせて考えれば超ミラクルショットだったといえますね。
1世紀に及ぶ人生を送られてきた『スーパーシニア』のこうした記録を前にすると、
40代・50代などまだまだ“ひよっこ”。人生も後半に差し掛かったなどという考えは、
早く捨てた方が良いという気さえしてきます。
老いてなお現役——。『スーパーシニア』程の活躍は難しいですけれど、
できるものなら人生いつまでも“衰え知らず”でありたいものですね!