コロナ後の週末海外、ハワイが最適な理由

参考：＠m3.com 2020年6月25日

 

ぱんだ1号｜勤務医2020年6月25日

（イメージ画像：pixta）

 

皆さん、こんにちは。仕事も趣味の旅も全力で奮闘している精神科後期研修医、ぱんだ1号です。

この連載「医師のための週末海外のススメ」では、通常は忙しい医師でも、好きなときにもっと海外旅行に行く方法をお伝えしています。

しかし最近は、COVID-19の影響により多くの国で出入国制限があり、非常に海外旅行へ行きにくい状況が続いております。

そんな中で前回の記事「旅好き医師が体験、VRで旅は変わる？」では、VRでよりリアルな旅行体験が家でも気軽にできるようになっていることをご紹介しました。

さらに、こういった技術の進歩により旅行に行く人が減るのではなく、むしろ今までよりも旅行の楽しみ方が増え、充実していくだろう、ということをお伝えしました。

今はまだ海外旅行は難しい状況ですが、アフターコロナの世界でも週末海外は変わらず私たちに貴重な経験と癒しを与えてくれると思います。そこで少し気が早いですが、今回から3回に分けて、私がアフターコロナに行きたい週末海外の旅先トップ3を発表したいと思います。
初回の今回は、第3位のデスティネーションをご紹介します。

 

第3位は美しい海と自然が魅力のリゾート、ハワイ

一度そこに行くと多くの人はリピーターになります。そして、彼らは口をそろえたように「ハワイに行っていないなんて人生損している！」と話します。

アフターコロナに行きたい週末海外の旅先第3位は、今も昔も多くの日本人を惹きつけてやまない、リピーターも多いハワイです。美しい海と自然がとても魅力的な日本人にもおなじみの旅先で、行ったことのある方も多いと思います。

お店がたくさんあるのでショッピングやグルメを楽しむのもよいですし、常夏で海が綺麗なハワイはマリンスポーツを楽しむにも最適です。素敵なホテルも多いので、リゾートホテルでゆっくり日ごろの疲れを癒すのもよいですね。
ホノルルのあるオアフ島だけでなく、ハワイ島に渡ればキラウエア火山など、自然が豊かで魅力的な観光地も多いです。

このようにハワイが魅力的な旅先であるということは今更言うまでもないですが、ハワイは「アフターコロナの」「週末海外」にピッタリな旅先でもあるのです。

 

「三密」とは無縁！アフターコロナの旅こそハワイに行くべき

海外旅行が解禁されたとしても、当面はマスクなどで感染防御を行うとともに、旅先でも「三密（密閉・密集・密接）」を避けることが望ましいでしょう。そこでハワイなら、広いホテルでリゾートステイを楽しむ、外でマリンスポーツや美しい景色を楽しむなど、密な環境を避けながら十分に満喫することができます。

また、アフターコロナの海外では、残念ながら日本人、アジア人に対する差別や嫌がらせなどがないか心配という方も多いと思います。しかし、この点もハワイは比較的安心です。

ハワイには現地に住む日本人が多くいます。少し古いですが、米国勢調査局の発表する2010年のデータでは、ハワイの人口の13％強が日本人であるようです。アメリカの州別でも日本人比率はもちろん1位で、2位のカリフォルニア州（0.73％）に圧倒的な差をつけています。ハワイは日本からの観光客も昔から多く、日本との交流が深い地域です。実際、街中でもかなり日本語が通じます。

さらに日本人だけでなく、フィリピン系などのアジア人も多いようです。多様性があり日本やアジアとの関係が深いハワイでは、アメリカ本土やヨーロッパ諸国と比べて、日本人が旅して嫌な目にあうリスクは比較的低いと考えられます。

 

3日で行ける！意外とお手軽なハワイ

ハワイは魅力的な観光地であり、アフターコロナにも比較的安心して行けることが予想される国であることがわかりました。しかし、忙しい医療従事者の皆様にとって「短い日数で行けるか」というのも大切です。

そこで、実際に月曜が祝日の3連休でハワイに行くスケジュールを紹介します。

日本からハワイまでの飛行時間は8時間程度です。仕事を終えて金曜日の夜中に出発すると、金曜日の朝～昼に到着します（日付変更線を越えるので時間が戻る形になります）。

2泊3日でハワイを満喫し、日曜の昼～夕方頃にハワイを出発すると、月曜の夕方～夜には日本に到着できます。時差はありますが、夜に帰ってこられるので身体にも優しいです。

 

羽田、成田はもちろん関西国際空港や中部国際空港、新千歳空港からも同じようなスケジュールで直行便を使って行くことができます。時間的にも体力的にも、直行便で行けるのは嬉しいですね。

このスケジュールなら、3連休があれば十分にハワイを満喫できると思います。日本人におなじみの旅先であるハワイは、実は週末海外にもピッタリの旅先なのです。

 

まとめ

今回は、アフターコロナでの週末海外でハワイに行きたい理由をお伝えしました。もともと人気の高い旅先の1つですが、アフターコロナの世界ではさらに注目の旅先になるかもしれません。

私のようにハワイに行きたくてどうしても待ちきれない！という方は、以前ご紹介した「おうちでハワイ」もご活用ください。

なお、今回の記事の内容はあくまで個人の考えなので、実際に旅行される際には必ず最新の情報をお調べいただき、自身の判断でされるようお願いします。

次回は、アフターコロナに行きたい旅先、第2位をご紹介します。

＜参考文献＞
アメリカ地域ランキング
くじら倶楽部「日本人観光客の割合はどの位か？中国、韓国人観光客との比較」

 

ぱんだ1号勤務医

精神科後期研修医。旅と写真と美味しいものが好き。仕事も趣味も全力で奮闘中。