オメガ3:米、トランス脂肪酸禁止…数千件の心臓発作予防 ・18年に全廃 米当局「安全でない」

参考:2015年6月17日(水)配信読売新聞
2015年6月17日(水)配信共同通信社

米、トランス脂肪酸禁止…数千件の心臓発作予防

【ワシントン=今井隆】米食品医薬品局(FDA)は16日、マーガリンなどの加工食品に含まれ、心臓病の原因になると指摘されているトランス脂肪酸について、2018年6月以降に食品への添加を原則として禁止すると発表しました。

FDAは13年に規制に乗り出す方針を示し、その後の科学的見地からの検討の結果、食品に使うことは「安全とは認められない」と結論づけた。その上で、今回の措置の意義について、「毎年数千件の致命的な心臓発作を防ぐことができる」と説明しました。

食品業界は3年の猶予期間中に、代用の添加物を調達するなどの対応を求められます。

消費者庁によると、日本では、トランス脂肪酸に関する基準値や含有量の表示義務はない。厚生労働省の「食事摂取基準2015年版」では「日本人の摂取量はアメリカ人に比べてかなり少ない」としています。

 

食用悪玉油、18年に全廃 米当局「安全でない」

【ワシントン共同】米食品医薬品局(FDA)は16日、食用油などに含まれ、肥満や心臓病との関連が指摘されるトランス脂肪酸を、2018年6月までに食品添加物から全廃すると発表しました。

FDAは13年に廃止方針を示して科学的妥当性を検討してきましたが、最終的に食品に使う上で「安全とは認められない」と結論づけました。

食品業界は3年間で代わりの添加物を使うなどの対応が求められます。FDAは「心臓病を減らし、年間数千件の命に関わるような心臓発作を防ぐことができる」とみています。

トランス脂肪酸は油脂の加工過程ででき、食品の保存期間を延ばす効果もあります。摂取すると悪玉コレステロール値が高まり、動脈硬化や心筋梗塞を引き起こすリスクが増すとの研究結果が多く示され、FDAは06年に食品中の含有量表示を義務化しました。

一般の摂取量は大きく減ったものの、電子レンジで調理するポップコーンや冷凍ピザ、マーガリンやコーヒー用クリームなど一部の食品にはまだ含まれています。FDAはこうした食品を好む人の健康を守るためにさらに対策が必要と判断しました。

ニューヨーク市はすでに飲食店での使用を禁止。米マクドナルドなど大手外食チェーンもトランス脂肪酸の不使用を決めています。

Dr.堤より
カリカリとクリスピーな歯ごたえをつくる、熱変性した油成分トランス脂肪酸がいよいよ食品添加物から消える?アメリカの食品業界では、グルテンフリー、トランスフリーなど身体に悪影響がある食品成分を除去した製品が多い。当然加工した食品ばかりを毎日、口にしているために、肝臓に大きなストレスを掛けている。日本でも若い世代に毎日加工食品ばかりで生活していて、脳内活動が低下して、激高や、躁鬱など、軽い総合失調気味な人が増えている。自然とIQもさがる、若年から認知症にもなるし、医食同源が大事。

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