全粒穀物の摂取増で死亡23%減

参考:BMJ 2016年7月1日 (金)配信

Aune D et al. Whole grain consumption and risk of cardiovascular disease, cancer, and all cause and cause specific mortality: systematic review and dose-response meta-analysis of prospective studies. BMJ. 2016 Jun 14;353:i2716.

全粒穀物の摂取と疾患リスクの関連を検討した前向き研究45件を対象に、システマティックレビューと用量反応メタ解析で相対リスクを評価。全粒穀物の摂取量が1日90g増加すると、冠動脈疾患発症の相対リスクが0.81(95% CI, 0.75 – 0.87; I2=9%)、心血管疾患発症が0.78(同0.73 – 0.85; 40%)低下しました。全癌死0.85(同0.80 – 0.91; 37%)、全死因死亡0.83(同0.77 – 0.90; 83%)、呼吸器疾患死0.78(同0.70 – 0.87; 0%)、感染症死0.74(同0.56 – 0.96; 0%)などの相対リスクも低下しました。

【原文を読む】
British Medical Journal

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