米でワクチン接種一部中止 加州、アレルギー反応受け

参考:2021年1月19日 (火)配信共同通信社
【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州保健当局は17日、米バイオテクノロジー企業モデルナが開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンのうち特定の製品で通常より高い割合のアレルギー反応が報告されたとして、米疾病対策センター(CDC)などの調査が終わるまで接種を一時中止するよう通達しました。

 対象のワクチンは5~12日にカリフォルニア州に到着し、既に州内287施設に計33万回分以上が供給されている。アレルギー反応の詳細は明らかにしていませんが、程度は「重い」としています。

 保健当局や米メディアによると、同州サンディエゴの医療施設でワクチンを接種した際、数人にアレルギー反応がみられました。この施設以外で異常は報告されていないといいます。

 保健当局は「モデルナ製ワクチンの副作用に関するデータは少ないですが、類似ワクチンで(急激なアレルギー反応が全身に出る)アナフィラキシーが現れる確率は約10万人に1人」だとしています。

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