九州大学によりフコイダンによるACE2とウイルススパイクタンパク質(新型コロナウイルス由来)の結合阻害活性を確認

参考:PRWire 2021年1月28日 

九州大学(農学研究院 環境農学部門 サスティナブル資源科 学講座 清水邦義准教授)との共同研究により、HORIUCHI L-FUCOIDAN(ホリウチ エル-フコイダン)を用いたACE2とウイルススパイクタ ンパク質の結合阻害試験を実施しました。

新型コロナウイルスや SARS ウイルスがヒトの細胞内に侵入する際、アンジオテ ンシン変換酵素 II(ACE2)が足掛かりとなります。この ACE2 にウイルスのスパイクタンパク質が結合することを阻害することができれば、ウイルスはヒト細胞 内に進入することができないため、新型コロナウイルスに対する予防効果が期待できます。

 

資料提供:九州大学

 

本来、フコイダンとは、高分子多糖類であるが、HORIUCHI L-FUOIDAN とは同社 がもつ独自技術により分子量を 500 以下に分解した、低分子化フコイダンと呼 ばれるものであります。

実験方法としては、ACE2 とコロナウイルスのスパイクタンパク質が入ったキッ トを使用し、そこにフコイダン水溶液を添加することで、フコイダンが ACE2 と ウイルスのスパイクタンパク質の結合を阻害するかを評価しました。

その結果、L-FUCOIDAN 1.15mg/mL の濃度で約 100%の ACE2-ウイルススパイクタ ンパク質の結合阻害活性を示しました(下表左側)。一方、高分子である H-フコ イダンは、試験した全ての濃度域で約 20~30%の結合阻害活性を示したものの、 L-FUCOIDAN 程の阻害活性は見られませんでした(下表右側)。 このことから、HORIUCHI L-FUCOIDAN には、新型コロナウイルスの予防効果が期待できると示唆されます。

資料提供:九州大学

 

Dr.堤より
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