青年期肥満で成人後心血管死リスク5倍

参考:NEJM 2016年5月6日 (金)配信

Twig G,et al.Body-Mass Index in 2.3 Million Adolescents and Cardiovascular Death in Adulthood.N Engl J Med. 2016 Apr 13. [Epub ahead of print]

1967-2010年に測定したイスラエル人青年230万人(平均17.3歳)のBMIを基に、青年期のBMIと成人期の心血管死の関連を検証。4229万7007人年の追跡期間中に死亡した3万2127人中、2918人が心血管死でした。多変量解析では、青年期BMI5-24パーセンタイルの対照群と比べ、95パーセンタイル以上の肥満群の心血管死ハザード比は4.9、脳卒中死2.6、突然死2.1、総心血管死3.5でした。50-74パーセンタイル群(適正範囲内)の心血管および全死因死亡リスクは段階的に上昇していました。

【原文を読む】
New England Journal of Medicine

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です