口蓋扁桃肥大度が無呼吸低呼吸指数と有意に関連

参考:Laryngoscope 2018年1月19日 (金)配信

 咽頭手術を受けた閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の成人患者83例を対象に、口蓋扁桃の大きさとOSA重症度の関連を横断研究で検証しました。

 その結果、交絡因子で調整後の多変量線形回帰分析において、Brodsky分類に基づく口蓋扁桃肥大度は、術中に水置換法で測定した口蓋扁桃体積および無呼吸低呼吸指数(AHI)と有意に関連することが示されました(順にβ=1.8、95%CI 1.6-2.6、P<0.001、同13.5、3.5-23.6、P=0.01)。 

 なお、術中の口蓋扁桃体積とAHIには関連が示されました。

【原文を読む】
Jara SM et al. Association of palatine tonsil size and obstructive sleep apnea in adults. Laryngoscope. 2017 Dec 5. doi: 10.1002/lary.26928. [Epub ahead of print]

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