これがカラダの新常識 若さと美のヒミツ 「ダイエット&美肌&快眠の新常識」

参考:NHK総合 2016年3月23日
03月23日(水)19時30分~20時43分/NHK総合

90以上の女性誌が発行される昨今の日本で、女性の興味は「若さと美」です。もちろん女性だけでなく男性にも関係がある「若さと美」について本日は特集します。テーマは3つです。「ダイエットの新常識!」、「美肌の新常識!」、「快眠の新常識!」。

 特集するテーマは「ダイエットの新常識!」。1日に7千キロカロリー食べても太らない女性の秘密などに迫ります。

 

胃のヒミツ

 食事をした時の胃の変化を「シネMRI」で観察しました。

 

いくら食べても太らない女性

 いくら食べても太らないという女性を紹介。身長152cm、体重42kgの小柄な女性が登場し、爆食いを披露しました。

 いくら食べても太らない女性 胃の正体をシネMRIで観察。普通の女性より明らかに胃が膨らみ、観察した医師は胃の伸展する能力がすごく高いと説明した。更には女性の腸内で新たな発見がありました。

 

若さと美の問診タイム!ダイエット法

 スタジオではダイエットの経験についてトーク。「◯◯だけを食べるダイエット」などをやったが、医師らはバランスが悪い食事は失敗すると話した。ただ食べる量を減らすことは大事だとし、炭水化物を抜くことが一番効果があると説明。低炭水化物食は悪くないと話しました。

 

腸内細菌のヒミツ

 食べても太らない女性の秘密は腸内細菌。人を太らせない菌として最近発見された「ビフィズス菌」と「バクテロイデス」の写真を紹介しました。

 

“ヤセ菌”のパワー

 痩せ菌である「ビフィズス菌」と「バクテロイデス」の腸内の割合を、いくら食べても太らないという女性と比較。その割合は大きく違っていました。更に東京農工大学でマウスを使った実験を紹介します。短鎖脂肪酸を含ませた餌を食べたマウスはほかのマウスに比べ体重が低かったのです。短鎖脂肪酸は腸内細菌が作る天然の肥満を防ぐ薬と木村氏は話しました。

 

ダイエットの強い味方は腸内細菌

 痩せ菌である「ビフィズス菌」と「バクテロイデス」またそれによって作られる短鎖脂肪酸についてスタジオで解説。割合は個人差があると話し、短鎖脂肪酸はすぐに分解されるので摂取するのではなく長期的に供給されなければならないと解説しました。

 

“ヤセ菌”を増やすには?

 腸内細菌を増やす実験に岩尾が挑戦。痩せ菌の餌として「らっきょう漬け」と「オートミール」を2週間食べました。2週間後の検査の結果、岩尾の腸内細菌は健康にいい方に変化していることがわかりました。また大事なことは腸内細菌はペットのように毎日エサをやり大事に育てることだと新常識を披露しました。

 

水溶性食物繊維に注目

 「ビフィズス菌」や「バクテロイデス」などの痩せ菌を増やすためには水溶性の食物繊維が良いと説明しました。

 

若さと美の問診タイム!食事のヤセ菌度チェック

 ゲストの食事の写真を見て、痩せ菌度をチェックしまhした。白石の朝食はバランスもよくほぼ百点と評価。また松本の朝食はトーストにキムチや納豆、チーズが乗ったもので、評価は90点だったが、美味しいのかには疑問があると話しました。

 

”美腸”の新常識

 腸を綺麗にする美腸の新常識を紹介しました。ポイントは腸の筋トレ。

 

腸の筋トレとは!?

 腸の筋トレを紹介。特に必要なのは小腸。内視鏡で腸が動く様子を見せました。

 小腸の構図などをスタジオで紹介。おすすめする腸の筋トレについて解説しました。筋トレの方法は消化の悪いものを食べることです。そうすることで筋肉が強まり、粘液にも良いと説明しました。

 

縄文人”健腸料理”

 腸の筋トレの話題で、オススメは縄文人の食生活と紹介。三内丸山遺跡の様子を見せ、当時の食べ物である木の実や魚などを映しました。

 縄文人の健腸料理を紹介。刺身とワカメをシソやエゴマの葉で包み、胡麻油と塩のみのシンプルな味付け。またもずくやなめこ、いくらに山芋などネバネバしたものを合わせた料理を紹介。試食したゲストらは美味しいと高評価でした。

 

コラーゲンのヒミツ

 美肌の秘訣を街頭調査。多くの人がコラーゲンの名前を出したが、食べたコラーゲンは分解されると説明しました。美肌にコラーゲンを活かすためには、その前に別のものを摂取する必要があると伝えました。

 

若さと美の問診タイム!スキンケア

 ゲストの美肌術を紹介。三浦はヨーグルトと蜂蜜のパックをしていると話しました。

 

血管のヒミツ

 シワや薄毛など美容に関して毛細血管がとても重要だと紹介しました。花王ヘルスビューティ研究所の松尾さんは血管力が高い人は肌荒れやカサつきが他の人の半分以下だと説明しました。

 体中をくまなく覆う毛細血管。その毛細血管が美肌に対し、どのように重要な部分を占めるのかをモデルで紹介しました。

 

鍵は毛細血管

 美肌だけでなく薄毛にも重要な部分である毛細血管についてスタジオで説明しました。

 毛細血管について最近の研究で年齢とともに減っていることがわかりました。実際に30代から60代までの毛細血管の様子を紹介。4割の毛細血管が消滅すると説明しました。

 

若さと美の問診タイム!毛細血管をチェック!

 スタジオで毛細血管の様子をチェック。三浦は年齢相当。松本はすこしキケンと判断されていました。

 

ターゲットは壁細胞

 美肌に対するターゲットは壁細胞。聞き慣れない言葉だが血管を覆う重要な細胞と説明。資生堂のライフサイエンス研究センターで毛細血管を守っている壁細胞の様子を紹介しました。

 

毛細血管と肌の老化

 資生堂の加治屋さんは、加齢とともに毛細血管が漏れやすくなる。それによって栄養が行き渡らなくなり、肌自体が弾力を失い老化していくと説明。壁細胞は毛細血管の漏れを防いでいるのだと伝えました。

 

壁細胞を守る

 シワとたるみには接着剤がキーワードとスタジオで紹介しました。

 

毛細血管の“接着剤”

 毛細血管の接着剤「Tie2」について説明。更に「Tie2」を活性化させる物質「アンジオポエチン1」が壁細胞からでていると付け加えました。

 

救世主の食材とは!?

 アンジオポエチン1と同じ働きをする食材を紹介。沖縄独特の更新料である「ヒハツ」はアンジオポエチン1と同じ働きをして、毛細血管を守る壁細胞の接着剤を強化する働きがあるといいます。また同じような働きをする食材はほかに、シナモンやルイボスティーなどがあると説明しました。

 スタジオで香辛料の「ヒハツ」を体験。コショウの一種で料理に合いやすいと話しました。

 

美魔女の血管!

 美肌のための血管に対する対策を紹介。美魔女のコンテストで表彰されたこともある藤川さんは肌年齢がマイナス14歳という結果。秘密は生活の中にあるといいます。

 

血管の若さをキープ! ポイントとは?

 血管にいい生活のポイント。候補は「手軽なメイク」、「こまめな運動」、「ぬるめの入浴」。

 

”血管美人”術

 血管にいい生活の方法はこまめな運動。有酸素運動を行うことにより、血流がよくなり血管が若くなると解説しました。

 

静脈マッサージ

 赤澤医師がすすめる1日5分の静脈マッサージを紹介。ポイントは「心臓に対して遠い方から近い方へ」「やや強めになでる」「入浴中が効果的」など。

 

顔の血流アップ

 ほうれい線対策の顔の血流アップマッサージを紹介しました。

 

若さと美の問診タイム!快眠が若さの秘けつ

 快眠に関する問診。ゲストの睡眠について聞くと、三浦は1日10時間は寝ていると話し、藤吉は寝たくなったら寝ると話しました。赤澤医師は快眠が若さの秘訣だと説明。また腸にも良い影響があり、睡眠とは大きな関係があると話しました。

 

脳を“デトックス”

 睡眠が脳をデトックスしているという最新研究を紹介。脳内環境の様子などを合わせて説明しました。

 ダイエットと美肌、快眠に対する新常識を学び、ゲストらは早速実践すると話しました。またまとめとして若さと美の格言「自分にも菌にもおいしいものを」、「見た目も内側もキレイな血管から」、「若くて美しい人は内臓も美しい」、「自分の臓器をかわいがる」を提示しました。

Dr.堤より
腸内フローラの威力はすごいのです。いろいろな乳酸菌を食べましょう。それと生姜の甘酢漬けもいいのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です