参考:共同通信社 2014年12月11日
化粧品会社のポーラ(東京)が11月に発表した、女性の肌の美しさを47都道府県で順位付けした「ニッポン美肌県グランプリ」で、島根県が3年連続で1位となりました。ポーラは「日照時間の短さや肌の水分を奪う風の少なさなどが要因だが、温泉や食事など生活面の影響もあるようだ」と分析しています。その秘密はいったいなんでしょうか。
松江市内から車で15分ほどの距離の玉造温泉。「化粧水温泉」の別名で呼ばれ、日本屈指の良質な成分が豊富に含まれています。「銭湯に行く感じで温泉に入れる」と利用者の松江市の主婦山本かつ子(やまもと・かつこ)さん(54)は、その手軽さを強調。県内には400円ほどで入浴できる手頃な温泉施設が多くあります。
また島根県はシジミの産地として知られています。シジミに含まれるオルニチンは二日酔いに効くと言われているが、肌の新陳代謝を促す効果が近年注目されています。県東部には質の高いヤマトシジミが採れる宍道湖が広がります。
総務省によると、松江市民のシジミへの年間支出額は2011~13年の平均で1760円と全国1位で、2位の秋田市の倍近くとなっています。松江市で鮮魚店を営む和田勝敏(わだ・かつとし)さん(51)は「県民にとってシジミは昔から身近。新鮮で栄養満点のシジミのおかげで男の自分もつやつや肌だ」と笑いました。
喫煙率の低さも鍵かもしれない。喫煙は肌の老化を早めるが、厚労省によると島根県はかねて女性の喫煙率が低く、13年は全国で徳島に次いで下から2番目でした。
島根県出雲市の会社員村田初枝(むらた・はつえ)さん(43)は「島根が美肌県として有名になってうれしい。来年も1位を取れれば」と期待を込めました。
Dr.堤より
オルニチン効果かな?
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