ゲーム機にも映画にもVR(バーチャルリアリティ)が流行している今、子供が欲しがるといって安易に与えると取り返しのつかない事態になるということをお伝えしたいと思います。
非常に危険な研究報告をご覧ください。
正常だった子供の目が3D映画を観た後に内斜視になってしまったという、親としては衝撃を受ける内容です。4歳11ヶ月の子供でもこうなってしまうのだからやはりバーチャルリアリティは危険です。
VR開発に関わる関係者は「絶対に避けないといけない」「もっと知られるべき」と警鐘を鳴らす。
で、一応VR担当の人間から言わせてもらうと 13歳未満の子供についてはPSVR、PCVR、スマホVR含めた各種VRデバイスの使用は絶対に避けてほしい、というかVRは13歳を過ぎてからにしてほしい。販売店のスタッフが周知全然してないみたいだから大事になる前に。
というのもこの辺の子供は立体視細胞の形成途中で外的要因の影響を受けやすいらしく、特殊な目の動きを強要されるVRデバイスでのコンテンツ視聴をこの年頃の子供が行うと斜視になる危険性が大人より高いのだとか。それも治すためには外科手術が必要なレベル。
どの媒体でも構わない。VRを体験したこと有る人なら解ると思うんだけど、やってる最中は多分普段とは違う目の動きをしているはず。終わった後に目が疲れてるように感じるのはそれが半分原因になってる。大人ならこれで済むけど子供はそうはいかないって訳。
VR系のエンタメグッズはこれまでのゲームとは全く異なる危険性を含むものとして認識して欲しいです。一度斜視になってしまうと手術が必要になるので、これはもはや時間が経てば自然と治るという類のものではありません。
VR機器を発売する各社は年齢制限を設けている。
(1)Oculus Riftを販売するOculus社は「目の成長に悪影響がある」として13歳未満の子供の使用を禁止しています。
(2)PlayStationVRは対象年齢が12歳以上となっており、12歳未満は使用禁止と公式に告知されています。
(3)Panasonicは3D対応ビエラで3Dグラスを装着して観るのは5~6歳以上を目安にするようにと告知しています。
(4)ニンテンドー3DSは6歳以下の3Dモード利用禁止。任天堂は2Dモードにして利用するようにと呼びかけ、さらに保護者が3Dを制限できる機能も提供しています。
ただ、パッケージに小さな字で注意書きがなされていても気づかない人が多いのが実情です。
VRデバイスの使用に年齢制限が課せられる医学的な根拠は2つ。 1つ目は、立体認識機能が備わる以前の子供が立体視を体験して急性斜視になった事例があるからです。この危険性の基準は7歳未満。2つ目は、瞳孔間距離の調整ができないことによって斜視になる恐れがあるからです。ただし、Oculus Rift、HTC Viveには瞳孔間距離を調整する機能が、Playstation VRにはソフトウェアにて設定画面で調整する機能が備わっています。
▼詳しくは大阪大学大学院、不二門尚教授(眼科学、神経科学、医用工学)による解説をご覧あれ。こちらはVR コンソーシアム公式動画だ。
マスコミはVRに注目集まっているとここぞとばかりに取り上げているが、一方でその危険性についてはほとんど言及していない。
VR機器は子供の健康を阻害する恐れがあるものとして慎重に取り扱っていくべきです。すでにVR機器が家にあるという家庭では絶対に子どもの手の届かないところに置くように注意してください。この事実を知らず、また知っていたとしてもその影響を軽視して子供が欲しがるからという理由で買い与えてしまう親もいるかもしれません。
家族、親戚、友人などなど、この記事はあなたの身の回りのみんなに教えてあげてください。
発育期の、実体にも慣れていない、幼児などは、3Dの擬似的画像を間近で見続けると、眼球運動筋の調節に異常が生じるのは怖いね。