感染経路の徹底管理、という視点で回答したいと思います。

人口規模から考えるとたしかに、嘘かよ！と思えますよね。実際は、日本以上に徹底的に管理、対策しています。これだけやって感染者が増えるようなら、まじかよ！です。

さて、回答します。

中国では１月下旬から２月がピークでした。春節（旧正月）と呼ばれる大型連休が延期され、全国民が外出禁止状態、上海市内もほぼ人気がない状況でした。もちろん、ニュースで報道されていたとおり武漢市は都市閉鎖状況でした。これは自粛依頼ではありません、強制です。

コードの色が３色ありグリーンは感染リスク無しの意味です。例えば海外から入国した場合には黄色です。その後、２週間経過するとグリーンとなり日常生活に戻れます。これは地方都市でも徹底されていて、最近１週間ほど国内旅行で地方都市市を回遊しましたが、毎日５箇所くらいはコード提示が求められました。

最近、ビールで有名な青島市でコロナウイルス無症状感染が新規に3件発生しました。その４日後には１０００万人の住民すべてのコロナ検査が完了しています。

今でも上海では、地下鉄ではマスク着用義務、オフィスビルでは体温検査、公共施設ではコード提出が必要です。

圧倒的で強制的な感染経路の管理、これが中国の感染経路を最小限に抑えられた要因ではないかと考えています。