参考:吉冨 信長 Facebookより
「MCTパウダーはかなり使えます」
MCTオイル始めてみたけど、
胃腸の不快感やお腹が下るという人が結構います。
そういう方は
①空きっ腹ではなく食中や食後にMCTオイルを摂る。
②MCTパウダーで代用してみる
③いずれにしても量を少なめから始める。
この3点に尽きます。
MCTオイルは、亜麻仁油やえごま油のようなスプーン飲みは向いてません。胃腸の弱い多くの日本人にとって、MCTオイルは比較的刺激を感じるからです。(まあ本来なら亜麻仁油等ののスプーン飲みもどうかとは思っています)
MCTオイルはそれだけをそのまま摂るのではなく、
サラダにかけるとか、飲み物やスープに入れるとかで利用します。
まずは少量使用から慣れていってください。(もちろん非加熱でお願いします)
しかし、それでもお腹に違和感があったり、気持ち悪くなったり、お腹が下ってしまうという人は、
「MCTパウダー」をお勧めします。
国産では日清オイリオから「日清MCTパウダー」という商品が出ていますが、加工デンプンを入れているので、私は現在では使用していません。(以前、試しには使ってみました。)
私はnutricostの「MCTオイルパウダー」を使っています。これは、不快感も少なく、MCTオイルが苦手な人でも量が摂れるようになり、さらに結果が出やすいです。
有機豆乳30cc + プロテイン10〜15g + MCTパウダー5〜15g
をシェイクさせて食後に飲んだり、
または、
お湯30〜50cc + MCTパウダー15g
を混ぜて飲んだり(すぐ溶けます)しています。
エネルギー補給として、特に朝食時がお勧めです。もちろん、お昼や夕食の時にでも摂るといいでしょう。
MCTの利点は、
・とにかくエネルギー効率が良い。
・エネルギー変換の時にビタミンやミネラルをさほど消耗しない。
・消化力が弱くても大丈夫(一部は胃で分解されて胃で吸収されるくらい)。
・日本人が不足しているカルニチンを利用しなくてよい。
などにあります。
また、よく聞かれるMCTオイルの選び方ですが、もちろん国産の高品質なものに越したことはありません。
しかし、しばらく長期で継続していくとなると、誰もがコスト面で壁に当たるわけです。
そこで、私も色々と人体実験しました。高価な良いものから、一番安価なものまで。結果、安いとされるSports ResearchのMCTオイル(写真)でも問題なかったです。
ただし、Sports ResearchのMCTオイルは、ラウリン酸が結構入っています
(本来のMCTオイルは、カプリル酸とカプリン酸のみです)。
ラウリン酸は、これはこれで素晴らしい薬理作用を持っていますが、実は必ずしも中鎖脂肪酸の代謝経路とは言えず、半分くらいは長鎖脂肪酸の経路を利用してしまうため、エネルギー効率がカプリル酸やカプリン酸と比べて、落ちます。
まあ、それでも私の実験では、このオイルでもケトン体へのエネルギー効率は問題なかったので、大丈夫だと思います。
ということで、長くなりましたが、、慢性疲労の方や慢性疾患のある方は、MCTパウダーは必須アイテムとなるでしょう。