参考:Quora
井口 貴文, アマチュア作家(新人賞経験あり、出版経験あり)(2010年~現在)
回答日時:6月11日
それはですね、それが通用する時期は終わったんですよ。
日本はいち早く6,000億円の”手付け金”を使って、十分な量の確保をしました。まだワクチンができるかどうかすら分からない、完全な”賭け”でしたが、それに買ったからワクチンが確保できたんです。
失敗したらドブに捨てたのと同じだったかもしれないですし、色々批判があったかも知れませんが、当時の安倍元首相は、その賭けに買ったんですよ?
お隣はそれをせずに実質眺めていただけです。お金を投資した所と、していない所へ差を付けるのは、普通は当たり前です。何もせずにお金を渡すからくれなんて、世界は甘くありません。
それに仮にワクチンが出来なくても、大金を投じたところには、臨床試験で何をするべきが、してはならないか、そういった情報を提供してくれたかもしれませんが、何もしていなかったら、そういった情報を渡すことはしないでしょう。情報も無料ではないので。
ただし個人的には同時に国産ワクチン等の開発に600億円ほど出し、その後トータルで2,000億円を超える金額を出しましたが、こちらはダメですね。
同じ頃にアメリカは1兆円以上投資したんです。本気で国産を目指すなら、野党とか気にせずに、5兆円くらいバラまけば良かったと思います。その代わりに何が何でも開発しろってね?
国民から反発が来たら?
“5兆円で国民の命を守るための事をしている”と言って、
“これでも国民の命のためなら安いくらいだ。国民の皆さんさえ良ければ、追加で5兆や10兆円追加で出してでも、国民を守るための政治としての責任を行います”とでも言えば良かったんです。
600億円? 最初に6兆円くらいばら撒かなくて、そんな端金では出来ませんし、事実できませんでした。
海外の企業などに保険として6,000億円投資して、同時に6兆円くらい国内でも開発するから研究しろ!って言えなかった事が、ワクチンについては最大の汚点だと思います。
あとから出来上がった物だけ欲しい?
そういうのは、無視されて当然なだけです。