参考:quora 2020.9.2
手の表面は油ギッシュMAXであり、水がはじかれるので石鹸の界面活性剤の化学パワーで水を手の表面に触れさせます。つまり、界面活性剤の化学パワーで油ギッシュな手の表面の油汚れを浮き上がらせ、あとは物理の力で水によって流され除去されるという作戦です。
水で流すためにも表面に均等にウイルスサイズまで水が接する必要がありますが、油ギッシュMAXな表面では水がそこまで届きません。だって水と油というじゃないですか、水を弾いてしまってウイルスが付着しているであろう表面に物理の力で洗い流すであろう水が接触しないのですよ。接触しない以上、物理の力は働きません。まだ強い力だ弱い力だとかそういう距離ではなく遥か遠いのです。
石鹸つけて手をごにょごにょするのは化学の力で界面活性剤が手の表面の油ギッシュな表面から油を除去し、そこで物理のパワーが届くように下準備をしているのです。アワアワしているので洗っているのではありません、それは洗浄の下準備にすぎないのです。洗浄とは汚れを除去するということですので、どのタイミングで汚れが除去されるかというと、水がジャーッと手の表面の様々なものをなぎ倒しながら流し去るときです。つまり、洗浄の本分は物理であり水を流すことによって汚れやその表面についているなにかしらを除去しているのであって、石鹸そのものはその水で流しやすいようにするいわば脇役にすぎない。
さあ、これ読んだら30秒は経過してるな! 物理のターンだ! (意味:30秒は水で流しましょう)